2023年11月26日 (日)

中央アルプスからの月の出の予測

大桑村から見た中央アルプスからの月の出を撮影するタイミングを考察した。

自宅から空木岳までの距離は17Km、標高差を2000mとすると tanΘ=0.11 (2/17)

arctan(0.11) = 6.27

Arctan

ということで、自宅から空木岳を見上げが6度ちょっとだと分かる。

この日の月の角度と時間の関係は以下のとおり。
Photo_20231126202102 Photo_20231126202101

月の角度は16時で3.5度とわかる。では、一体何時に月が山の上に現れるのか。

月は糸瀬山の上に出てきた。この写真の撮影時間は16時26分。月の角度は17時で14.7度。16時が3.5度なので1時間で11.2度。30分だと5.6度くらいなので、この写真は大体8度くらいの写真だろうか。この日の月の出は15時46分なので40分後には中央アルプスのどっかから月がでてる感じなので、月の出から30分後にスタンバイすれば10分以内に撮影タイミングが来るって解釈でいいかも。
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本当は空木岳と南駒ケ岳の間位から月が出てくれることを期待してたんだけれど、、、
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夕焼けタイミングと重なって、なんともいい感じの写真だね(自画自賛)

2023年11月24日 (金)

IC-705+DXV200LとFT-450の比較

IC-705+DXV200L(200Wリニア)とFT-450(50W)の比較を3.5MHz行ったので、その備忘録。

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OM局長さん(埼玉県所沢市)から貴重なレポートを頂くことができた。アンテナは短縮ダイポール

シグナル強度:
IC-705 59+2,3dB
FT-450 58

明瞭度:
IC-705 COMPなしが一番いい。全音域が綺麗に出ている感じ。COMPをONにすると低音が強調されて聞きにくくなる(鼻が詰まった感じ)。
FT-450 低音(特に500Hz以下)が強調されている感じ。IC-705に比べて随分と聞きにくい。

IC-705+DXV200LはSSBでは200W出ていない感じ。FMでは200W出るようなので(DXV200LのFWDメータで測定)、IC-705のSSB送信出力レベルがもともと低いのか???それともDXV200Lのメーター表示の特徴なのか???しかし、DXV200LのALCレベルトリマーを動かしても出力変化がないので、DXV200L的には入力が十分に小さいように思える。

いずれにせよ、HF運用はIC-705+DXV200Lの組み合わせが良いようだ。設定はCOMP OFFで。

2023年11月23日 (木)

1.8MHzアンテナ用ローディングコイルの製作 - その3

カウンターポイズを試してみた。

まず、ローディングコイルの接続点調整用に手持ちで最大のクリップをローディングコイルに取り付けた。

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まず、カウンターポイズ取り付け前の状態を確認する。1.862MHzにてSWR=2.00だった。

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カウンタポイズとして40mにできるだけ近い長さのワイヤーを使いたい。手元にある最も長いワイヤーは電工ドラムなので、これをカウンターポイズとして使ってみることにした。給電点のグランド側にACコンセントのメスを取り付け、ここに電工ドラムを接続した。

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アース側に電工ドラムの電線を接続するACコンセントを取り付けた。

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電工ドラムの電線を全て送り出した。

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電工ドラム電線を全て送り出した状態、電線長は31.8m(20m巻き尺で計測)だった。

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この状態でのSWR=1.25で、共振周波数は1.862MHzのままで変わらずだった。

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結論:

手持ちの電工ドラムはカウンターポイズとして有効。

オマケの考察

一点考慮点として、電工ドラムは全て送り出さないといけないようだ。電線の巻きが残っているとSWRは下がらず共振周波数も変わる。これはドラムに残っている巻き線がコイルとなってしまう(終端にインダクタンス成分を持つ)ことからなんだろうか??以下のSWRは巻き線が約4メートル位ドラムに残っている状態で測ったもの。

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2023年11月21日 (火)

1.8MHzアンテナ用ローディングコイルの製作 - その2

ローディングコイルを7MHzバーチカルアンテナに取り付けて、共振周波数を探ってみた。

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まずはローディングコイルをそのままアンテナのベースに取り付けて共振周波数を測定。
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へんなヒゲが乗っかってるけれど、共振周波数としては1.614MHzとでた。どうやらインダクタンスが思ったよりも高めのようだ。

そこで調整用のクリップを取り付けて目標周波数1.860MHzとなる点を探った。

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1.854MHzで共振するポイントを見つけた。コイル2段目の真ん中あたりだ。

計算ツールでは以下の見積をしていたので、このポイント103.5uHなんだろうと思う。実際にこのポイントでのインダクタンスをマルチファンクションテスターで測ってみた。

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ちゃんと0.1mHと表示するではないか。つじつまが合う。

ちなみにコイル全体の場合はマルチファンクションテスターは0.14mHと表示していた。ちなみに今回のアンテナの共振周波数を1.6MHzとする場合のローディンコイルのインダクタンスは142.7uHとなる。つじつまが合う。
Total height of antenna : 33.8feet = 10.3meter
Distance from antenna base to the center of the coil : 0 (base loading)
Diameter of the conductor : 0.047inch = 1.2mm
Required Inductance 142.7 microhenries

ちなみに142.7uHのベースローディングコイルを取り付けた場合のアンテナ長は7.46mとなる。
Distance from antenna base to the center of the coil : 0 (base loading)
Diameter of the conductor : 0.047inch = 1.2mm
Operating frequency : 1.86MHz
Total height of antenna :24.5feet = 7.46meter

ということで、インダクタンスは計算通りに作ってもその通りにならない場合があることが分かった(気がする)。

その他の環境要因によって、共振周波数がどのように変化するか分からっていないので、とりあえず大型クリップを取り付けてインダクタンスを調整可能なスタイルのままにしておこうと思う。

2023年11月18日 (土)

1.8MHzアンテナ用ローディングコイルの製作

軽トラ取り付け型の7MHz 1/4バーチカルアンテナで1.8MHz運用する為にローディングコイルを製作した。

まず、アンテナ仕様をネット上のアンテナ計算ツールでコイル短縮型バーチカルアンテナに要するインダクタの計算をした。

入力インプットは以下の通り:
Total height of antenna : 33.8feet = 10.3meter
Distance from antenna base to the center of the coil : 0 (base loading)
Diameter of the conductor : 0.047inch = 1.2mm
Operating frequency : 1.860MHz

以下の結果が得られた。
Required Inductance 103.5 microhenries

外径9cmの塩ビパイプに巻くとして、作業スペースの関係から一度に巻けるコイル線長が14mまでで、103uHだと17m位になってしまうので、コイル巻きを2段に分けた。コイル計算はネット上のコイルインダクタンス計算ツールで行った。

一段目:
コイル巻数:32
コイル直径:9cm
コイル長さ:9cm 
インダクタンス:62.6 uH

2段目
コイル巻数:26
コイル直径:9cm
コイル長さ:7.5cm
インダクタンス:46.7uH

これらのコイルの直列接続インダクタンス:109.3uH

中国製マルチファンクションメータで測定すると以下の結果となった。
1段目:0.07mH
2段目:0.05mH 
合計値:0.12mH

ただし、これらのコイル全体の両端で測定すると以下となった。
コイル全体の両端:0.14mH

ということで、実際どうなるかはアンテナにローディングコイルをアンテナに接続して共振点を見てみるしかなさそうだ。

以下、製作過程の記録。

直径9cmの塩ビパイプを物置で調達。30cmでカットすべく、輪ゴムをマーク代わりにする。Img05667_small

30cmでカットした塩ビパイプ。
Img05668_small

塩ビパイプに銅線固定用のネジを取り付け、銅線ガイドとしてELPAの自在ブッシュ(KG-016H)をカットして輪ゴムで仮固定する。この自在ブッシュは輪ゴムでの仮固定で十分で、実際に銅線を巻けばブッシュはしっかりと固定される。
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32ターンは9.15メートルになる。銅線端を物干しに固定して、銅線を10メートルカットする。この作業スペースの関係でコイル巻き作業を2回に分ける必要があり、結果的にコイルを2段に分けた。
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カットした銅線端を塩ビパイプのネジに巻き付けて固定する。
Img05681_small_20231118164301

銅線にテンションをかけた状態で塩ビに銅線を巻き付ける。銅線を巻き付けながら、輪ゴムを巻き込む前に輪ゴムはカットする。なので、輪ゴムをカットする道具をポケットに入れて銅線巻き付け作業を始める必要がある。
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銅線を巻き終わったら終端をネジに巻き付け固定する。
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この作業を2回繰り返してコイルを2段作る。
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コイル全体の両端のインダクタンスを計ってみると0.14mHと表示された。
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まずは次のステップとして、この状態で7MHzバーチカルアンテナのベースに取り付けて見て共振点を探ってみることにする。

2023年11月 3日 (金)

Messengerでメッセージが送れない

Messengerでメッセージを送る場合に「送信できませんでした」と表示されて送信エラーになる件の備忘録。

多分、追記をしていく事になるかもしてない。

今日はメッセージの中に特定のURLが含まれていると送信できなかった。今回の場合はFacebookのURL(https://www.facebook.com/xxxx/)。xxxは具体的なリンクが入る。自分のブログのURLが入っているメッセージは送れたので、facebookのURLに反応したようだ。

Windows上でのMessengerアプリを最新にしても改善なし。FacebookのMessageとAndroidのMessengerでも同様のエラー。なのでアプリには非依存でMessage内容に依存すると判断される。

先日はpdfファイルを送ろうとしたら「送信できませんでした。このアクションは完了できませんでした」とエラーが返ってきた。再度挑戦してみたら送信された。これは条件出しができなかった。

2023年10月20日 (金)

XnConvertで8bit BMPファイルの作成

WIRES-XのQSLカードイメージは320x240の8bitファイルが必須。

普段画像ファイルサイズ変更に使っているXnConvertでこのファイルを作った。ちなみに今使っているのは結構古くてver1.82。操作がちょっとちょっとトリッキーだったので備忘録。

動作タブにてリサイズを追加してサイズを幅320、高さ240に設定し、色深度設定でカラーを選んで32を選択する。ここがミソ。8bitなので8を選択すると4bitカラーの画像ファイルができてしまう。出力タブでは、出力ファイル形式としてBMPを選択する

Xnconvert

出来たファイルをWIRES-Xの設定->基本運用設定のQSL画像に設定すれば、このノードにアクセスした相手局の画面にこの画像が表示される。

2023年9月12日 (火)

HELLO UFO杖の製作

ちょっとしたイベントでハイテンションな衣装を着て花道を歩くことになったんだけど、ただ言われて歩くだけじゃ自分的にはつまらないので、自分なりにテーマを決めてその小道具を作った。

テーマ:HELLO UFO

設定:Neo Farmer(新時代の農夫)が杖を持ってUFOと交信する

小道具:UFOと交信する杖

杖は自然素材でつくる。2.5m以上の長さが欲しいので竹、それも古い竹でつくる。竹の先端にアンテナを付ける。杖の中央にハンディ―トランシーバーを取り付け、実際に交信ができる仕様とする。この杖を突きながら花道を歩く。

製作過程

1.短い竹にケーブル付きM型コネクターを取り付け、アンテナホルダーユニットを作る。

竹の先端を真っすぐにカットする:
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竹の節にケーブルを通す穴を開ける。
Img04103_hdr_small

M型コネクターを差し込んで保持するように竹に割れ目を入れる。竹が割れすぎないように結束バンドで保持する。
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2.竹を結束バンドで巻いてコネクターを保持して、アンテナホルダーユニットの完成。
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3.長い竹(杖本体)の先端にアンテナホルダーユニットを取り付ける。
Img04107_small

4.アンテナホルダーユニットにラジアルユニットとモービルホイップを取り付ける。
Img04114_small

5.杖本体の中央部部にハンディトランシーバー(ホルダーにいれた状態)を取り付ける。
同軸ケーブルは麻ひもで結びつける。
Img04115_small

6.全体の組み立てが終わった状態。
Img04116_small

以上でUFOと交信する杖が完成。
 Img04110_hdr_small

ジャンクケーブル(トランシーバー側BNC)で作ったのでちょっと接触が悪い時があるが、SWR2.0程度。SWRの底(1.0)は155MHzとやたら高いところにある。理由は不明。

これで小道具が完成だ。

なお、トランシーバーにはLEDネームプレートと取り付ける。表示は「HELLO UFO I’M NEO FARMER」を右から左に流す。
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2023年9月 4日 (月)

EchoLink Proxy Serverのマニュアル設定

EchoLinkのPublic Proxyに繋がらない。

繋がらないというよりも、Connectは出来るんだけれどStation Listをダウンロードできない。このため、繋ぎたいリンクノードを設定する(見つける)ことが出来ないので、接続操作に入れない。

Screenshot_20230904105618

接続先を見ているとVK3JED 199となっている。再試行をした場合の接続先もVK3JEDとなるが続く番号が異なる事が多い。どうもこのProxy VK3JEDの調子がおかしい?ようだ。Connectは出来ても、それに続くStation Listの取得でふん詰まってTimeoutとなる。

Screenshot_20230904144004

スマホ2台で試していると、片方のスマホがVK3JEDではないProxyを選択して、無事Station Listのダウンロードが出来た。やはり、自動選択されているVK3JEDに問題があるようだ。なぜ片方のスマホがVK3JEDではないサーバーを選択したのかは不明。

想像なんだけれど、アプリ側もとりあえずProxyにはConnect出来てしまうので、リカバリー動作として他のProxyに接続先を変えて再試行するような事はしないのだろう(ConnectできてServer Listがダウンロードできない状況は想定していないという意味で)。

これは、力づくで別のProxyに接続先を変えないとだめなようだ。

調べてみるとEchoLink Proxy Serverリストが、そのサーバーのStatus付きで公開されている。

Proxyserverlist

このStatusは10分間隔で更新されるようだ。少なくとも、このStatusを取得した時点ではVK3JED 199のStatusはBusyとなっている。

EchoLinkのSettingsにはCustom Proxyの設定がある。つまり、ここでEchoLink Proxy Server Listにリストされていて比較的空いてそうなサーバーをマニュアルで設定すれば動くかもしれない。

Screenshot_20230904141107

そこで(なんとなく)空いていそうなサーバーを探した。とりあえずVK2BSD PROXY #1(44.31.106.35)を設定してみる。どうもこのリストの上の方から割り当てを行っているような雰囲気があるので、サーバーリストの一番下、つまり#1だったらBusyになる確率が低いとみた。

List2

以下の通り設定した。PasswordはPUBLIC。上記のServer Listにそう書かれているのでその通り設定する。

Screenshot_20230904141857

これでうまく接続できるようになった。とりあえず、暫くこれで様子をみてみる。

ただし、この設定ではアプリ立ち上げ直後に以下のエラーメッセージが出る場合がある。特になにもしないで放っておくと、勝手にメッセージが消えてちゃんと接続してくれる。

Screenshot_20230904144849

恐らく接続時にとても短いタイムアウトが発生しているんじゃないかと想像する。結果的にサーバーから返事が返ってくるのでリカバリーされるのではないだろうか。

追記

どうも、だれか一局だけでもサーバーに接続されるとサーバーのStatusはBusyになるみたい。自分が接続と切断を繰り返すに同期して、接続先サーバーのStatusがBusyとReadyに変化することが観察された。なので、Custom Proxyで接続する場合、もし接続が出来なかったらProxy Server Listを確認してStatusがReadyのサーバーのアドレスにHostを設定変更するようにすべきだと思う。

 

2023年7月27日 (木)

WiFi速度測定

自宅のWiFi速度を測定してみた。

PCはThinkPad E580, Core i3でちょっと古い。

速度測定はUSEN SPEED GATE 02を使った。

インターネット回線はドコモ光の1G回線でV6プラスで繋がっている。WiFiアクセスポイントはNTTのPR-600KI付属のWiFiモジュールを使っている。

1Gb Ethernet

ほぼV6プラスのフレッツ網速度で動いている。

1gethernet

5GHz WiFi

5GHzはスペック上は433/433Mbpsだが、実測は以下となった。スペック値のほぼ半分の値が出た。

50ghz

2.4GHz WiFi

2.4GHzはスペック上は72/72Mbpsだが、実測は以下となった。こちらも5GHz同様にスペック値のほぼ半分の値がでた。

24ghz

光回線はWiFiの通信速度を上回る速度が出ているので、WiFiのそれぞれの周波数での速度はWiFi自体の速度だと考えられる。

 

2023年7月14日 (金)

Windows 11が勝手にシャットダウンする件

Windows 11のPCが勝手にシャットダウンするようになった。その顛末の備忘録。

そもそもWindows 11が勝手にシャットダウンする前に不可解な事が起きていた。勝手にWindows Help画面(ブラウザーでWindows Helpに関する説明表示)が現れたり、普段動かしっぱなしのアプリ(UISS)のヘルプ(具体的にはアプリのマニュアルPDF)が開いたり、更にはPDFのヘルプ(ブラウザーでのオンラインヘルプ)が開いたりしていた。

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USSIのマニュアルはF1キーを押すことで現れる。Adobe Acrobat ReaderでF1キーを押すとAcrobatのオンラインヘルプに入る。

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そういう事象がしばらく続いていたけれど、こんどは勝手にWindows 11がシャットダウンし始めた。そもそもWindows 11をシャットダウンするにはどういう方法があるのか。

  • Windowsキー+X ー> U ー> U

Img03224_small_20230714075401

  • Alt + F4 ー> Enter

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まぁ、いずれもキーボードだけで操作できるってことだ。

更に、シャットダウンしてからPINコードをキー入力しようとすると入力できない。どうもキーボードが怪しくなってきた。キーボードはELECOMのミニタイプ。

Img03221_small_20230714075401 Img03222_small_20230714075401

キーボードをLenovo製に交換してみた。PINは正しく入力できる。

どうやらキーボードが壊れているようだ。それも、時に勝手にキーコードを送っているに違いない。それでWindows 11側はそのキーコードに反応して動作しているのだろう。UISSのマニュアルが表示されてしまうのも、そのあとAcrobat Readerのヘルプが表示されてしまうのも、それらアプリの画面が最前面のアクティブアプリだからで、そこにキーボードから変なキーコードが送られてくると、アプリはそのキーコードに反応してしまうと思う。

見方を変えれば、キーボードが壊れて予期しないキーコードが勝手に発生するとどういう動作が誘発されるか分からないって事だ。ちょっと怖い感じもする。

以上。

 

 

2023年6月24日 (土)

軽トラ搭載7MHz 1/4λホイップの考察

軽トラに搭載した7MHz 1/4λ垂直ホイップアンテナについて改めて検証したのでその記録。

軽トラ搭載7MHz 1/4λ垂直ホイップアンテナは17段FRPポールの3段目根元にワイヤーを取り付けて垂直ホイップとして構成した。けれども、ワイヤーの長さが7メール台とあまりに長さが短いのが疑問だった。でもこの長さでSWRは1.0まで落ちている。

たまたまなんだけれど、自分がゲットしたFRPポールの先端6段はカーボンファイバーであることが判明。つまり先端6段は導体なわけだ。これがワイヤーが短くなっている原因だろうということで寸法検証を行った。

まず、ワイヤーの取り付け位置はポール先端から246㎝の所に設定していた。これは3段目の根元になる。

Photo_20230624194101

ワイヤー先端取り付け部から3段下(つまり6段目)まではカーボンファイバーだ。その長さは271㎝ある。ここでワイヤーとカーボンファイバーポール間でAC結合されていることになる。

L

この状態のままワイヤー終点までポールを延伸した。調整の結果ワイヤー長さは786㎝となった。その結果、ポール先端からワイヤー終点までの全長は1032㎝となった。

Photo_20230624193302

ワイヤーの長さ調整調整は両端をギボシ端子(オスとメス)にしたケーブル片を継足しながら行った。

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ケーブル終端は同軸ケーブル接続ボックスに繋いでいる。ボックスのアース側は軽トラ荷台に接続している。

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IC-705のSWRグラフでSSB周波数帯はほぼほぼSWR1.0になっている。

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以上をまとめると、ワイヤーとカーボンファイバー部分で1032㎝長のアンテナとして機能していると判断できる。7.100MHzの1/4波長は1056cmなので、短縮率は1032/1056=0.977と計算できる。

案外、カーボンファイバー部の中間点にワイヤー先端を固定しているのがミソなのかもしれない。これにより、ワイヤーとカーボンファイバー部分とのAC結合がしっかり取れる上に、ワイヤーより先のカーボンファイバー部分がワイヤーの延長として機能できているのだろう。

2023年6月14日 (水)

DXV200L JARD保証認定について

DXV200Lが届いた。

初回JARDへのメール送信

200W運用するには現在の固定局に装置追加申請をして、空中線電力を200Wに変更する必要がある。

今回追加する装置はIC-705+DXV200Lの組み合わせ。

JARD保証認定申請をするには、まず総務省の電波利用・電子申請届出システムLiteで変更申請原稿を作成する必要がある。

変更申請は空中線電力と工事設計書の2点で行った。空中線電力はDXV200Lが200W送信できる周波数に対して200Wに変更する。それ以外は現行の無線局免許状のまま。工事設計書は送信空中線の形式を指定する為に記載を入れた。それ以外の変更はなし。これをZIPファイルとしてダウンロードした。

装置についてはIC-705とDXV200Lの組み合わせである旨をJARD申請書に記載し、上記ZIPファイルを添付し送信した。

直ぐにJARDからメールが飛んできて、4100円の支払い指示を受け取った。で、これも即指定口座に振込した。これが6月8日木曜日の出来事。

2回目JARDへのメール送信

6月13日火曜日にJARD担当者からメールが届き、以下の作業を求められた。

  1. 電波の強度に対する安全施設に関する資料の提出
  2. 16工事設計書の入力
  3. 送信機系統図の添付

1について

1の電波強度の対する資料はつい最近必要となったようだ。JARDからのメールには以下が書かれていた。

2023年3月22日に「アマチュア局の無線設備の保証に関する要領」が改正され、「移動しないアマチュア無線局」に対し、電波の強度に関する安全施設について、保証願書内での措置確認に加え、その根拠となる数値を書類により確認する審査が追加されたため、書類の提出をお願いするものです。
本件の周知が充分にできていないことにつきましては、お詫びを申し上げます。

つまり2か月ちょっと前に要領が改正され、移動しない局は電波強度資料の提出が必要となったようだ。この資料は実測ではなく計算で求めればよく、そのためのエクセルファイルのダウンロード元リンクがメールに記載されている。

このエクセルファイルをダウンロードして、総務省の資料を参考にパラメータを設定して判定〇になることを記載した。ただしこのエクセルファイルは何だか動かない(値がエラーになる:#VALUE)セルがあって(自分のエクセルが古い??)、そこはセルに書かれている条件式を見ながら値を手入力したりした。なお、エクセルファイルの記載項目は以下のとおり。

周波数帯
送信機出力P[W]
給電線損失[dB]
平均電力率[倍]
アンテナ利得G[dBi]
送信空中線の高さ[m]
人が通常出入りする場所との高低差[m]
送信空中線直下からの水平距離[m]
送信空中線との距離R[m]
大地反射の考慮の有無
大地反射の補正係数K[倍]
付近の建造物による強い反射の有無
付近の建造物による強い反射による補正[倍]
算出電界強度E[V/m]
基準値 [V/m]
適合性判定結果

2と3について

2については、総務省の申請Liteにて変更申請書を起票した。それにより、今回の変更申請内容は①送信出力と②工事設計書の2点になる。送信出力はDXV200Lを通して送信する1.8/3.5/3..8/7/10/14/18/21MHzを200Wに変更し、工事設計書は今回追加する送信機(IC-705+DXV200L)について記載した。電波形式はA1A(CW)とJ3E(SSB)の2つに限定した。終段や電圧はDXV200Lのマニュアルから記載した。ただし、終段電圧が仕様では130Vとなっているが系統図では120Vとなっていたので系統図の120Vを記載した。というのもこの系統図も提出するので。
系統図はIC-705とDXV200Lを接続した簡易的なブロックダイヤグラムに加え、IC-705の系統図(本体付属資料)とDXV200Lの系統図(本体マニュアル記載)の2つをスキャナーでスキャンし、合計3つのPDFファイルを系統図として工事設計書に添付した。これら全部を申請LiteでZIPファイルとしてダウンロードした。

これらエクセルファイルとZIPファイルをメールに添付して6月14日水曜日朝7時過ぎにJARDに送った。

3回目JARDへのメール送信

6月14日水曜日(同日)14時30分前にJARD担当者からメールが届いた。修正依頼が書かれていた。ポイントは以下の2点。

  1. 電界強度資料について給電線損失値が大きすぎる。要修正。
  2. 電界強度はDVX200Lを通さない他の周波数(送信出力を変更していない主端数)についても要記載。

給電損失が大きすぎるという指摘だけれど、この値は総務省の計算例資料の値をコピーしたものだった。そういう意味ではとんでもない値ではないとおもうんだけれど、JARD担当者はメールに参考値として以下を記載していて、他の周波数はJARLのWEBページを参考にするよう書かれていた。

  • 5D-FB0.2010mあたり)/7MHz
  • 8D-FB0.1110mあたり)/7MHz

でもこのJARLのWEBページはHFは30MHzしか書かれておらず、5D-FBは0.33dB/10m となっている。この損失値は周波数の関数であるのだけれど、30MHzしかわからない。そこでネットでケーブル損失が計算できるところを検索して、見つかったアンフェノールWEBページの損失計算を用いた。ここでの計算ではJARLのWEBページとほぼ同じ損失値となる製品名:LMR-240-FR(Product Family:LMR)を使ってHFは20メートル、V/UHFは15メートルで計算して損失値を求めた。
これらの計算値をエクセルに記載し、28MHz以上の平均電力率を1にして(FMの平均電力率がわからなかったので。CWは0.5、SSBは0.16とエクセルには注釈されている)。なお、50/145/430MHzの給電損失はJARLのWEBページに記載されている値を用いることにした。

修正したエクセルファイルを添付してJARDに6月14日15時55分に返信メールを送った。

速攻で返事が来た(6月14日17時05分)

メールには内容確認の結果、先に進める旨が掛かれていた。更に以下の記載があった。
2023
622 18時以降に、保証書のデータおよび補正した電子申請用のデータをメール添付でお届けいたします。(工事設計書情報ほか、必要事項を当方で修正しました)

いろいろと修正もしてくれているようで有難い。6月22日(木曜日)というと一週間後になる。今日は6月14日水曜日だけれど、既に17時過ぎだったので、明日の木曜日から起算して一週間後ということかと思う(この一週間の意味がわからないけれども)。

つづく。。。(追記します)。

2023年6月 9日 (金)

WordpressのCocoon設定が固まる件

WordpressのCocoon設定が固まる件の備忘録

WordpressのCocoon設定をChromeで行おうとするとブラウザーが固まってOut of Memoryとエラーコードを表示するようになった。Cocoon設定ページは一瞬動くように見えるんだけれどすぐに固まる。何かをやっているみたいだ。

Firefoxではそんな事が起きないのでChromeの問題であることは明らか。

キャッシュを消したり、いろいろとChrome設定を変更したりしたけれど効果なし。で、インストールされている拡張機能を見てみた。なんか怪しいのがある。

Photo_20230609102601

これをDisableにしてみた(右下のスライドスイッチをOFF)。そうしたらOut of Memoryの表示が止まった。マカフィーがCocoon設定ページに対して何かをやってるんだと思う。頼んでもいないのに、、、

以上備忘録。

2023年4月29日 (土)

NTT IPv6プラスで速度出ない件

ネット速度が異様に遅くなった。リモートデスクトップ画面が固まってしまう。

インターネット速度を計ったら数Mbps程度に低下していた。これはおかしいと思い暫くしてからSpeed Testで測定したらフレッツ網速度も20Mbpsと緯度になっていた。

現在の環境はドコモ光契約のフレッツ光ネクストの1Gプランで、IPv6のV6プラス。2020年の開通当時は500Mbps程度の速度がでていた。V6プラスが動いていないのか?と思いチェックしたがV6プラスで動いていた。この時点において、Speed Testはインターネット、フレッツ網ともに90Mbps前後の値を出していた。つまり、このレベルにトラフィックを落としているのはフレッツ網が原因といえる。

ドコモ光のサポートに電話したところ、それは機器故障で対応するとそちらにまわされた。で、PR-500KIホームゲートウエイの交換手続きをされた。無料で翌日配送で届くという。但し交換に当たっては一時的にネットワークが使えなくなるとの話。交換機が届いて交換する過程においてネットワークが不通になるのは当然と思うと同時に、無料でホームゲートウエイを交換できるということで交換を了承した。ただ、フレッツ網の速度が出ていないのでホームゲートウエイを交換することに、ネットワーク速度の改善の観点からは意味があるとは思えなかったが。

暫くしてネットが繋がらくなった。

慌ててサポートに電話したところ、交換する新しいホームゲートウエイにMACアドレス登録を差し替えたので、古いホームゲートウエイでは認証がエラーになるとの事。

そんな事聞いてないんですけどー。

電話の相手は「新しいホームゲートウエイの到着を待つしかない」という。なんということだ、、、、まさか交換品の発送手配の時点でネットワークが不通になるとは。。。。配達はなる早の翌日午前中指定にしたのは不幸中の幸いだった。しかし、丸一日近くネットがつかえなくなる。ただしこの状態でも光ケーブルでのテレビは受信できた。

翌日朝9時過ぎにホームゲートウエイが届いた。

Img05330_small

中身は返送用紙袋、大きい箱、小さい箱の3つ。
Img05331_small_20230429133801

小さい箱にはホームゲートウエイに装着するWiFiアダプターが入っていた。
Img05332_small

大きい箱にはホームゲートウエイ、底面板、説明書、返送伝票などが入っていた。
Img05333_small

まず、古いホームゲートウエイの取り外しから。同封されていた交換手順書通りに進めた。

ステップ1:光コンセントから光ケーブルを抜く
Img05335_small

ステップ2:本体に繋がっているACアダプター、LANケーブル、テレビケーブルを外す。
Img05336_small

ステップ3:底面板をはずし、光ケーブルコネクター部分のカバーを底面側にスライドして外す。
Img05337_small

ステップ4:光ケーブルを抜く。
Img05338_small

以上で取り外し完了。
Img05339_small

新しいホームゲートウエイ(PR-600KI)のとりつけを行う。
Img05340_small

光ケーブルコネクターのキャップを外す。
Img05341_small

光ケーブルの差し込み。
Img05342_small

カバーを取り付け、底面版を取り付けて完了。
Img05343_small

光ケーブルを光コンセントに差し込む。
Img05344_small

光コネクタのシャッターが閉じているので、親指でスライドしてシャッターを開ける。
Img05345_small

光ケーブルを光コンセントに差し込む。
Img05346_small

LANケーブル、テレビケーブルを取り付けて、電源を取り付ける。1分足らずで認証ランプが点灯し、開通したことがわかる。
Img05348_small

 

早速速度測定を行った。結果は想定通りに変化(改善)せず。はやり、フレッツ網でサチっている。
Photo_20230429135402 Photo_20230429135401

この後も頻繁に測定を繰り返したが90Mbps前後で安定している。どうやら90MbpsあたりでQoS設定がされているようみ見える。

この後、再びサポートに電話したけれども、返答をまとめると「この程度の速度が出ていればNTT的(ドコモ光的)には問題ないと判断する」であった。残っているのは訪問サポートということだったけど、その場合訪問サービスマンがNTT側には問題ないと判断した場合、もれなく8,250円の出張料請求が発生するとのこと。まずまちがいなく請求書が渡されるのだろうから断った。サポートの電話はエンドユーザーの機器故障対応コールセンターにつながるようなので、ユーザーによる機器交換か問サポートしか提示できないようだということも分かった。だからコールセンター担当者は「もう、訪問サポート以外にご提案できるものはありません」と繰り返すのみになってしまう。機器交換して改善しないのに何を訪問サポートで確認するのか、こちらはフレッツ網の速度低下を調べて欲しいのだと繰り返すのみ。すれ違いは解消されなかった。ドコモにメンバーログインしてドコモ光のサポートページを辿ると、ドコモ光的には10Mbpsでていればシステム的には正常と判断すると書いてある。なんということだ。

まとめると、ドコモ光はベストエフォートサービスで1Gで契約してもその100分の1の10Mbpsでていればサービスレベルを満たしているとNTTは判断している。現在フレッツ網は90Mbpsで安定しているところをみるとQoSを90Mbps前後で設定していて、それ以上は出せない(帯域を独り占めできない)設定になっているようだ。安定して通信速度を得たければIPv6に切り替える事をドコモはガイドしているが、2023年4月末時点において、そのIPv6での最高速度が90Mbpsなのだ。

どうにもこうにも手詰まりだ。現在はドコモ光1Gだが、これを10Gにすることで改善するか。。。それくらいしか次の手がみつからない。

2023年4月26日 (水)

運転免許証更新 海老名警察署にて

海老名警察署での運転免許更新方法の記録、ただし優良運転者に限る。

前日までに最寄りの大和警察署構内にある交通安全協会で証紙3000円を購入。自分はこの時更新通知ハガキを持って行かなかったからできなかったけれど(というかその必要性を後から知った)、証紙購入時に教本ももらっておくこと。

海老名警察署の駐車場は構内にある。駐車台数は多くはないけれど朝9時前に行けば結構空いていると思う。9時前に行っても建屋の中には入れる。ただし窓口はしまっている。けれどもATMに似た書類作成機械は動いてるので、窓口オープン前に書類を揃えられる。

9時5分前に着いたけれど、自分以外にだれもおらず、自分が一番乗りとなった。9時になって窓口が開いて書類を出したら、視力検査と写真撮影を行って(2,3分で完了)、9時20分開始の講習時間が掛かれた免許証受領証を渡された。この時、教本を持っているか聞かれて「持っていない」と答えると、歩いて1分ほどの交通安全協会に教本を取りに行くようにガイドされた。このとき「こちらから電話連絡しておくので、並ばなくていいです」と言われた。

交通安全協会に行って見ると沢山の人が順番待ちになっていた。つまり、みんなここで詰まってしまって警察署にこれないのだということが判明。ここで待っていたら9時20分に警察署に戻れない(何時に戻れるかわからない)ので、上記ガイドがあったわけだ。

窓口に割り込んで「教本を取りに来ました」というと「藤原さんですね。警察署から電話がありました」と周りの人に聞こえるように言ってくれた。そりゃ、待っている人たちからすると「あいつはなんだ!」って思うだろうからね。

ということで、事前に証紙を交通安全協会で購入するときは教本もあわせてもらっておくべし、ということなのだ。

9時20分開始の講習は自分も含めて5名だけ。30分で終了。終了後窓口前に来ると沢山の人が集まっていた。たとえ9時に証紙を持たずに来ると講習は2回目以降(10時20分開始)になってしまう可能性大だから1時間30分はかかってしまうわけだ。

自分は8時55分に着いて9時50分に終了。合計55分。

なお、自分の古い免許が欲しければ、新免許受領時に「古い免許が欲しい」といえば、穴あけ(神奈川県のマーク)して無効とスタンプして古い免許証がもえらえる。

Img05262_small

次回も優良運転者だったらこの方法で行こう。しかし、ここが一番の課題だね。

 

2023年4月 9日 (日)

デスクトップ上の全てのウインドウを最小化する

備忘録

Windows + M : 全てのウインドウの最小化。つまりデスクトップだけになる。

Shift + Windows + M : 全てのウインドウを元にもどす。

2023年4月 4日 (火)

Windows 11で画面をひっくり返す

備忘録

Alt + Ctl + 矢印キーで画面の向きが変わる。

 

2023年3月26日 (日)

UISSでの通信 その2

ISSが日本海を通ったタイミングで通信を試してみた。 

以下が自分が送ったシグナル。

Uisslog0326_20230326163801

ISSのログをみると15時47分16秒に送ったポジションデータのみが受信されたようだ。

Recentactivity0326

JK1ZRW-11が受信したISSパケットも同じ結果となっている。

Jj1wtk0326

残念なのはJM8SMOが当局宛に信号を送ってくれてたのに、それが受信出来なかったことだ。

日本アマチュア無線工業会のアンテナ利得大研究資料をみると、5/8λGPの段数による指向性特性がわかる。
Photo_20230326165401
今回の通信で使っていたのは3段GP。これは仰角がほとんどない。とりあえず2段GPに付け替えてみた。
これで次回挑戦してみたい。

2023年3月23日 (木)

UISSでの通信 その1

UISSを使ってISSにパケットを送ってみた。

ISSの軌跡をOrbTrackで確認し、日本本土上空にくるまで待機。日本上空に来たことを確認してまずはAPRS Positionを送信。次にAPRS Messageを送信、続いて再度APRS Positionを送信した。最初のAPRS PositionとAPRS Messageの間にBU2DRからRS0ISS経由信号を受信した。
Uiss1sttx

ariss.netでISSが受信した信号を確認できる。
Arisshomepage

日本の上にJA0WBTが表示されている。ISSに受信されたようだ。
Issmap

Station ListのトップにJA0WBTが座標とともにリストされている。
Issstationlist

Recent activityリストにJA0WBTがリストされている。順番に送ったAPRS Position、APRS Message、APRS Positionがログられている。
Issrecentactivity

ちなみにStation ListのJA0WBTをクリックすると、その座標情報からGoogle Mapが表示される。
Issja0wbt

以上により、3段GPでISSに145.825MHzのAPRSパケットが届くことが確認できた。

ここまでは、めでたし、めでたし。

追記

JJ1WTK局のWebページでJA局が受信したISSパケットを見てみた。

Jj1wtkreport

時間で追っていくと、最初のポジションデータ送信はJJ1WTKとBU2DRの2局が受信し、それをI-Gateに上げたのだと読める。
2023-03-23 07:33:27 : JA0WBT>CQ,RS0ISS*,qAR,BU2DR-3:=3540.79N/13738.12E-NAGANO, Japan PM85TQ {UISS54}
2023-03-23 07:33:26 : JA0WBT>CQ,RS0ISS*,qAS,JJ1WTK-6:=3540.79N/13738.12E-NAGANO, Japan PM85TQ {UISS54}
次に送ったMessage送信はBU2DRとJK1ZRWの2局が受信し、それをI-Gateに上げたのだと読める。
2023-03-23 07:34:21 : JA0WBT>CQ,RS0ISS*,qAR,JK1ZRW-11::SAT      :Hi All.
2023-03-23 07:34:21 : JA0WBT>CQ,RS0ISS*,qAR,BU2DR-3::SAT :Hi All.
最後のポジションデータ送信はJK1ZRW局が受信し、それをI-Gateに上げたのだと読める。
2023-03-23 07:36:02 : JA0WBT>CQ,RS0ISS*,qAR,JK1ZRW-11:=3540.79N/13738.12E-NAGANO, Japan PM85TQ {UISS54}

ISSはDigipeaterなので、地球から送られたパケットをレピートするわけだ。それを地球で受信している。
自分が送ったパケットはUI-View32とUISSの両方のログには残らない。なので送ったかどうかはUISSのログ頼りとなる。

解釈、合ってるかなぁ。。。。

2023年3月21日 (火)

UISSのインストール

ISSを経由したパケット通信にフォーカスしたアプリである、UISSをインストールした。

まず、UISSアプリのダウンロードURLは以下のとおり。
https://www.qsl.net/on6mu/uiss.htm
ここからWindows版をダウンロードする。

これはAGW Packet Engineのインストールを前提としている。自分はUI-View32の為に既にインストール済み。

インストール後の設定として以下の2点を行った。

自局の座標設定。これは Setup -> UISS... からSetupダイアログに入り、APRS...をクリック、Setup Your APRS Coordinates & IconをクリックすることでSetup APRS Coordinatesダイアログを表示することで可能。
Aprscordinates

最初はRF信号を表示できずに悩んだ。まずはSoftware Modem PreferenceでAGW using TCPIPを選択。次にPortsでRXをAllに設定した。これでRX、TXともにリグを通して出来るようになった。
Ussisetup_20230321140401

運用方法については改めて報告。

非Windows11対応PCをWindows11にアップグレードする方法

備忘録

非Windows11 PCをWindows10 からWindows11にアップグレード

MicrosoftからWindows11のmulti-edition ISOイメージをダウンロード
setup.exeの実行、要件を見たいしていないことを確認
sources\appraiserres.dllファイルの中身を削除(ファイル自体を消すと再度作られてしまう)
setup.exeの実行
「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の更新」をクリック
更新プログラム、ドライバー、オプション機能の入手で「今は実行しない」を選択して次へをクリック
ライセンス条項に同意するをクリック
インストール準備が完了したらインストールをクリック


10日以内ならシステム->回復->復元でWindows10に戻すことができる
10日以上に設定したかったら予め以下を実行
DISM /Online /Set-OSUninstallWindow /Value:100
Valueは日数指定、ここでは100日になる。
ただし、一旦この日数を過ぎるとWindows10に戻すことはできなくなる。

2023年3月 8日 (水)

6V/16V過電圧保護回路

IC-705のVBUSに接続されている過電圧保護用ツェナーダイオードが焼けてしまった。焼けちゃったらダメだろーって思うんだけれど。

ちなみに、リペアセンターによると焼けたツェナーダイオードは以下とのこと。
ダイオード:1SMB5920BT3G
ツェナー電圧:定格6.2V

つまり6.2V以上がVBUSラインに加わると焼けるそうだ。これは困る。なので過電圧保護回路を入れたい。

ツェナーダイオードの電圧と電源供給電圧をLM358で比較し、MOSFETをスイッチングする。MOSFETのオンオフをするトランジスタは汎用トランジスタの2SA1015だ。LEDをON/OFFする2SC15815とはコンプリメンタリな関係のトランジスタだ。回路としてはコンパレータとMOSFETにスイッチングトランジスタと、非常にシンプルな回路となっている。ツェナーダイオードを切り替えることにより、5Vラインと13.8Vラインの両方に対応できるようにした。

この回路をベースに作業を進める。なお、ツェナーダイオードからDC IN+への接続に20KΩと1KΩがパラレル接続になっている理由は本文後半に記載している。

2sa_20230318060401

 

スイッチングトランジスタとして2SJ555をつかう。2SJ555のオン抵抗が0.017Ωととても小さいためで、損失が少ないから都合がよい。

ゲートソース間電圧を確認する。

Vgs2sj380

15V時
ゲートソース間電圧 VGS > 14V となるのでIDは無限大となる。
6V時
ゲートソース間電圧 VGS > 4V となるのでIDは70Aとなり、問題なし。

次に、記事には無かったゲート抵抗を加える。必要となるデータはターンオン時の上昇時間またはターンオフ時の下降時間(どちから短い方)、ゲートチャージだ。

2sj555charactrics

2sj555qg

15V時
ゲートチャージ VGS=14Vで180nc
ターンオン上昇時間(270ns)とターンオフ下降時間時間では上昇時間が短いので、ターンオフ時により多くの電流が流れる。ターンオフ時の電流に合わせてゲート抵抗を求める。

電流値 = 180nc / 270ns = 0.67A
ゲート抵抗値 14V / 0.67A = 20Ω

6V時
ゲートチャージ VGS=4Vで40nc
電流値 = 40 / 270 =0.14
ゲート抵抗値 4/0.14 = 28Ω

以上より22Ωとしてみる。

パーツの配置を考える。配線が交差しないように、幾度かリトライ。
Img04599_small

配置が決まったのでパーツをセットして、電源ラインに1.6mm銅線を配置する。
Img04603_small

出来上がった基板。
表側:
Img04662_small

裏側:
Img04663_small

負荷として10KΩを接続して遮断電圧の調整をしてみる。
Img04661_small

9.1Vツェナーダイオード

コンパレータとして動作するオペアンプの出力が変化する時、つまり+とーの電圧値が拮抗するところではオペアンプ出力が以下のようになることが分かった。

入力電圧:15.58V オペアンプ出力 LOW

入力電圧:15.70V オペアンプ出力 HIGH

この中間電圧では以下の波形となった。

入力電圧: 15.61V
Ds1z_quickprint2_20230313135101

入力電圧:15.62V
Ds1z_quickprint3

実際問題、このような電圧で入力電圧が安定することはないと判断されるので、特に問題ないと思う。

 

3.6Vツェナーダイオード

3.6Vツェナーダイオードの場合、VR50KΩの範囲では調整できなかった。というよりもツェナーダイオード電圧が3.6Vにならず、2.0V程度になっていた。調べてみるとダイオードがにツェナー電圧によりブレークダウンするため必要な最小電流として通常5mAから10mAの間の電流が必要のようだ。適当に抵抗を決めたのが良くない。そこで電源からツェナーダイオードに繋ぐ抵抗20KΩに1KΩをパラに接続(0.95KΩ)し、電流量を増やしてみた。6Vで約6mA流れる。

結果うまくいった。

ケースへの収納

ダイソーで買ってきた3個で100円のキッチンプラケースに基板を収納した。

Img04674_small

この状態で、総抵抗5オームのセメント抵抗を取り付けて電流試験(約3A)を行った。セメント抵抗はかなり熱くなったけどMOSFETは特に発熱はしなかった。これはオン抵抗が小さいことが効いているんだと思う。
Img04675_small

蓋をして定電圧電源に接続、この先はIC-705の外部電源端子に繋がる。
Img04677_small 

まぁ、良い感じで仕上がったと思う。

2023年3月 5日 (日)

CB1300 バッテリー交換

CB1300のバッテリー、台湾ユアサは2年もたなかった。

木曽の寒冷気候、バッテリーには厳しいのかも。

昨今の経済状況から台湾ユアサは1万円を超えてる。2年前は6000円位だった。GSユアサは13000円台。なのでGSユアサを購入。

Img04542_small

 

軽トラに1/4バーチカルアンテナを取り付けた

ポールに7MHz 1/4λバーチカルアンテナを取り付けた。

ポールの上から4段目長点に巻き尺とアンテナワイヤーを固定し、ポールを伸ばした。以降、アンテナアナライザーAA-1500で共振点を探しながらワイヤー長調整を行った。
Img04528_hdr_small

ワイヤの根元はボックスで同軸に接続している。同軸外被側は車体に直接接続している。
Img04523_small

調整の結果、7.1MHzの共振点はワイヤー長7.9mで得られた。計算値(300/7.1=10.56)よりも随分と短い。
Img04526_hdr_small79mvdipole

給電点を軽トラ運転席上にずらしたりすると共振点がさらに低い周波数に移動した。アンテナ系としてどういう形になっているのが分からないが、とりあえずSWR=1.01という驚異的な値になったのでアンテナ的にはこれ以上調整のしようがない。

このあと、QRP 5Wで栃木と埼玉の局とつながりともに57のレポートを頂いた。これは使えそうだ。
Img04535_small

追伸:

移動して運用すると共振点が変化することがわかった。地面によって変化するようだ。そこでワイヤー長を調整できるように、ワイヤーを10センチ単位で切ってギボシ端子で連結した。

Img04551_small

今後、ロケーションによる共振点変化のデータを取っていきたいと思う。

 

2023年2月27日 (月)

CB1300SF ブレーキフルードとクラッチフルード交換

今年で24年のCB1300SF、車検にだそうと決めてバイク整備。ブレーキフルードとクラッチフルードの交換。

フロントブレーキリザーブタンクを開けてみる。そんなにすごくは汚れていない。タンクの底にもゴミは溜まっていない。最後の交換から4年。
Img04424_small

ブリードバルブに内径5mmのシリコンチューブを繋ぎ、ブレーキレバーを握ってブリードスクリューを緩め、フルードが出てきたらブリードスクリューを締める。この繰り返し。
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左ブレーキシリンダーも同様に。
Img04427_small

結構きれいになりました。
Img04436_small

リアブレーキも。リアブレーキのリザーブタンクの蓋はタンクを外さないと外れない。見た感じ、こっちもあんまり汚れていない。
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古いフルードをタンクからある程度抜き取ってから、新しいフルードを継ぎ足し、ブレーキレバーを押し込んで、ブリードスクリューを開けて、フルードが出てきたらブリードスクリューを締める。この繰り返し。
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さてさて、クラッチのリザーブタンクを開けてみると、こりゃひどい。随分とゴミが溜まっている。車検を頼んだお店ではブレーキフルードと同時交換してなかったみたい。ちょっと意外な状態。
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ゴミを吸い出して、新しいフルードを注ぎ足すことを数回繰り返す。
Img04431_small

カバーを外す。
Img04433_small

クラッチのマスターシリンダーがある。
Img04434_small

ブレーキと同じようにブリードスクリューにチューブを差して、クラッチレバーを握ってブリードスクリューを緩め、フルードが出てきたらブリードスクリューを締める。この繰り返し。
Img04435_small

随分ときれいになった。
Img04432_small 

という感じでフルード交換終了。

アンテナマストを軽トラに取り付け。

ヤフオク!で購入した16メートルアンテナマストを軽トラに取り付けてみた。

取り付ける前の荷台の様子。運転席後ろに取り付けてみる。
Img04403_hdr_small

マストの根元固定部。合板に角材をコの字にネジくぎで固定し、その合板をM8のボルトで荷台に固定。ボルトには大型平ワッシャを入れてある。このM8のネジは荷台取り付けネジを外して、そのネジ穴に固定している。
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ネジ位置は排水の為の段差があるので、12mmの合板を入れてある。
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マスト根元を入れた様子。
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マスト上部は軽トラの鳥居に、C型クランプで固定する。
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C型クランプにはリピート型結束バンドで固定する。
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軽トラの鳥居とC型クランプとの間に傷防止も兼ねて滑り止めのゴムを入れてある。
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アンテナマストを伸ばした状態。
Img04408_hdr_small

16メートル伸ばした状態。
Img04409_hdr_small

根元部分や鳥居との固定部に若干の隙間があるので、固定を確実にするためにスペーサーを入れる予定。

その後は10メートル電線をマストに沿って固定し、7MHz 1/4λホイップの実験に移る予定。

2023年2月25日 (土)

144MHz 垂直ダイポール

移動用アンテナの基本形として、垂直ダイポールを作ってみた。

アンテナ自体はとってもシンプルなんだけれど、持ち運びを念頭に全体を仕上げるのはちょっと工夫が要る感じ。

アンテナはアルミ線を塩ビパイプにリピート型結束バンドにて固定し、BNC (J) Wターミナルを接続し、同軸ケーブルからの直接給電としている。
Img04398_small

調整後のアンテナ総長は95cm。145MHzで短縮率0.98としても101cmと計算されるので、思いの外短い。
Img04399_small

三脚に取り付けた状態。三脚は半分伸ばした位だが、それでも給電点地上高は2m以上ある。
Img04396_hdr_small

この状態でのAA-1500によるSWRチャート測定結果が以下となる。ちょっと高め(アンテナ短め)となっているが、145MHzを中心にSWR<1.2は144.30から146MHzと運用上は特に問題がないと思われる。
2mverticaldipole

とにかく構造が簡単なので、移動先でも調整することもなく(調整するにも出来ない)運用が可能というところがうれしい。

手荷物としてまとめた姿。
Img04485_small

2023年2月24日 (金)

Windowsデスクトップ上のアプリ画面を全て最小化する方法 - 備忘録

Windows 10やWindows 11でデスクトップ上のアプリ画面を全て最小化する方法の備忘録。

Windowsキー + D

これを押すと、デスクトップ上に表示されているアプリ画面が一斉に最小化される。再び押すと元に戻る。

と~きどき、アプリ画面が全て最小化されてしまう事があったけど、どうやらこのキーをおしてしまっていたみたい。。。。しらないとちょっと焦る。

2023年2月17日 (金)

EchoLinkでの接続拒否設定

EchoLinkでの特定局からの接続を拒否する方法。ちょっと場所が分かりにくかったので備忘録。

Tools -> Preferences

Deny these calls に接続拒否局をセットする。
Disableconnect

接続拒否設定された局の端末では以下のメッセージが表示される。

Connection Failed.
Cannot connect to JA0WBT-L - Access denied

こんな表示なので、相手にはアクセス拒否設定されたことがわかってしまうんだけれども。。。。

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