2022年5月 6日 (金)

144MHz 2台のトランシーバーの干渉現象

2台のトランシーバー FTM-100DとFTM-7250Dで144MHzで運用すると、FTM-100Dの送信がFTM-7250Dが受信できなくなる現象についての記録。

構成は下図のとおり。FTM-100Dが144.540で送信すると、隣に置いてあるFTM-7250Dが144.600の信号を受信できなくなる。それぞれのアンテナは5メートル位離れている。

Photo_20220506202801

具体的にはFTM-7250DではいままでRS=59オーバーで入っていた信号がFTM-100Dが送信するとノーシグナルになる。あたかも144.600の信号がストップ(送信停止)したように見える。
ちなみにFTM-7250DでFTM-100Dが送信する144.50を受信するとフルスケールで受信される場合とRS=51で受信される場合がある。この事から、FTM-7250Dでは受信周波数またはその近傍で強力な信号を受信するとアッテネーターが自動的に働くような感じに思える。つまり、受信回路を守るため(勝手な想像)に強制的に受信アンプゲインを落とすわけだ。

でも、そんな機能が入っているとの情報はGoogle先生に聞いても出てこない。実際、そんなことちょっと考えずらい。モービル運用で隣の車が同じバンドで電波を出すと、こっちのトランシーバーが受信不能になるなってあり得ないと思う。おまけに、この現象はFTM-7250D以外でも発生するようだ(OMも別モデルのトランシーバーで同じ経験を持っている)。

この現象を回避する方法はこの記録を書いている時点では分かっていない、

2022年5月 4日 (水)

HamLogでのQSOデータ削除時の操作について 備忘録

HamLogでQSOデータを削除した時に変な行が出た。その削除方法の備忘録。

まず、以下のようなデータのCSVファイルをインポートした。
Step1_20220504211101

このデータを削除した。オプション -> QSOデータ一括削除 にて実行。
Step2_20220504211201

HamLogを再立ち上げする。すると変な行というか項目表示行が重複して表示された。
Step3_20220504211301

ここでF5キーを押すとこの重複行が消えた。
Step4_20220504211301

これできれいになった。なんでF5キーを押したかって?そこにF5キーがあったから。

2022年5月 3日 (火)

WSJT-XとHamLogの連携とQSL印刷

WSJT-XでのFT8運用ログをHamLogにもログりたい。現在はLogger32でログ中。環境を設定したのでその備忘録。

WSJT-XとHamLogのログ連携

HamLog上での設定は以下のとおり。

オプションでJ T -Get's(j)...を選ぶ。
Jtget

J T -Get'sウインドウが表示されるので、そこから表示メニューの中の表示モードとリンク設定(L)...を選ぶ。
Photo_20220503090001

表示モードとリンク設定ダイアログが表示される。「更新結果を入力ウインドウへ転送する」にチェックを入れる。
Photo_20220503090003

この操作をすると、HamLogはWSJT-XのディレクトリにあるALL.TXTをモニターして自分に関するQSOログを抜き出し、QSO結果としてHamLogの入力画面に転送してくれる。その入力画面でSaveボタンをクリックすればHamLogにログ完了。

 

では、自分以外のコールサインに対して設定するにはどうするか。例えばクラブ運用でクラブ局コールサインでのログをログしたい場合など。

そんな場合は、HamLogのオプションメニューからデータの保守(D)を選んで、別コールサイン用にインストール(B)...を選ぶ。
Photo_20220503090002

コールサインの入力画面が現れるので、そこでログしたいコールサインを入力するとそのコールサイン用のHamLogがインストールされる。そのHamLogで上記のWSJT-Xとの連携設定を行えばよい。

JA4JOE OMのホームページはとても参考になる。

 

QSLカード印刷について

QSLカードの表面は素敵な写真で飾るとして、裏面はQSO記録を記載することになる。これをログを使って自動印刷したい。オプションメニューにあるQSLカード印刷(Q)を選ぶと以下のダイアログが表示される。

Qsl

ここでは8N0OKUWA白紙縦.qslをHamLogのテンプレート白紙縦.qslから作ってみた。

ダウンロード - 8n0okuwae799bde7b499e7b8a6.qsl

この定義ファイルによって出力されるQSLカードイメージは以下のとおり。
Qsl_20220503104101

リグやアンテナの情報は上記ダイアログのRig/Antボタンをクリックすることで設定できる。上記イメージは以下の設定が表示されている。ログでは7.042MHzとなっているが、7MHzバンドだったら細かな周波数は関係なくてFreqは7と書けばよい。アンテナ高さ変数は定義ファイル内では!Hiで参照されるようだ。

Rigant

このテーブルを運用する周波数ごとに設定すればよいことになる。

これはなかなか便利だ。

2022年4月23日 (土)

Google Searchクローラーの呼び込み

ホームページを開設したけれどもGoogle検索に出てこない。Googleにインデックスを作ってもらう必要があるようだ。そこでGoogle Search Consoleでインデックス作成(クロール実行)リクエストを出したのでその備忘録。

今回新たに作成したホームページのURLを最上段のURL入力欄にいれてみると、「URLがGoogleに登録されていません」と出てきた。つまりクロール対象になっていないからGoogle検索にヒットしないわけだ。そこで「インデックス登録をリクエスト」をクリックする。すると登録可能かテストする旨のダイアログが表示さて1分ほど待たされた。
20220423-2

この後、URLがクロールキューに入った旨のメッセージダイアログが表示された。
20220423-3

これでクロールされるはずなので、暫くするとGoogle検索にひっかかってくるはずだ。

2022年4月17日 (日)

EchoLinkでのHAMSTIRの動き

EchoLinkでHAMSTIR STとHAMSTIR Xを使っている。HAMSTIR XはWIRES-Xとの相互接続のために使用。今回の構成でEchoLink側のみ、おかしな動作をするので、まずは現状の記録から。

システムの全体構成図は以下のとおり。
Photo_20220417080401

ここでの「おかしな動き」とは以下の通り。

  1. EchoLinkのUserノードからSysOpノードであるJA0WBT-Lに接続し、Transmitする。SysOpノードはRXモードになり、Userノードからの音声はHAMSTIR ST→HAMSTIR X→FTM-100Dと送られ、FTM-100Dより送信される。またHAMSTIR X→HRI-200を経由してWIRES-Xノードが接続しているWIRES-X Roomにも転送される。ここまでは想定通り。
  2. EchoLinkのUserノードがTransmitを終了すると、EchoLink SysOpノードはアイドル状態になり、FTM-100DおよびHRI-200を通した送信は停止する。ここまでも想定通り。
  3. この後(SysOpノードがアイドル状態になって1秒未満)、SysOpノードはTXモードになりUserノードに信号を(勝手に)送る。UserノードはRXモードになり、Transmitができなくなる。ここがおかしな動き。この状態では、SysOpノードはTXモードになるがWIRES-X側は送信状態にはならない。つまりEchoLink側だけが勝手にTX状態になる。なお、この現象はFTM-100Dの電源がONになっている場合にのみ発生する。

上記動作をイラストで表すと以下のとおり。

1. 
Echolinktransmit

2. 
Echolinkidle

3.
Echolinktx

この現象をEchoLink SysOp画面で見ると以下となる。
Echolinkgui

この現象の観察を通して、現時点で以下の結論に到達している。

  • 本現象(勝手にTXがONになる)はFTM-100Dの電源が入っている場合にのみ起きる。仮にFTM-100Dが変な動きをしている(電波を受信していないのに受信データをHAMSTIR Xに送っている)とすると、EchoLinkとWIRES-Xの両方が送信するはずだ。よってFTM-100Dの動作が異常だとは言えない(FTM-100DはEchoLinkだけにおかしな信号を送ることはできない)。
  • FTM-100Dの電源が入っていない状態では、EchoLinkとWIRES-X間の相互通信は問題なく実行され、本現象も発生しない。よって、HAMSTIR STに問題があるとは思えない。
  • 以上より、FTM-100Dの電源状態(信号状態)を認識することができ、EchoLink側だけにおかしな信号を送ることが出来る(EchoLinkとWIRES-Xに対して別々のインターフェースを持っている)HAMSTIR Xの動作があやしい。

要追加調査。。。。。

解決!!

HAMSTIRの開発元であるOneChipDesignより大変貴重な情報を頂く事ができ、無事問題が解消したので以下にその情報を転記(一部編集)。

問題のポイントは、送信時スケルチ出力の設定です。
[TX]: ON(初期値)にすると、送信時 Hレベルの信号が出力するようで、
受信に戻った時の Lレベルに戻るタイミングのバラツキで、
EchoLinkの方が受信信号有りと判断してしまい誤動作になるようです。

・FTM-100の設定例 (WIRES-Xノード局モードにはしない)
 設定画面に入るには、[DISP SETUP]ボタンを長押しします。
 [DATA] =>[1.COM PORT SETTING] =>[COM OUTPUT] : PACKET
 [DATA] =>[2.DATA SPEED] : DATA 1200 bps
 [DATA] =>[3.DATA SQUELCH] : 2 TX OFF

・FTM-400の設定例
 設定画面に入るには、[DISP]ボタンを長押しします。(HRI-200制御モードにはしない)
 [TX/RX] =>[AUDIO] =>[MIC GAIN] : NORMAL
 [DATA] =>[COM PORT SETTING] =>[OUTPUT] : OFF(camera)
 [DATA] =>[DATA BAND SELECT] =>[DATA] : MAIN BAND
 [DATA] =>[DATA] : 1200bps
 [DATA] =>[DATA SQUELCH] =>[DATA] : TX/RX BAND
 [DATA] =>[DATA SQUELCH] =>[TX] : OFF

 

いやぁ、FTM-100Dのマニュアルは見たつもりが、DATA SQUELCHなる設定がある事には気が付かなった。スケルチ設定のところはいろいろと設定してみたものの、それは実際の電波受信時のスケルチ設定のところどまりだった。

やはり技術力のある会社さんの製品はこういったテクニカルサポートもすごく魅力的なところだ。深々と感謝!!!

2022年4月 3日 (日)

EchoLinkに異なるスマホから同じコールサインで接続する

備忘録

自分のリンクノードには自分のスマホ(古いスマホ)から常時接続している。なのでリンクノードには古いスマホが接続中と表示されている。

出先から上記自分のリンクノードに他のスマホ(新しいスマホ)から接続すると、リンクノードの接続が古いスマホから新しいスマホに置き換わる。二重接続はしない。

新しいスマホの接続を着ると再び古いスマホに接続が戻る。

注意:同じWiFi上で上記を行うと新しいスマホはリンクノードに接続できない。上記が可能となるのはそれぞれのスマホが異なるネットワークを介してリンクノードに接続する場合のみ。

2022年3月22日 (火)

EchoLinkとWIRES-Xの相互接続(中継)の構成について

EchoLinkとWIRES-Xの中継装置を立ち上げたので備忘録。

今回構築した中継装置の概要はOneChipDesign社のHAMSTIRを使って構築した。

Img06676_small

HAMSTIR ST:EchoLinkのPCからアナログトランシーバーへのインターフェースボックス
HAMSTIR X:インターフェース分配器。2つのインターフェースボックスからのアナログトランシーバーへのインターフェースを一つにまとめて一台のアナログトランシーバーに接続するとともに、2つのインターフェースボックス間の信号中継を行うインターフェースボックス。例えば、HAMSTIR STからのインターフェース信号はトランシーバーインターフェース(Mini DIN 10p)とHRI-200に送られる。

HRI-200はWIRES-Xのインターフェースボックスなので、HAMSTIR Xを使う事で、EchoLinkとWIRES-Xとの間の中継を行うことができる。今回の中継装置ではHAMSTIR Xの先にアナログトランシーバーを接続していないで、EchoLinkとWIRES-X間の中継のみをおこなう。

Photo_20220323094101

この構成ではWindows上でオーディオ入出力レベルのチューニングが必要となる。

HRI-200ではEchoLinkからの受信音声はUSBオーディオ入力で、EchoLinkへの送信音声はUSBオーディオ出力で設定される。

HAMSTIR STではWIRES-Xからの受信音声はPCのMic入力で、WIRES-Xへの送信音声はLINE OUTオーディオ出力で設定される。

それぞれのレベルを調整することで、EchoLink上のオーディオレベルとWIRES-X上のオーディオレベルを調整することになる。

HRI-200でのオーディオレベル調整

送信音は100、受信音は71に設定した。この設定はPC上ではUSBオーディオのスピーカーとマイクのレベル設定にコピーされる。
Wires

EchoLinkからの送信はPCのLINE OUTのスピーカーレベルで設定し、100と設定した。
El_20220322193401

EchoLinkへの受診信号はMic入力としてインターフェースボックスから取り込まれる。ここではレベル100でマイクブースト20dBとした。10dBではレベル不足(EchoLink端末としてのスマホで聞くと音が小さい)で、30dBにすると音が割れてしまう。
El

 

EchoLinkアプリ上での設定

System Setup

HAMSTIR STのLINE OUTケーブルとMICケーブルを接続した端子(Audio Device)をInput DeviceとOutput Deviceに設定する。
Elaudio

Preferences

Allow conferenceにチェックをいれて複数のUserがこのLink Stationに同時接続可能とする。接続可能Station数の上限はとりあえず10とした。
Elconnections

Sysop Setup

RX CtrlはSerial CTSとする。Serial PortはHAMSTIR STをPCにUSB接続した際にデバイスマネージャに現れる2つのCOMポートの内の小さいCOM番号のCOMポートを設定する。今回の構成ではCOM5とCOM6となった。
Elrxctrl

TX CtrlはRTSとする。Serial PortはRX Ctrlと同じにする。
Eltxctrl

IdentificationではDefaultでWhile not activeにチェックが入っているのでこれを外す。そうしないと10分おき(設定値による)にEchoLink上のJA0WBTのモールス信号がWIRES-Xに中継されてしまう。
Elidentity

OptionではAnnounce connectsとAnnounce disconnectsをNoneにする。Noneにしていないと、接続・切断した際にEchoLinkから送信されるメッセージ(例:JA0WBT disconnected)がWIRES-Xに中継されてしまう。
Eloptions

 

WIRES-Xの設定

アナログSQLをNoToneにする。ToneSQLが設定されていると、EchoLinkからの信号が入ってきてもToneが付いていないので送信できない。この場合、WIRES-X上では中継局ノードが緑色のボックスで表示されるが相手に送信信号が飛ばない(トランシーバーが繋がっているノードのトランシーバーは電波を出さない)。
Wires_20220322194701

切断タイマー無効設定とする。
Wires_20220322194702

以上でEchoLinkとWIRES-Xの中継が可能となった。

 

2022年3月19日 (土)

Virtual Pre-paid (VP)カードを使ってAliExpressでショッピング

中国の通販大手AliExpressでショッピングを行った記録。

結論:

  • Vプリカがチャージ手数料が安くてGOOD。ただし、ニックネームがカード名義になるので要注意。
  • AliExpressの請求金額がバラバラ。本当に品物が来るのか???

さてさて、Mini DIN 10pメスコネクターが欲しくなったが日本のサイトでは見つからなかった。そこで検索範囲を広げた結果中国のAliExpressで当該コネクターを見つけた。

最近いろんな詐欺メールが海外から飛んでくることもあり、国外のサイトそれも中国のサイトにクレジットカード情報を送るのはちょっと心配。調べた結果、VPカードの利用が安心のようだ。VPカードはVirtual Pre-Paidカードの頭文字らしく、プリペイドなんだけれど支払いに際してはクレジットカードとして機能するカードだ。

まずは「VPカード」でGoogle検索のトップに出てきたバンドルカードのアプリをスマホにインストールしてみた。
Photo_20220319135001

登録するとクレジットカード画像がスマホ画面に表示された。残高はゼロ。まずはこのカードに3000円をチャージしたい。手数料をみると3000円から1万円のチャージで510円とある。これは高い。高すぎる。

そこで次のカードということでVプリカを試してみた。
V

こちらは3000円のチャージで200円の手数料。とりあえずこちらを選択する。こちらは手持ちのクレジットカードでチャージできる。但しそのクレジットカードは事前登録しておかねばならない。

登録時にはニックネームを設定する。これが後から支払い時に重要となる(後から分かったこと)

カードは何枚も作ることができる。その際、カード名を設定する。これは、複数のカードを作った際の作った本人にとっての識別用で、たとえばアマゾンとかモノタロウとかの決済先ごとにカードを作って、それぞれのカードにアマゾンとかモノタロウとか名前を付けることができるのだ(後から学んだこと。最初はカード名がカード名義と思っていた)。

一方、ネットでのカード決済時にはカード名義を申告しないといけない。ニックネームがこれにあたる。私の設定したニックネームを仮にHANAMARUとしよう。カード決済画面にてこれをそのままカード名義蘭に書こうとすると「名前と苗字の間にスペースをいれよ!」と警告がでた。これは困った、と思って調べてみたら、HANAMARUの文字列の好きな場所にスペースを挿入してカード名義として良いと書かれていた。で、HANA MARUとして入力したら決済できるわけだ。でもね、そんなこと、カードの作成時には教えてくれない。カード決済しようとして、カード名義蘭に入力して警告が出てから、自分でいろいろ調べて分かったこと。これは不親切だ。

まぁ、すったもんだしながらも、3200円で3000円チャージしたVPカードでネット決済ができた。仮にカード情報が漏れたとしても、被害は3000円まで。しかし、実際にカード決済する段になると、V-プリカメンバーのIDとパスワードを入力しないと支払いが出来ない認証方式になっている。これならカード情報が漏れたとしてもV-プリカメンバー情報が一緒に漏れることはないから被害に遭う事はない。

さてさて、本題のAliExpressでのショッピング。

以下をオーダーした。コネクター10個1ロットで1654円と送料449円になっている。注文の確認画面での合計は2102円。単純に円を加算すれば2103円だけれど、個別金額の為替額と合計額の為替額の差なんだろうと思う。

Aliexpress Aliexpress2

しかし、スマホに送られてきた注文詳細メールは単価が1631円で注文合計が1596円になっている。そして送料が加算されていない様子。

Photo_20220319144401

おまけにVプリカから引き落とされた金額は1618円。どれもみんな違う。

Photo_20220319144101

まとめると、ネット購入時の金額は2102円。実際にVプリカから引き落とされた金額は1618円。

何が何だかよく分からない。これが大きな金額の買い物だったらハラハラドキドキだ。

とりあえず品物が届くのを待つことにする。

2022年3月 7日 (月)

屋根裏ダイポールの外出し

屋根裏に張っていた14/28MHzと24MHzのダイポールを(ようやく)外出しした。

基本的に今ある所にダイポール端点を取り付ける事にすることを考えているけれども、一つ足りなくて新たに単管マストを立てることにした。前回畑の隅に立てた4メートル単管に2メートル単管を繋いだけれど、4メートル単管の先端に2メートル単管を差し込むのはちょっと大変だったので、今回は3メートルを2本にした。

まずは前回同様にコメリのフェンス基礎石を埋める。
Img06511_small

3メートル単管を立てる。
Img06512_hdr_small

埋めた単管の先に3メートル単管を繋ぐ。先端には垂木クランプを取り付け、そこに滑車を固定した。ロープは3mmのポリエステルロープを使用。
Img06523_hdr_small

この単管に14/28MHzダイポールの一端を取り付ける。もう一端は144/430 GPの屋根馬に取り付ける。
Img06525_hdr_small

24MHzダイポールの一端は畑隅の単管マスト(写真上のライン)に、もう一端は屋根の垂木に固定した。14/28MHzダイポール(写真の左右ライン)は若干東寄りで東西に張っている(指向性は南北を目指す)。24MHzは西寄りの東西に張って指向性は同様に南北を目指した。
Img06529_small

アンテナアナライザ(AA-1500 ZOOM)の結果は24MHzと28MHzが変。でも、24.915MHzと28.074MHzでFT-450のアンテナチューナーが動作してチューニング成功。つまり、いずれもSWR<3ということなので、共振はしているのだと思う。周波数が接近している複数のアンテナが接続されている状態ではアンテナアナライザがちゃんと動作しないということだろうか???
03072

うれしいことにヨーロッパにしっかりと飛んでいる。
202203071500to16002

拡大するとこんな感じ。実際、オーストリア、フランス、スロベニア、クロアチアの4局とQSO成功。
202203071500to1600

これでこれからのハイシーズンに備えることができる。

2022年2月23日 (水)

マイクロ波ドップラーセンサーとラズパイ上のデジタルフィルター

秋月電子のドップラー動体検知キットを組み立てた。ゴールは心拍波形の取り出し。

キットの中身はこんな感じ(リレー実装用のユニバーサル基板も付いてる)。一番右がマイクロ波センサー。
Img06391_small

まずは抵抗の分類から、、、
Img06393_small

老眼が激しい老人にはキツイ作業。
Img06397_small

実装完了。
Img06401_small

マイクロ波センサーに取り付ける。実はこの時点ではセンサーの裏表が逆だった。段ボール紙に穴を開けてセンサーを取り付けたが、なんと尻を突っ込んでた。
Img06421_small

センサー方向を直して自分の拍動を測定。オシロスコープのプローブをアンプ出力(ノッチフィルターの前)に当ている。
Img06431_small

こんな感じで拍動が取得できた。波形の最初が乱れているのはオシロスコープのトリガーボタンを押す動作が検出されているため。
Ds1z_quickprint2

次にこの出力をADC MCP3028に接続して、Raspberry Pi 4で読み込む。
Img06445_small

ADCの下に実装しているのはシグナルレベルコンバーター。ドップラー動体検知キットは5VだけれどRaspberry Piは3.3V。このため5V/3.3Vのシグナルレベルコンバータが必要になる。
Img06446_small

デジタルフィルターで濾したあとの波形。ここで使ってるデジタルフィルターについては過去の投稿をに書いていある。通過域端周波数は1Hzに設定している。
Figure_1

きれいな波形(赤線)として鼓動を濾しとることができた。

2022年2月15日 (火)

車椅子タイヤ用泥除け移動シート

車椅子に乗ったままでデイサービスに行くとなると、家の中と送迎車との間の移動が問題となる。車椅子のタイヤに泥が付くのだ。特に雨の日は玄関先が泥化するので、タイヤの溝に泥が入り込んで厄介だ。そこで玄関先と送迎車との間の移動用にシートを作成した。

使ったのはPPプレート 90x180cm 一枚。コメリで748円。

カッターナイフにて真ん中を縦にカットし、二枚重ねて、20センチ間隔で6mmのドリルで穴を開ける。その穴に5mm幅の結束バンドを通して蝶つがいのような構成にする。真ん中の2つの結束バンドにアルミ線を通して取っ手にする。
Img06374_small

結束バンドでのPPプレートの組み合わせ。
Img06381_small_20220215192101

真ん中の結束バンドにアルミ線の取っ手を付ける。
Img06379_small_20220215192101

長さが180cmあるので、車を玄関先に付ければ、長さは足りる。
Img06375_small

真ん中のアルミ線の取っ手を持ち上げると幅45センチの二つ折りになる。なにしろ軽いのがいい。
Img06376_small

使ってる様子。
Img06378_small
車椅子のタイヤで変につぶれたりすることはなく、タイヤが通っても上を歩いても形状は回復した。

結構使えそう。

2022年2月10日 (木)

AA-1500 ZOOMのBluetooth

アンテナ・ケーブル アナライザー AA-1500 ZOOMのSetting画面を見ていたらブルーツース 有効/無効の設定があるのに気が付いた。

AA-1500はBluetoothでも接続ができるんだ!ってことで普段AA-1500をUSB接続しているノートPCでの接続を試みた。PCではAA-1500を検出してペアリングが完了した。けれども、、、、

PC上で動いているRigExpertアプリであるAntScopeのSetting画面にはBluetooth接続らしき選択がない。見た感じSerial Portのみのサポートにみえる。選択肢にあるCOM3, 4, 7, 8とも既に構成済みのCOMポートだ。つまりPC上のアプリはBluetooth経由でのAA-1500接続をサポートしていない(と判断した)。
Aa1500bluetooth

いろいろと調べてみるとAndroid用のAntScopeがあることが分かった。さっそくPlayストアからダウンロードしてみる。

AntScopeをスタートすると早速Bluetoothでアンテナアナライザーを探しにいっている。AA-1500をタップすることで接続が完了する。
Screenshot_20220210092059_20220210092601

測定範囲を設定する。
Screenshot_20220210084254

SWRの測定を実行。
Screenshot_20220210084238

放っておいたらBluetooth Timeoutになった。
Screenshot_20220210084445  

以上よりBluetoothはPCアプリではなくスマホアプリで使用する前提のようだとわかった。

昔自分も英語マニュアルを日本語化するときに悩んだけれども(今は会社の翻訳ガイドがあって悩むことはない)、Bluetoothをブルーツースと訳すのはちょっと違和感を感じる。。。。

2022年2月 9日 (水)

AA-1500 ZOOMでキャパシタ測定

RigExpertのアンテナ・ケーブル アナライザー AA-1500 ZOOMを使ってキャパシタを測定してみたのでその記録。

AA-1500はR・XチャートにてLC素子の測定が出来るとある。で、実際に行ってみた。測定に先立って測定クリップを作成した。Mコネクターのメスにクリップを半田付けした。
Img06322_small

このMコネクターをAA-1500に接続した。コネクター変換アダプターがちょっとコテコテになっているがしょうがない。
Img06321_small

測定に使ったキャパシタは以下のキットを使った。精度がどの程度のものか分からないけれど、大体の目安にはなると思う。
Img06323_small

AA-1500のマニュアルによるとキャパシタの値をQ=-25からQ=-100の間で読むように(そう解釈したけれど)と書かれている。そこでQ=-25とQ=-100で測定値を取得した。キャパシタはそれぞれの容量で1個だけを測定した。

  Q=-25 Q=-100
100pF 191.5 99.1
330pF 374.6 230.5
680pF 650.7 465
1000pF 873.7 674.4
2200pF 2200 1900
4700pF 4700 4400
10000pF 9000 8900

結果を見ると330pF以上ではQ=-100にてキャパシタの表示容量の10%以内の誤差で値が得られている。100pFはQ=-25で191pFとちょっと様子が違うので別のキャパシタで測ってみた。
Img06324_small
このキャパシタでも様子は一緒だったので、キャパシタンスが小さくなるとこういった傾向になるのかもしれない。

  Q=-25 Q=-100
100pF 189.1 97.2

とりあえずCメーターとして使えそうな気がする。

2022年2月 8日 (火)

進行波と反射波の関係 - 備忘録

SWRの送信電力の視点から考察する、というかOMの知恵をまとめた備忘録。

OMの知恵をエクセルに落としてみた。進行波と反射波が見かけ上の波ということで、計算することでその波の大きさが分かるとのこと。やはり送信機出力がアンテナ給電点でどうなるかを知りたいので送信機出力からアンテナ電力を逆算をしてみた。

SWR 3.000  
線路損失 0.794  
     
ANT電力から送信機出力を求める  
ANT電力 7.100  
ANT給電点の進行波電力 9.467 ((SWR+1)^2)/(4*SWR)
ANT給電点の反射波電力 2.367 ((SWR-1)^2)/(4*SWR)
送信機端の進行波電力 11.923 ANT給電点の進行波電力/線路損失
送信機端の反射波電力 1.879 ANT給電点の反射波電力*線路損失
送信機出力 10.044 進行波電力-反射波電力
     
送信機出力からANT電力を求める  
送信機出力 10.000  
A 1.679  A=(((SWR+1)^2)/(4*SWR))/損失
B 0.265  B=(((SWR-1)^2)/(4*SWR))*損失
ANT電力 7.069 送信機電力/(A-B)

ダウンロード - txantpower.xlsx

線路損失は10メートルの5D-2Vを145MHzで使用した場合の損失として0.794を入れている。この値はJARLのライブラリーを参照(損失とdB→%換算)した。

SWR=3でも10Wの送信機出力に対して約7Wがアンテナに送り込まれるとわかる。SWR=3というと可也悪い値に思えるがおよそ70%がアンテナに送り込まれるわけだ。

OMの知恵ではアンテナ給電点での電力(ANT電力)からストーリーが始まっている。特定のSWR値の下で、所望のANT電力を得るためには進行波電力がこの値である(反射波電力がこの値になるから)必要があると読める。そして、それらの値から線路損失を考慮して送端での進行波と反射波の電力はこうなり、進行と反射の収支をあわせることで送信機出力が決まるわけだ。でも、送信機側からこのストーリーを見るとなんとも腑に落ちない。というのも送信機出力とはかけ離れた電力がいきなり送端に入力されることになるからだ。つまり、送信機側からすると何とも変に思える。そこで、今一度送信機出力端に注目してみる。下図では送信機出力が10.044Wだ。これに反射で帰ってきた電力を加算すると進行波電力になる。つまり、進行波電力は送信機出力に反射波電力を加算したものなのだな。

Photo_20220208132901

しかし未だにピンとこないのが線路損失が1(つまり損失無し)の場合の計算値だ。この場合、SWR=3でも送信機出力の100%がアンテナに送り込まれる。アンテナ給電点での進行はは13.333W、反射波は3.333Wで差し引きで10Wがアンテナに送り込まれるという計算になっている。

SWR 3.000  
線路損失 1.000  
     
ANT電力から送信機出力を求める  
ANT電力 7.100  
ANT給電点の進行波電力 9.467 ((SWR+1)^2)/(4*SWR)
ANT給電点の反射波電力 2.367 ((SWR-1)^2)/(4*SWR)
送信機端の進行波電力 9.467 ANT給電点の進行波電力/線路損失
送信機端の反射波電力 2.367 ANT給電点の反射波電力*線路損失
送信機出力 7.100 進行波電力-反射波電力
     
送信機出力からANT電力を求める  
送信機出力 10.000  
A 1.333  A=(((SWR+1)^2)/(4*SWR))/損失
B 0.333  B=(((SWR-1)^2)/(4*SWR))*損失
ANT電力 10.000 送信機出力/(A-B)

この関係を図にすると以下となる。

Photo_20220208192601

アンテナ給電点から進行波電力の25%にあたる3.333Wが送信端に返ってきて、これに送信出力10Wが加わって13.333Wとなり、その25%の3.333Wが送信端に返ってくるという仕組みだ。なんともすっきりしない。10Wが入ってきて、25%が戻ってきて、それに入ってきた10Wが加わって、その25%が戻ってきて、、、ということを繰り返して安定するとこうなるんだろうか。系のなかでの損失が無いわけだからこうなるんだろうなぁとは思うが。

2022年2月 6日 (日)

フロートバランの製作 その4

これで4つ目、同軸ケーブルを使ったソーターバランを作った。ここでは月刊FBの記事を参照した。

ここまでで得られた結論から先に書くと、50MHzのバランは単にコイルや同軸ケーブルをトロイダルコアに巻いただけでは損失が大きく、実用に耐えるにはインピーダンスマッチングが必要ということ。なので、4つ目ではインピーダンスマッチングを行うことで完成となった。

トロイダルコアと同軸ケーブルは千石電商からネット調達した。千石電商は秋葉原系の他のネット通販とは一味違ってマニアックな品揃えになっているようだ。
Partslist

Img06269_small

トロイダルコアに同軸ケーブル固定用の結束バンドを取り付ける。
Img06273_small

同軸ケーブルは6回巻いてからコアの真ん中を通して向かい側に回して更に6回巻く。合計12回巻き。
Img06274_small

両端の被覆をカット。
Img06276_small

コアをボックス内にセットする。
Img06277_small

アンテナアナライザーAA-1500に直接接続をしてSWRを測定する。変換コネクターを幾つか使ってこんな感じで測定した。
Img06280_small

赤線が今回製作したバラン。紫線がBL-5、緑線がFT-50-43でのコイル5回巻き。50MHz付近ではSWRが上昇している。 Swrbl5ft5043
グラフ1

ここで、なんでこうなっているのか考える。

そもそもSWRは反射係数 Γ = |(ZL-ZO)/(ZL+ZO)| で得られ、SWR = (1+Γ)/(1-Γ) で得られる。 
ZL:負荷インピーダンス、ZO:線路の特性インピーダンス

つまり、周波数の上昇にともなってSWRが上昇するということは負荷インピーダンスつまりバランの入力インピーダンスが変化する(線路の特性インピーダンスとバランの入力インピーダンスとの差分が大きくなる)ということと解釈できる。

そこで50MHzワイヤーダイポールにバランを接続してSWR値を比較してみた。BL-5ではSWR=1.01(赤線)、同軸バランではSWR=1.50(紫線)となった。上記の50MHzでの同軸バランの入力インピーダンス変化がこの差になって表れているんだろうと思う。
Bl5swr
グラフ2

実際AA-1500のスミスチャートで比較をしてみると一目瞭然となっている。BL-5はワイヤーダイポールの共振周波数である48.8MHzあたりでR=1.0中心点(リアクタンス=0のライン)にプロットされる(赤線)。
Bl5smith
グラフ3

一方同軸バランは48.6MHzにてSWR=1.51となり(紫線)、その際Z=64.89-j18.38となっていて、|Z|=67.44となっている。つまり、入力抵抗値も大きくなるとともに、容量成分のリアクタンスが発生していて、R=1.0の中心点から外れている。
Bl5smith2
グラフ4

改めてグラフ1を見ると14MHzあたりからBL-5とのSWR差が生じている。つまり、14MHz以下であればダイポールアンテナ接続時にBL-5と同等の性能を出すことができるだろうが、周波数がその辺りを超えるとインピーダンスマッチングが必要になるということを示唆しているのだろう。インピーダンスマッチング回路はどうなるのか、このあたりの計算をMr.Smithで行ってみた。このアプリは超スグレモノで、スミスチャートど素人の私でもインピーダンスマッチング回路設計ができてしまうのだ。スタートポイント(Marker 0)はアンテナアナライザーが示したZ=64.89-j18.38。そこからキャパシタをパラレル接続してR=1の等レジスタンス線のMarker 1に移動する。その後インダクターをシリアル接続してR=1の中心点、Marker 2に移動する。
Photo_20220206103201

上記2ステップの移動をまとめると、50MHzでインピーダンスを50Ω(R=1.0)にマッチングするには以下の回路が必要との結果になった。

Photo_20220206105101

キャパシタは手持ちの22pFセラミックコンデンサーを使った。コイルは計算の結果、5mm径で4ターンのコイルで108nHとなることが分かったので自作した。3D-2Vのケーブル被覆が丁度良い寸法だったので、そこに0.35mmのUEW線を4回巻いた。
Img06285_small

このコンデンサーとコイルをバランの箱内に実装した。
Img06288_hdr_small

アンテナアナライザーに直結した状態でのSWR変化は以下の通り。赤線がインピーダンスマッチング回路付きで、紫線が同回路なし。50MHz付近ではSWRが下がっている。つまり線路の特性インピーダンスとバランの入力インピーダンスの差分が小さくなったというわけだ。
Imp
グラフ5

インピーダンス変換回路付きでダイポールアンテナに接続してみた。SWR=1.16まで下がった(赤線)。緑線は同回路なしのSWR。結構改善がみられる。
Imp_20220206141601

改善の様子をSmithチャートで見てみると、ほぼ狙い通りになっていることがわかる。48.5MHzではチャートの中心の一歩手前まで移動している。
Smith
グラフ7

少なくともR=1.0の等レジスタンス線上に軌跡が来ているので、キャパシタは22pFで正解だったことになる。インダクタをもうちょっと増やすと容量性リアクタンスをゼロにもっていけそうだ。そこでコイルを4回巻きから5回巻きに1ターン増やしてみた。

結果は大正解で、Z = 49.99 + J0.63 まで追い込むことができた。
5smith
グラフ8

結果としてSWR=1.01、RL=44.01と理想的なところになった。
5swr
グラフ9

このバランに25Ω抵抗をシリアルに接続し50Ωとし、中間点をGNDにして両端の電圧をオシロスコープで測定することでバランス度合を確認する。アンテナアナライザをSWRメータモードにして48.6MHzのSWRを測定した。こうすることでバランに48.6MHzの信号が送り込まれる。
Img06289_small

真ん中の紫色の線がA+B。ほぼ平坦で平衡度が得られていることが確認できた。
Imp486mhz

結果:
以下のCLにてインピーダンスマッチング回路をバラン入力点に構成し50MHzでのバラン入力インピーダンスを50Ωすることで低損失のソーターバランとして機能する。
C=22pF
L=5mm径で5ターンのコイル。多分108nHあたり。

少なくとも50MHz辺りではバランの入力インピーダンスが同軸ケーブルの特性インピーダンスである50Ωから外れて、それにより反射係数が上昇しSWRが劣化していると判断できた。50MHz辺りでのバランの入力インピーダンスが50Ωになるようにインピーダンスマッチング回路を挿入すると、50MHzでのSWRは劇的に改善する。つまり反射係数が小さくなる。

今回追加実装したインピーダンス変換回路をそれなりの出力に耐えられるように実装すれば、この同軸ケーブルを使ったソーターバランは50MHzでも使えそうだ。とにかく勉強になった。

2022年2月 2日 (水)

フロートバランの製作 その3

FT-50-43を使ってみた。

0.5mmのUEW線を使う。
Img06249_small

UEW線を撚ってトロイダルコアに5回巻く。
Img06250_small

特性はFT-114-43とほとんど同じ。
Img06252_small

屋根裏の50MHzダイポールに接続してみたがSWR=1.78と思わしくない。BL-5はSWR=1.01になっている。
Ft50435

そこでこの自作バランとBL-5のインピーダンスグラフを比較してみた。BL-5は共振周波数である48MHzでR=49Ω、一方自作バランはR=88Ωとなっている。この入力抵抗値の差がSWRの差になっていると思われる。
50mbl5

しかし、入力抵抗値を変えるにどうしたらいいのだろう???同じワイヤーダイポールを接続しているBL-5とは差があるのでアンテナワイヤーを調整してどうのこうのという話ではないのではないだろうか。

そこでトロイダルコアに巻いているUEW線の巻き数を3回に変えて特性が変化するか調べてみた。

結果は5回巻きも3回巻きもほぼ同じで変化は見られなかった。以下のグラフは両方のケースの特性を重ねているけれどほぼぴったり。
Ft504353

どうしたらいいのだろう???

トロイダルコアを変えても、巻き数を変えても同じ(いまのところ)となると自作バランをBL-5と同じ特性にするには次に何をすればいいのだろう。BL-5は強制バランだろうから、もともと違うモノと言えばそうなんだけれども、、、、

追加

トロイダルコアへの巻き数を3に減らしても状況は変わらなかった。Img06262_small_20220206085401

何をどうしたら良いのかわからない。。。。

 

2022年1月31日 (月)

フロートバランの製作 その2

バランの性能が思わしくないので、バイファイラ巻きから撚線巻きに替えてみる。

まずは寄り線の製作。0.8mmのUEW線を撚る。UEW線は30cmでカットしてある。
Img062431_small

巻きあがったUEW線。使うトロイダルコアはFT-114-43と同じもの。
Img06245_small

5回巻きにしてある。撚り部の長さがちょっと余ったので少しほどいてこの形にした。UEW線の端はヤスリで被覆を剥がしてある。
Img06246_small_20220131104201

バイファイラ巻きのフェライトコアから交換した後。
Img06247_hdr_small

50Ωのだミロードを付けてSWRを測定した。赤太線がバイファイラ巻きでピンク細線が撚り線巻き。明らかに違う。
Photo_20220131104001

24MHzでのSWRは1.03dB、リターンロス36.13dBとなかなかの特性をだしてくれた。
Photo_20220131104301

やはりトロイダルコア巻き付け部分がバイファイラ巻きでは線間の結合が甘くてインピーダンスが合わなかったということなんだと思う。撚り線巻きで線間の結合がより高くなってインピーダンスが合ったのだろう。

実際インピーダンスをグラフで見ると、共振周波数の24MHzでのインピーダンスはバイファイラ巻き(細線)が43.58Ω、撚り線巻き(太線)が51.43Ωと、撚り線巻きがケーブルの特性インピーダンスの50Ωにより近くなっている。周波数が高くなるとインピーダンス差はもっと大きくなる。
Photo_20220131110501

インピーダンスのピーク周期がバイファイラ巻きが34MHzであるのに対して、撚り線巻きは33MHzと若干低くなっている。

2022年1月30日 (日)

ケーブルロスの測定

RigExpert AA-1500 ZOOMで手持ちの遊休ケーブルのケーブルロス値を測定してみた。

結果は以表のとおり。ケーブルロス値はHF帯を前提にして29.7MHzでの値をピックアップした。

ケーブル ケーブルロス dB dB -> 倍率
3D-2V 2.6m 0.75 0.841
3D-2V 20m 1.27 0.746
5D-2V 10m 0.38 0.916
5D-FB 10m 0.11 0.975

dB->倍率変換はWEBツール上で値に上表のケーブルロス値をマイナス値として入力して電力での値を取得した。

3D-2Vと5D-2Vはおよそ40年前に使っていたケーブルで物置から引っ張りだしてきたもの。5D-FBは第一電波工業ブランドで数年前に購入したもの。40年前のケーブルはそれなりに使えるかもしれないけれど3D-2Vは細いだけあってロス値が大きい。5D-FBはケーブルが硬くて取り回しが難しいけれどもその分良い結果を出している。

以下、AA-1500のスクリーンコピー。横軸は0から1500MHz(AA-1500のフルレンジ)でプロットされているので、29.7MHzはグラフの左端になっている。

3d2v26m

3d2v20m

5d2v10m

5dfb10m

やはり細いケーブルは辛い。当然の結果ではあるけれども、、、、

フロートバランの製作 その1

先日アップしたバランの設計値に基づいてバランを製作した。

部品は秋月電子と千石電商のネット通販で調達した。調達したパーツリストは最後尾に添付している。

ケースを加工してUHFコネクターとアンテナ端子を取り付けた。
Img06175_small_20220130090001

この中にトロイダルコアを入れる。入れるコアはFT114-43、千石電商で調達した(秋月電子のネット検索では見つからなかった)。
Img06177_small

このトロイダルコアに0.8mmのポリウレタン銅線を巻く。バイファイラ巻きで、計算値どおりの5回巻きとする。
Img06181_small_20220130202901

こんな感じに巻いてみた。
Img06190_small

銅線の被覆を剥がし、それぞれの端子に半田付けをする。
Img06191_small

屋根裏で50MHzワイヤーダイポールを接続してみた。
Img06194_small

アンテナアナライザーAA-1500 ZOOMのSWR測定結果。共振周波数はちょっと低い(エレメントが長い)ところにあるけれど47MHzでSWR=1.57、リターンロス=13.05dBとなっている。なのでエレメント長を調整すればそれなりに使いそうな雰囲気はある。
50m

バランの平衡度を確認するため、ダミーロードを製作した。100Ω 1/4W金属皮膜抵抗を4本並列接続して25Ω抵抗を2つ作り、それを直列に接続して50Ω抵抗とした。
Img06239_small

ここからがよく分からない。このケーブルに自作バランの代わりにダミーロードを接続すると周波数に関係なくSWR値は一定値のグラフになる。しかし、自作バランを接続すると以下のグラフになる。ほぼ10MHz周期で谷がくる。そして、周波数が上がるにしたがって谷底は上に上がっていく。この周期は同軸ケーブルの長さで変化する。このグラフはおよそ10メートル長の同軸ケーブルでAA-1500とバランを接続した場合だ。およそ20メートルのケーブルに替えると周期は5MHz程度と半分近くになる。

23012022_154748

50MHz付近ではSWR=4程度となっている。けれどもワイヤーダイポール接続ではSWR=1.57だった。この違いは何なんだろう。

比較の為、アンテナテクノロジーのBL-5でも計ってみた。写真右がBL-5。
Img06240_small

同軸ケーブル長とSWR周期の関係は同じに見えるが、自作バランでみられた周波数上昇にともなう谷底の上昇の傾向はみられなかった。

23012022_155027

つまり、谷底の上昇は自作バラン特有の特性ということになる。

ちなみに屋根裏の50MHzワイヤーダイポールにBL-5を付けてSWR測定した結果が以下。49MHzにてSWR=1.03、リターンロス=35.38dB。良い性能を出している。
Bl550m

 

ここから先どうすれば良いかちょっと分からないので、とりあえずバランの平衡度を測定してみる。

ダミーロードを25Ωの直列としたのは中間点をGNDとしてその両端の電圧を測定するため。平衡度が出ていればそれぞれ逆相の波形が観測できるはずだ。
Img06238_small

測定する周波数はリターンロスが最も小さな周波数(つまり、最も高い電圧がダミーロードにかかる周波数)として26MHzとした。
50m50ohm

26MHzのリターンロスは19.4dB。
30012022_084222

デジタルオシロでの測定結果。真ん中はA+B波形で、平衡度はまあまあの状態に見える。
Ds1z_quickprint5

ということで、フロートバランとしての平衡度はまあまあな感じで、ワイヤーダイポールを接続した場合のSWR=1.57となった。これだけ見ると自作バランは「まぁ、こんなもん?」って感じにも見える。だけれどダミーロード接続の場合のSWR特性の説明ができない。

 

以下、今回調達したパーツリスト。今回製作に使ったもの以外もオーダーしてる。

秋月電子
Photo_20220130094302

千石電商
Photo_20220130094301

追記

ダミーロードをネジ固定する銅線をカットして短くしてみた。
Img06242_small

すると24.7MHzにてSWR=1.15、RL=23.02に改善した(グラフ緑線)。カット直前の値はSWR=1.34、RL=16.76(グラフオレンジ線)。エレメント側の銅線の長さはあまり気にしなくても良いといった情報を目にしていたが必ずしもそうではないみたいだ。
Photo_20220130200801

いずれにせよ、この挙動はバランの入力インピーダンスが周波数によって変化することが原因と思われる。実際SWRが山になるところでインピーダンスがピークになっている。
Photo_20220130204101

つづく。。。

2022年1月28日 (金)

軽二輪の名義変更ー備忘録

225㏄のセローの名義変更を、松本の陸運局に行って行ったので、その備忘録。

基本的にネットでダウンロードしたPDFのインクジェットプリンター印刷でOK。但し、縮尺などが異なるとNGが出て、陸運局の帳票での書き直しとなる。陸運局にいって帳票に記入するのも、やり直しで記入するのも同じなので、インクジェット印刷で書類を揃えて持っていくのが良い。

税金関係の帳票はネットでのダウンロードが出来なかった。ネットで書き方例があったのは4輪の物だったので要注意。結局窓口で初めて見る帳票を渡されて(ネットで書き方例でみた帳票とは異なっていた)、納税申告書(新所有者を納税者として登録)と、納税停止(旧所有者を納税者から削除)の2つの帳票を記入した。なので、これは現場での記入とならざるを得ない。バイクの諸元の記入は不要。車体番号だけ分かればOK。

11時45分で午前中の窓口は閉じるけれども、それ以前に窓口に行った申請者は11時45分後もフォローしてくれる。自分が納税関係の帳票を書き上げたのは11時50分過ぎだったけれども、窓口のおねえさんが「終わりましたか?」と聞いてきてくれて書きあがった帳票を持って行ってくれて処理してくれた。これで11時55分には処理完了で名義が変わった届出済証を渡してくれた。

まとめると、帳票記入を含めて30分もあれば名義変更(届出済証の再発行を含めて)の処理は終わる。ただし、繁忙期には時間がどうなるかはわからないけれども。松本の陸運局は車検場があるので広い駐車場がある(ただ繁忙期には駐車場はいっぱいになるかも)。

正直、11時45分になったら問答無用で窓口シャットダウンで午後1時まで待たないといけないと思っていたけれど、スタッフの皆さんのサポートの良さにはとっても感動した。松本の陸運局はすばらしい。

必要な書類は以下のとおり。

届出済証再交付申請
理由書
委任状(旧所有者の委任状。旧所有者の捺印が必要(だと思うが不要かも))
手数料納付書(手数料はかからないけれど納付書の提出を求められた)

届出済証記入申請(名義変更の申請)
届出済証(再交付してもらった旧所有者の届出済証)
譲渡証明(今は捺印は不要)
委任状(新所有者の捺印が必要(だと思うが不要かも))
手数料納付書(手数料は不要だけれど納付書の提出を求められた)
税申告書(新所有者で申告。会場でもらえる)
税停止申請(旧所有者の課税を停止。会場でもらえる。旧所有者の生年月日の記入欄あり。記入しなくても受け付けてもらえたかもしれない)
自賠責証書(保険期間が有効な保険証書)

名義変更では費用はかからない(タダだけど手数料納付書は出さないといけない)。
全てが無事終わると名義変更された届出済証が交付される。

2022年1月23日 (日)

起動しなくなったWindows10の修復-備忘録

起動しなくなったWindows10の修復を行ったので、その備忘録。

Window10が黒い画面で窓マークと回転マークの表示から先に進まない。途中で電源OFF/ONを行うと自動復旧と自動診断が走り出した。
Img06152_small

結局自動復旧は失敗。
Img06148_small

トラブルシューティングを実行。
Img06149_small

詳細オプションを選択。
Img06150_small

ここから更新プログラムのアンインストールとかシステムの復元とか試したけれどもいずれもNG。
Img06151_small

そこでスタートアップ設定に進む。
Img06156_small

「セーフモードとネットワークを有効にする」を選んで起動する。
Img06157_small

セーフモードでWindows10が立ち上がった。なんとかなりそいう。

コントロールパネルからWindows Updateの追加のトラブルシューティングを実行する。
Img06165_small

何かが破損していたようだ。とりあえず復旧ができた。
Img06166_small

この後、エクスプローラーでCドライブのプロパティからツールを選んでチェックを行う。エラーが報告された。

遅ればせながら、ここでBIOSメニューのHDD診断を行う。HDDはデバイスとしてはちゃんと機能していることが確認できた。
Img06167_small

再起動しても自動修復できないと報告される。Windows Updateの修復だけではだめで、Cドライブの論理修復が必要と理解した。そこで再びセーフモードでWindowsを立ち上げ、コマンドプロンプトで chkdsk c: /f を実行した。Cドライブはブートドライブなのでボリュームがロックされていてこの瞬間修復はできないけれど、次回の起動時に修復を自動実行する。

修復実行中の様子はこんな感じ。ちょっと時間がかかる。
Img06169_small

無事Windows10が立ち上がって、復活した。

結論からするとWindowsファイルシステムが壊れていて(不整合状態になっていて)、起動が出来なくなっていたようだ。なぜ、不整合状態になったかは不明だけれども、とりあえずこの方法で修復できることは分かった。

 

2022年1月20日 (木)

50MHzフロートバランのトロイダルコアとコイル巻き数

50MHz用フロートバランのトロイダルコアとコイル巻き数の計算の備忘録

FT50-43 spec
AL=440 +/- 20 % uH=(AL*Turns2)/1000

リアクタンス計算式
XL=ωL=2πfL
ω:角周波数(ω=2πf)[rad/s]
f:周波数[Hz]
L:コイルのインダクタンス[H]

計算例
FT-50-43に5回巻きで、50MHz
L = 440 x 5x5 / 1000 = 11 uH
XL= 2π x 11/1,000,000 x 50 x 1,000,000 = 2 x 3.14 x 11 x 50 = 3,454Ω


フロートバランの場合は60倍必要。特性インピーダンスが50オームの場合3,000Ω以上となる(なお、強制バランの場合は5倍とのこと)。

50Ω X 60 = 3,000Ω
なので最低5回巻きが必要ということになる。

FT114-43 Spec
AL=510 +/- 20 % uH=(AL*Turns2)/1000
5回巻き
L = 510 x 5x5 =12.75 uH
XL = 2π x 12.75 x 50 = 4,003.5Ω
4回巻き
2,562Ω なのでちょっと足りない。

FT50-43、FT114-43いずれも5回巻きが必要となる。

2022年1月15日 (土)

200mmレンズでの望遠撮影時のブレ

Canon EF 80-200 F2.8の200mmで山を撮影した際にブレが出た。カメラはEOS KISS X7i。

全体にブレる訳ではなくて、部分的にぶれている。F16、1/1000、三脚にて撮影している。
Img_3521

画面中央左下側の部分にブレがでている。
Img_35211
何枚か撮ったけれど、どれも場所は異なるものの部分的に同様のブレが発生している。

そこでミラーアップで撮影してみた。
Img_3527

随分と改善はしているようだけれども、同様の部分ブレが発生している。
Img_35271
シャッターが手押しだからいけないのかもしれない。シャッター速度が十分に速いにこのブレの発生は悩ましい。

ミラーアップ+セルフタイマーで撮影してみたけれども、やはり部分的なブレが発生する。

どうしたものやら。。。。

2022年1月14日 (金)

6M ロータリーダイポールの製作

6Mのロータリーダイポールを作る。

塩ビパイプをセンターに両側にアルミパイプを伸ばす構造にした。以下が図面。

50mhz_20220114210101

卓上ボール盤が欲しいところだけれども手元のハンドドリルで製作作業を実施。
Img06083_hdr_small

手持ちのアンテナテクノロジーのバランBL-5を接続する。
Img06086_small

アルミパイプとの導通を得るために、ナット側の穴はφ8を開けてナットが塩ビパイクを貫通するようにした。これでナットはアルミパイプに直接接続することになる。
Img06088_small

マスト固定の金具は日本アンテナの部材を利用している。
Img06090_small

エレメント延伸部分は、φ15mmのアルミパイプの中にφ11.5mmのアルミパイプを挿入する。この延伸部分でのアルミパイプ固定にはφ15mmのスプリングバンドを応用した。このスプリングバンドはホース固定用で、バイク整備用に購入したもの。
まずφ15mmのパイプに3mmネジ用ナットが入る6mmの穴を開ける。以下の写真がその穴にナットを入れたところ。
Img06097_small

このナットの上にスプリングバンドを被せ、ナットがバンドの穴の下に来るようにセットする。
Img06099_small

延伸部分の長さを決めてから、ナットにネジ締め込む。これでφ15mmパイプにφ11.5mmパイプが固定される。
Img06100_small

バラン取り付けネジからエレメント先端までを1300mmと仮固定してSWRを測定してみた。

地上高は3メートル、1/2λ。
Img06106_hdr_small
我ながらカッコいい―と思う。
Img06105_small

アンテナアナライザーRig Expert AA-1500 ZOOMでの測定結果がこれ。
50mdipole3mheight
SWR特性はこんな感じになっている。しかし、なんで山あり谷ありのこんな変な特性になっているんだろう。

同じバランでワイヤーダイポールでは以下の通りで、こんなグラフにならず。低い周波数側に若干の肩はあるものの谷が一つ。
50mhzwiredipoleunderroof

そういえば、、、アルミパイプ表面はアルマイト処理されていて、確かアルマイトは絶縁体のはず。。つまり、パイプを継ぎ足して延伸しているんだけれどもDC的には繋がっておらず、一本の導体エレメントにはなっていないかも。これが悪さをしているかもしれないと思った次第。実際テスターで測ってみると表面は絶縁されている。
Img06135_small

そこでアルミパイプ表面を磨いてアルマイト層を落としてみた。まずは延伸側の細いパイプの外側を磨く。
Img06136_small
延伸される側のパイプ内側も磨く。これでアルマイトは剥がれてアルミ表面が露出した(はず)。
Img06138_small

更に締め付けネジも2つにして、組み立て直してみた。そのSWRがこれ。
50mhzrotalydipoleafterpolishing2
ワイヤーダイポールと同じ波形になった。つまり、ワイヤー同様一本の導体エレメントとして機能するようになったんだと思う。
全ては「アルミパイプは導体」っていう思い込み。表面加工にご用心ってことだ。

次はバランを自作してその特性を調べてみたいと思う。

つづく。。。。

 

2021年12月30日 (木)

ダイポールアンテナの降雪のSWRへの影響

雪が降ってきた。降雪状態でのSWRへの影響を調べてみた。天候の状況を見ながら追記していく予定。

積雪は少なく、ワイヤーにもあまり雪は付着していない。
Img05903_small

降雪状態でのSWR。共振周波数が低い周波数に異動している。2021/12/30 14:40
80m202112301444_small

ワイヤーの雪がなくなった状態。2021/12/31 18:47 SWR最小周波数が上側にシフトした。
80m202112311847_small

特に7MHzの特性がおかしな状態になっている。6.79MHzに変なDipが発生している。2021/12/30 14:51
40m202112301451_small

ワイヤー等の雪が無くなった状態。2021/12/31 18:46 80Mと同様にSWR最小周波数が上側にシフトし、変なDipもなくなった。
40m202112311846_small

2021/12/30 14:41
30m202112301441_small

2021/12/31 18:49 同様に上方向にシフトした。
30m202112311849_small

2021/12/30 14:53
15m202112301453_small

2021/12/31 18:51 上方向にシフトすると同時に周波数上側のSWR値が低くなっている。
15m202112311851_small

正直降雪状態ではワイヤエレメントの下に降雨時のような雫が沢山連なって付くわけではいので、静電容量に大きな変化はないのでは?と思っていたが、地面が雪で覆われたせいだろうか、静電容量が増加したようで共振周波数が低い方に大きくシフトしている。

2021年12月21日 (火)

屋根裏ダイポールと屋外ダイポールの比較

単純には比較できないけれど、屋根裏ダイポールと屋外ダイポールの比較データを残しておく。

14MHzのダイポール(W8010の14/28)は屋根裏に張っていて青線の向きに地上高約4メートルで張っている。一方W8010の片割れの3.5/7/21は屋外に赤字の向きに地上高約7メートルに張っている。
Photo_20211221140101

青線の屋根裏ダイポール(W8010の21/28MHz)。
Img05681_small_20211221142501

赤線の屋外ダイポール(W8010の3.5/7/21と10MHzダイポール)。
Img05755_small

切り替え前後のWaterfallの様子。オレンジ色の線のところで屋外アンテナから屋根裏アンテナに切り替えている。
20211221134020m

主な観測ポイントは以下の通り。

341Hz: Fiji 13dB -> 5dB  (-8dB)
878Hz: Argentine  -8dB -> -20dB  (-12dB)
966Hz: Argentine  1dB -> -9dB  (-10dB)
1444Hz: Argentine -4dB -> -13dB  (-9dB)
1939Hz: Argentine  9dB -> -1dB  (-10dB)
2606Hz: China -13dB -> -21dB  (-8dB)

アンテナ切り替えしたことで受信できなくなった局もある。方位が違うこともあるけれど、いずれの信号も低下しているので方位の差というよりも屋内・屋外の差とみるのが良いように思う。ということでこれは結構切ない結果である。

言い換えれば屋根裏アンテナを屋外に設置し直せば、10dB程度の性能改善が得られることを示唆している。

 

2021年12月20日 (月)

しびれるFT8 QSO

このFT8 QSOはしびれた。

10MHzの状態が随分とダウンして静かな中で、CQを出してみた。VKやLZなどには届いているようだ。けれども随分と静か。そこでCQを出したり、聞こえている局をコールしていたりした、期待していなかったアルゼンチンの局から呼ばれた。こちらから-14、相手局からは-21。ほとんど蚊の鳴くようなシグナルを拾ってくれたわけだ。こちらのWaterfallはこんな感じ(赤線部分)。ほとんどかすかな信号。こちらのシグナルレポートは受信できたようだが、相手局のシグナルレポートを受け取ったあとのRR73が取れないようでシグナルレポートを繰り返し送ってきた。こちらかRR73を送る事5回。やっと73が帰ってきた。

202112201937marked

WaterfallからはQSO出来たタイミング以降はコンディションがダウンしたことが分かる。本当に一瞬の出来事だったわけだ。

202112201937

まっこと、しびれるQSOだった。

2021年12月19日 (日)

Logger32での自局座標の設定

Logger32での自分の緯度経度設定の仕方がわからなかったので備忘録。

  1. 赤丸のアイコンからLogbook Entry Dialogを開く。
  2. Logbook Entry Dialog内で右クリックしてメニューを表示する
  3. 一番下のSetupを選択
  4. My QTH Lat/Longを選択

Photo_20211219193801

3.5MHzから28MHzまでALL BAND DX運用

ここ数日間、昼間の運用として3.5MHzから28MHzまで、DX局最低1局とQSOすることを目指している。今日12月19日午後1時に完成した。

Band Callsign Grid Country
3.5 RA0L- OO62 Russia
7 VR2VG- OL72 China
10 PP5FM- GG52 Brazil
14 E27T- OK02 Thailand
18 BH4BN- PM01 China
21 N6M- CM99 USA
24 ZL4A- RE43 New Zealand
28 VK6A- OF77 Australia

波はそれなりに飛んでいる。ただ、Asia-Pacificに絞られている。改善すべきは21/24/28MHzあたりだろうか。18MHz以下は裏山が壁になって西には飛ばないし、NA東海岸には飛んでいなもののそれなりにAsia-Pacificがカバーできている。21/24/28MHzはそのレベル以前の状態だし、波長が長くないのでアンテナも容易に作れる。

202112190700to1300

特に24MHzがおもしろい。というのもほとんど誰も出ていないけれど、じぃーっとウォッチしていると海外局が入ってくる。今日は1時間粘ってオーストラリアと香港の2局とQSOができた。それも屋根裏のちゃっちいダイポールで。

次は21から28MHzのアンテナ製作か。

2021年12月16日 (木)

18MHz by CHV-5αも飛ぶときは飛ぶ

CHV-5αは7MHzではイマイチの性能だった。

けれども今の所これが唯一の18MHzアンテナ。方角はワイヤーダイポールとほぼ同じ向きにしている。これはワイヤーダイポールを滑車を使って降ろすときにCHV-5αが邪魔になるからなんだけれど、現在のワイヤーダイポールの飛び具合が分かってきた気がするので、これはこれで良いかもしれない。

Img05768_small

今日は18MHzは結構具合がいい感じだ。米国西海岸にも届いている。実際CN86の局とQSOできた。レポートはRcv/Sent=-14/-06でまぁまぁだと思う。飛び方はワイヤーダイポールと同じに見えるので、裏山反射で西海岸に届いてるんだと思う。この後DM03とCM97の局ともQSOが出来た。
202112160900

このアンテナもうまく使っていけそうだ。

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