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2014年11月

2014年11月23日 (日)

力が出せそうなこと

仕事で「力が出せそうなこと」を追求し続けるのはそんなに大変な事だとは思っていません。自然とそうなってしまうと言うか、そういう事に気持ちが行ってしまうので、結果としてそうなっていると言えます。でも、これでは仕事人間になってしいそうで、人生に幅が出来てこない不安があります。

既に50代半ばで、今から全く新しいことを始めるのもハードルが高そうだし、、、続けられそうということで考えれば昔やっていた事で今でもこころ惹かれる事が良いのかも。

そこでアマチュア無線の再開を考えています。今でもアンテナ塔を見たりするとなんとなくワクワクするし、秋晴れの青空を見ると、昔アンテナ調整に励んでいた頃の思い出が浮かんできます。でも、単に再開するだけでは面白くない。昔みたいにマイクを握ってCQを出したいかというと、ちょっと違うような。。。で、CWの再特訓を始めました。自分でもちょっと驚くのは、10代に覚えたことって案外脳に刻み込まれているんです。特に何かしなくても、CWが聞き取れるんですね(当然最初は遅い速度でのリハビリですが)。

更に、1アマを目指して再勉強を始めました。CW同様に昔勉強した事が蘇ってきます。自分が2アマの免許を取ったのは中学三年生になった春。当時はマークシートではなく全て筆記だったので、電波法の条文は丸暗記しなければならず、工学は計算過程を記述せねばならず、またCW実技もあり、かなり大変でした。それを思うと、マークシート方式はかなり楽な印象を受けますし、特にCWの実技試験がないのは、1アマ取得が現実的に思わせてくれます。昔は、1アマは欧文と和文の両方のCW実技試験があったので、それが2アマ止まりの最大の理由でもありました。

お陰様で、勉強意欲が湧きでた(?)感じがします。来年春の国家試験を目指してみますか。

2014年11月 1日 (土)

力が出せること

先週は再び西村佳哲さんの「自分の仕事をつくる」を読んでみました。この本は「自分をいかして生きる」の元本とうか、ベースとなっている本です。両方をよんでみるとは「自分をいかして生きる」が「自分の仕事をつくる」の要点をまとめた本というか、どうしてそのような結論に至ったのかが伝わってきます。

この本を読んでみて、一番ガツンときたのは”まえがき”の最初のページにあるカラーボックスの引用ですね。「こんなもんでいいでしょ」という、その製品が発信するメッセージ。その対極について、様々な方々のインタビューを紹介しながら「自分」について考えることができます。なので、読んでいる間ずっとこのこの言葉を引きずります。

なぜ、西村さんはこの本の後に「自分をいかして生きる」を書いたのかわかった気がします。結論というか、だったらどうしたら良いのかは、こちらを読めばわかるというか、「自分の仕事をつくる」では読んでいても自分に行動を誘起できないというか、イマイチ原理が頭に響いてきません。

これら2冊を読んで、私の頭に彫り込まれたのは「こんなもんでいいでしょ」は嫌だから「自分の力が出ることをやる」ってこと。やっぱりブレてはいけません。力が出ることをやっている限り、自分が自分として居られ続けるのだと思います。変わることは大切だけれど、浮き足立ってアタフタすると、結局力が出ないことをする羽目になる。でもそこには、そこに力が出せる人がいると絶対に敵わない。そんなところで、結局自分は「こんなもんでいいでしょ」にならざるを得ないという結末。これは避けたい。

あんまり周りから相手にされなかったとしても、「力が出せること」をやり続けられることが、自分の人生の一番の使い方なんだろうと思います。

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