木曽の花もも
この季節、田舎は花盛りです。
特に最近は花ももが至る所で咲いています。一昔前は花ももの木は見られなかったですが、ある頃からわずかづつ増えてきて、今は名所なんかも出来ている位です。
特に今年は特別で花ももと桜を同時に見ることが出来ます。
普通はこれらの花の開花が重なる事がないのですが(桜が早くて、花もももが遅い)、今年は花ももの開花がとても早くて、おまけに桜が開花してから寒い日があったりして桜の花が長持ちしたことから、こうゆうことになったようです。
なんだか得したような気分ですが、これも異常気象の現れかな?と思うとちょっと心配になります。
この花もも。なぜこの地にこんなに沢山植えられているのか。
今日(実は今日は母の四十九日)、お寺の和尚さんから聞きました。
この土地の有名人の一人に福沢桃介がいます。福沢諭吉の娘婿で、この地で水力発電事業を始めました。この桃介が花ももをこの地にもたらしたとの事でした。
桃介がもたらした花ももの木はやがて清内路村にもたらされ、花ももの里で有名になりました。この流れの中で、木曽の各地で花ももがブームになり、盛んに植えられました。
花ももは、苗木から3年位で花を付けることに加えて、成長が早いことも人気の理由だとのことです。
でも、欠点もあるそうです。実が落ちて周囲を汚すこと。紅葉しないこと。成長が早い分、寿命が短いこと。大体30年位とか。なので、今後は花ももではなくて、枝垂桜を植えることを考えている人たちもいるとか。
自分などは、花が咲いている時しか注目しないわけですが、一年中見ている人というか、花ももと一緒に生活している人たちにしか見えて来ないことも有るんですね。
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