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2019年12月27日 (金)

aws CLIのmbでICOS上にバケットを作る

aws CLIのmbコマンドでICOS上にバケットを作るにはちょっとしたテクニックが必要だ。

ICOS側の準備としてVault Templateを作成しておく必要がある。

メニューリストのConfigureを選択し、Template ManagementでConfigureをクリックする
Templatemanagement1

ここでProvisioning Codeを設定する。Codeは任意の文字列でOK。以下の例ではicos01-mbと設定している。
Editvaulttemplate

このProvisioning Codeがaws上のregionにマップされる。

aws cliを以下の通り発行する。
>aws --endpoint-url http://xxx.xxx.xxx.xxx s3 mb s3://test01 --region icos0-mb
make_bucket: test01

予めDefault regionを設定しておくこともできる。
> aws configure
AWS Access Key ID ...... 
AWS Screte Access Key .......
Default region name [None]: icos01-mb
Default output formatn [None]:

この設定が行われて入れば以下でmbが実行できる。
> aws --endpoint-url http://xxx.xxx.xxx.xxx s3 mb s3://test02
make_bucket: test02

ただCloudBerry Explorerのs3 compatibleではRegion指定ができないのでバケット作成ができない。あらかじめICOS GUIで作成してから、のバケットをCloudBerry Explorerユーザーに提供するといった段取りが必要の模様。

ICOSのTemplate Managementでバケット作成時のDefault Template指定ができる。

このページはちょっと解かりにくい(私の主観)。このページを初めて開くとNo System Default Templateのラジオボタンが選択されている。
Default-vault
ここで自分がDefaultとして使いたいVault Templateのラジオボタンを選択してUpdateボタンをクリックすると、default provisioning templateが設定された旨のメッセージがでる。

このメッセージが出た後はaws cli mbコマンドでもregion指定が不要となる。なのでCloudBerry Explorerからもバケットが作成できる。

注意:バケット作成するには、バケット作成権限をもったユーザーを作成して、そのユーザーのAccess Key/Secrete Keyでアクセスする必要がる。 

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