eQSL/LoTWの準備
それなりのレベルの運用を始めるためにeQSLとLoTWの準備を行ったので備忘録。
eQSL
基本的にeQSLは登録さえすれば無料でeQSL交換が始められる。無料であればQSLカードデザインは既定のテンプレートの中から選ぶことになるがQSLカードとしての体裁は整う。WSJT-Xが出力したADIファイルをアップロードすると自動的にeQSLカードがeQSL登録局に自動的に送られる。カードを送った先はOutboxで確認できる。これとは逆に受け取ったカードはInboxで確認できる。
無料で誰でも登録できる分、偽物も居ることが前提となる。その為真正性確認のオプションが用意されている。Authenticity Guaranteedオプションがそれで、自分の局免許のスキャンデータ(写真でも良い)をUploadすることで申請できる。自分の場合は翌日に承認の通知メールが届いた。これでPSKReporterで見ると自分の局ポイントに毛が生えたように見えているはずだ。
なお、Authenticity GuranteedページでView your AG certificateをクリックすると認証証書を見ることができる。ここには自分の局免許を確認した人(チェックした人)の名前とコールサインが書かれている。
LoTW
これはDXCCなどでのログ認証の為に必要となる。立派なガイドが用意されているので沿って作業すれば良い。ここでは局免許に加えて、公的な身分証明書(自分の場合は運転免許)のスキャンファイルをメール添付文書として送っている。返事が返ってくるのに3日程かかった(週末も入っていたから本当はもっと早いのかも)。局免許の名前と住所が一致することがチェック対象じゃないかと思う。返事メールには証明書ファイルが添付されていて、これをダブルクリックすることでTQSLアプリに証明書が登録された。返事メールにはユーザー名とパスワードが書かれているので、そのアカウント情報でLoTWにログインできる。
自分は神奈川分と長野分の2ロケーション分のログがあるので、それぞれのロケーションを登録した。ADIファイルもロケーションに合わせて分離した。この2ファイルをアップロードした。ファイルのアップロードはTQSLアプリケーションから実行する。「ログに署名し、LoTWに自動的ににアップロード」を選択し、ADIファイルを証明書によって署名してログをアップロードするとLoTWのDBに展開される。
Home画面は以下の通り。
TQSLによってDBにログを展開した後、Home画面でSelect DXCC Award Accountをクリックすると以下の画面になる。
この画面のAccount Creditsをクリックすると通信したCountryがコンタクト局名と並んでリストされる。
この一連の流れからすると、ログを手入力してアップすることでCountryを登録することも出来る。
まとめ
以上でeQSLとLoTWが使えるようになった。いずれも入力ファイルはWSJT-Xのログファイルとなるわけだ。
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