FT-450のTXが点滅(ブリンク)しておバカになった
FT-450のリモートコントロールソフト PCC-450Dを試してみようと思って、USB-シリアルケーブルを買った。
PCC-450DのマニュアルにならってFT450DのCAT端子にCable CreationのUSB-シリアルケーブルを繋いでPCと接続した。
この時、FT450DにはFT-8オペレーション用にSCU-17が接続されていて、そのCATケーブルだけを外して(DATAポートのケーブルはそのまま)上記USB-シリアルケーブルの9pin D-SubをFT450Dに接続した。
PCC-450Dを立ち上げるとCOMポートの設定画面が出てくる。あんまり深く考えず(Windowsのデバイスマネージャを良く見ないで)Open出来るCOMポートを下から試してみた。後から考えればこれがいけなかった。
COM3に設定してPCC-450DのCOMボタンをクリックした。クリックした途端にTF450Dがピーと鳴りだし、TXが点滅を始めた。なんだこりゃ?って感じでとりあえずFT450のパワーを切った。再びパワーを上げるとTXが点滅したままで送信はできず。再びパワーを立ち上げなおしたけれどお変わらず。。。。何が起きたんだろう??? 仕方がないので、最後の神頼みのALL RESETを実行した。でもTXは点滅したまま。なんだこりゃ??壊れた???まさか????
Google先生にお願いして先人の知恵を調べてみた。FT450でTX点滅に遭遇した情報は無かったけれども他のYaesu機器でのTX点滅騒動の記事があった。そこには、「まずはリグに接続されているケーブルを全部外せ」とある。繋がっているケーブルはアンテナ、電源、マイクだけだけどなあって思って背面を見るとDATAポートケーブルがSCU-17に繋がっている。SCU-17を見るとFSK、PTT、PowerのLEDが三つとも点灯している。こりゃ変だ。そこでDATAポートケーブルを抜いてFT450の電源を入れた。おおお、直ったではないか。TX点滅が消えた。送信もできる。
分かったこと:
COM3はSCU-17だった。そこにPCC-450DアプリをアクセスさせたらSCU-17がバカになって、DATAポートの状態が変になった。その結果FT450がどうしようもない状態になった。冒頭でも書いたように、COMポート総当たり戦を試みた自分が未熟だったわけだ。少なくともWindowsのDevice ManagerでCOMポートの接続状況を確認すべきだった。まだまだ青い。。。。。
で、今はFT450が元の通りに動いている。でもUSB-シリアルケーブルでのPCC-450DのCOMアクセスは出来ていない。
改めて調べてみると、Cable CreationのUSB-シリアルは無線機のCAT制御には使えないとアマゾンのレビューコメントにあった。みんな苦労しているのね。そこで”USB CAT FT450”でGoogle先生に聞いてみるとAmazonを紹介してくれた。その名も USB CATケーブル Yaesu FT-450 FT-2000 FT-950 FT0450AT FT-2000Dラジオインターフェイス とな。
今日も注文を確定のボタンをクリックしたのであった。これが動くかどうかは時を改めて。
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