HRI-200のポート設定を行った。
結論から言うと、
- イーサネットケーブル接続でないと動かない(ルーターがポート開放できない)。
- ELECOMルーターは手動でポート開放をしてあげないと動かない。
PC:Windows 10
ルーター:ELECOM WRC-1167GHBK-S
事前にUSBドライバーをインストールすること。付属CD-ROMのinstall.exeを実行するようマニュアルではガイドされている。私はマニュアルを読まずに以下のMHSEUSBDRIVER.exeを実行してしまった。
結果として以下がデバイスマネージャに現れた。

この後あわててinstall.exeを実行したが正常終了しなかった。ドライバーインストールボタンをクリックすると一瞬DOSプロンプト画面がでてプログラム終了。でも、まぁ、以降の作業は出来たのでドライバーインストールは成功していたようだ。
HRI-200とPC間をUSBケーブルで接続する。ポート開放試験だけなので無線機は取り付けない。

WIRES-Xアプリは新規インストールでなければ以前の認証情報をファイルメニューのサーバー再認証から消去しておく。
認証情報が消去された状態のWIRES-Xアプリを立ち上げるとWIRES-X Activation画面が現れる。暫くするとシリアル番号が自動で設定され、DMTF ID欄が入力可能となる。DMTF IDを入力しなくても左下のポートチェックボタンは機能する。

ルーターのUPnP機能をオンにしておく。本来ならこの操作だけでOKなはず。ポートチェックを実行してみる。

見事NG。でもルーターはUPnP設定できたと言っている。でもポートチェックはエラー。つまりポート開放されていない。UPnP登録解除を押し、リトライするも結果はNG。またステータス画面内容が以下に変わった。Get control URLが失敗するようになった。WIRES-XアプリがELECOMルーターを上手く制御できていないようだ。
手動でポート開放をこころみる。この時点でPCはWifi接続中で、IP addressは以下の通り。

ここでポートフォワーディングをPCのIP Address 192.168.0.101に設定を試みるもルーターがそのIP Addressを受け付けない。その理由はLANのIP Address範囲外だらか。そこでLAN IP Address範囲を確認する。

LANのIP Addressはイーサネットケーブル接続のIP Addressとなっている。なるほど、ということでPCをイーサネットケーブル接続に変更して、ポートフォワーディング設定を行う。このルーターはファイアウォール設定から入るようになっている。


以上6ポートについてポートフォワーディングを設定する。
なお、PCのイーサネットポートのIP AddressをDHCPから固定IPに設定変更しておくことが必要となる。変更は コントロールパネル -> ネットワークとインターネット -> ネットワーク接続 でルーターに接続しているイーサネット接続のプロパティ変更から行う。その場合、ゲートウエイとDNSはルーターのIP Addressを設定する。
この設定ができてから再度ポートチェックを行う。

無事成功。