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2021年9月

2021年9月21日 (火)

HRI-200のポート開放問題

HRI-200のポート開放で随分と悩んだのでその顛末記録。

Img04575_20210921082901

HRI-200はポート開放を前提とする。これはROOMを提供するためだと思われる。つまり、ROOMに関する諸情報はROOMを開設したノードPCに保存されていて、その情報を外部からアクセスするためにポート開放が求められるのだろう。

今回ぷらら光が入っている宅内ネットワークでのHRI-200設定を行った。結論を先に言えば、この環境(IPv4 over IPv6)ではHRI-200は使えない。

詳細は以下のipv6wiresx.pdfにまとめてある。

ダウンロード - ipv6wiresx.pdf

IPv4 over IPv6はそのネットワーク速度から大変に魅力的ではあるけれども、ちょっと変わった使い方をするユーザーには大きなハードルとなる。結局この環境では別の光回線(IPv4)を引いてHRI-200を構成した。

2021年9月 6日 (月)

RS232Cケーブル奮闘記 その2

AMAZONから注文していたケーブルが届いた。FT-450対応のCATケーブルという触れ込みのLD-C102というケーブル。

Img04582

FT-450対応と書かれているから、USBに接続するストレートケーブルだとの期待が膨らむ。

最初のハードル。このケーブルをWindows10 PCに接続しても認識されない。デバイスマネージャで見てみるとドライバーがインストールされていないという。これは困った、、、と思っていたところ、このケーブルが入っていた袋に目が行った。あ、ケーブルにドライバーダウンロード用アドレスが書かれているではないか。

Img04583

早速そのURLにアクセスする。

Wch

中国語なのでよく分からないが、下裁って感じの漢字がダウンロードだろうと思いクリック。CH341SER.EXEがダウンロードされた。

Wch0

このEXEを実行するとドライバーがインストールされる(ようだ)。

Wch2_20210906201601

ドライバーをインストールする。インストール時にはこのケーブルをUSBコネクターに挿入していないエラーになる。

Wch3

インストールが終わってデバイスマネージャをみるとCOM17にUSB-SERIAL CH340Kが動作している。

Wch4

しかし、、、、PCC-FD450にてポートをCOM17にセットするけれどもPortエラーになる。

Wch5

アプリ的にポートは開くことができているようだ。ドライバが動作していないポート、例えばCOM18とかを選ぶとFailed to open the portだけが即時的にでてくる。ポート通信を試みてポート通信ができなかったようだ。

何がいけないのか、、、今時点では不明

2021年9月 5日 (日)

HRI-200のポート設定

HRI-200のポート設定を行った。

結論から言うと、

  • イーサネットケーブル接続でないと動かない(ルーターがポート開放できない)。
  • ELECOMルーターは手動でポート開放をしてあげないと動かない。

PC:Windows 10

ルーター:ELECOM WRC-1167GHBK-S

事前にUSBドライバーをインストールすること。付属CD-ROMのinstall.exeを実行するようマニュアルではガイドされている。私はマニュアルを読まずに以下のMHSEUSBDRIVER.exeを実行してしまった。Usb

結果として以下がデバイスマネージャに現れた。

Hri200devicemanager

この後あわててinstall.exeを実行したが正常終了しなかった。ドライバーインストールボタンをクリックすると一瞬DOSプロンプト画面がでてプログラム終了。でも、まぁ、以降の作業は出来たのでドライバーインストールは成功していたようだ。

HRI-200とPC間をUSBケーブルで接続する。ポート開放試験だけなので無線機は取り付けない。

Img04575

WIRES-Xアプリは新規インストールでなければ以前の認証情報をファイルメニューのサーバー再認証から消去しておく。

認証情報が消去された状態のWIRES-Xアプリを立ち上げるとWIRES-X Activation画面が現れる。暫くするとシリアル番号が自動で設定され、DMTF ID欄が入力可能となる。DMTF IDを入力しなくても左下のポートチェックボタンは機能する。

Wiresxactivation

ルーターのUPnP機能をオンにしておく。本来ならこの操作だけでOKなはず。ポートチェックを実行してみる。

Portcheckfailed

見事NG。でもルーターはUPnP設定できたと言っている。でもポートチェックはエラー。つまりポート開放されていない。UPnP登録解除を押し、リトライするも結果はNG。またステータス画面内容が以下に変わった。Get control URLが失敗するようになった。WIRES-XアプリがELECOMルーターを上手く制御できていないようだ。

Upnp

手動でポート開放をこころみる。この時点でPCはWifi接続中で、IP addressは以下の通り。

Wifiipaddress

ここでポートフォワーディングをPCのIP Address 192.168.0.101に設定を試みるもルーターがそのIP Addressを受け付けない。その理由はLANのIP Address範囲外だらか。そこでLAN IP Address範囲を確認する。

Lanipaddress

LANのIP Addressはイーサネットケーブル接続のIP Addressとなっている。なるほど、ということでPCをイーサネットケーブル接続に変更して、ポートフォワーディング設定を行う。このルーターはファイアウォール設定から入るようになっている。

Elecomfirewall

Elecomportforwading

以上6ポートについてポートフォワーディングを設定する。

なお、PCのイーサネットポートのIP AddressをDHCPから固定IPに設定変更しておくことが必要となる。変更は コントロールパネル -> ネットワークとインターネット -> ネットワーク接続 でルーターに接続しているイーサネット接続のプロパティ変更から行う。その場合、ゲートウエイとDNSはルーターのIP Addressを設定する。

この設定ができてから再度ポートチェックを行う。

Success_20210905093801

無事成功。

2021年9月 4日 (土)

FT3DのWIRES-Xでのアナログ・オーディオ設定

FT3Dのマイク・スピーカー端子をWindowsタブレットに接続した。

34197

USBサウンドアダプターはUGREENのアダプター。

Img045691

このUSBのマイク音声入力をタブレット内蔵スピーカーでモニターするのにちょっと手間取ったので備忘録。

  1. サウンド設定で、UGREENに対応するUSB Audio Deviceのプロパティを開く。
  2. 聴くタブをクリックしてデバイスを聴くにチェック。
  3. このデバイスを使用して再生するで内蔵スピーカーであるIntel SST Audio Device (WDM)を選択する。

上記3を実行しておかないとミキサーでスピーカーであるIntel SST Audio Deviceの入力ソースにUSB Audio Deviceが出てこない(ここで15分くらいはまった)。

USB Audio Deviceのマイクを既定のデバイスに設定すれば、FT3Dのスピーカー音声がPCに入力される。

FT3Dのマイク入力へは音声ミキサーでスピーカーがUSB Audio DeviceになっていればOK。音声送信の確認はFT3DをポータブルHRIモードのノードモードにしてその送信周波数を別のリグで受信することで確認できる。音声送信はWIRES-Xの表示->オーディオ調整->送信ボタンで送信できる。なお、この送信ボタンはどっかのルームなどにコネクトしている状態では押せない仕組みになっている。

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