ワイヤーダイポールW8010の飛び特性について - その1
ワイヤーダイポールW8010の3.5/7/21のラインを張った。その性能について初回考察。
3.5と7でFT-8をやってみると、自分に入感する相手局のSに対して、相手局からもらう自局のSの方が全体的に低い傾向があることがわかった。自局Sと相手局Sをそれぞれで比較したのが以下のグラフとなる。
その理由を考える中で、JA4MSM局のシュミレーション結果が目に留まった。このシュミレーションではダイポール地上高と打ち上げ角について検討が行われている。そこで参照されているCQ出版社の「特選 ハムのアンテナ製作集」の見本記事の図3 水平ダイポールの地上高に対する特性の変化によると、アンテナ地上高8m以下での打ち上げ角は90度、つまり真上となっている。
今回張ったW8010の給電点は約4m。つまり打ち上げ角は真上になっている。これが相手に電波が飛んでいかない理由ということだ。
一方、CHV-5αは7Mでオーストラリアや南米とつながっている。このことはCHV-5αの打ち上げ角はワイヤーダイポールよりも低い(少なくとも真上ではない)ことを示唆しているかと思う。
更に継続考察が必要だ。
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