« モービルアンテナのSWR確認結果 | トップページ | 20年落ちSUZUKI CARRYのタイヤ交換 »

2021年11月24日 (水)

ワイヤーダイポールW8010の飛び特性について - その1

ワイヤーダイポールW8010の3.5/7/21のラインを張った。その性能について初回考察。

Img05424

3.5と7でFT-8をやってみると、自分に入感する相手局のSに対して、相手局からもらう自局のSの方が全体的に低い傾向があることがわかった。自局Sと相手局Sをそれぞれで比較したのが以下のグラフとなる。
W801040m80ms1

その理由を考える中で、JA4MSM局のシュミレーション結果が目に留まった。このシュミレーションではダイポール地上高と打ち上げ角について検討が行われている。そこで参照されているCQ出版社の「特選 ハムのアンテナ製作集」の見本記事の図3 水平ダイポールの地上高に対する特性の変化によると、アンテナ地上高8m以下での打ち上げ角は90度、つまり真上となっている。

今回張ったW8010の給電点は約4m。つまり打ち上げ角は真上になっている。これが相手に電波が飛んでいかない理由ということだ。

一方、CHV-5αは7Mでオーストラリアや南米とつながっている。このことはCHV-5αの打ち上げ角はワイヤーダイポールよりも低い(少なくとも真上ではない)ことを示唆しているかと思う。

更に継続考察が必要だ。

« モービルアンテナのSWR確認結果 | トップページ | 20年落ちSUZUKI CARRYのタイヤ交換 »

無線と実験」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« モービルアンテナのSWR確認結果 | トップページ | 20年落ちSUZUKI CARRYのタイヤ交換 »