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2021年12月

2021年12月30日 (木)

ダイポールアンテナの降雪のSWRへの影響

雪が降ってきた。降雪状態でのSWRへの影響を調べてみた。天候の状況を見ながら追記していく予定。

積雪は少なく、ワイヤーにもあまり雪は付着していない。
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降雪状態でのSWR。共振周波数が低い周波数に異動している。2021/12/30 14:40
80m202112301444_small

ワイヤーの雪がなくなった状態。2021/12/31 18:47 SWR最小周波数が上側にシフトした。
80m202112311847_small

特に7MHzの特性がおかしな状態になっている。6.79MHzに変なDipが発生している。2021/12/30 14:51
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ワイヤー等の雪が無くなった状態。2021/12/31 18:46 80Mと同様にSWR最小周波数が上側にシフトし、変なDipもなくなった。
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2021/12/30 14:41
30m202112301441_small

2021/12/31 18:49 同様に上方向にシフトした。
30m202112311849_small

2021/12/30 14:53
15m202112301453_small

2021/12/31 18:51 上方向にシフトすると同時に周波数上側のSWR値が低くなっている。
15m202112311851_small

正直降雪状態ではワイヤエレメントの下に降雨時のような雫が沢山連なって付くわけではいので、静電容量に大きな変化はないのでは?と思っていたが、地面が雪で覆われたせいだろうか、静電容量が増加したようで共振周波数が低い方に大きくシフトしている。

2021年12月21日 (火)

屋根裏ダイポールと屋外ダイポールの比較

単純には比較できないけれど、屋根裏ダイポールと屋外ダイポールの比較データを残しておく。

14MHzのダイポール(W8010の14/28)は屋根裏に張っていて青線の向きに地上高約4メートルで張っている。一方W8010の片割れの3.5/7/21は屋外に赤字の向きに地上高約7メートルに張っている。
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青線の屋根裏ダイポール(W8010の21/28MHz)。
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赤線の屋外ダイポール(W8010の3.5/7/21と10MHzダイポール)。
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切り替え前後のWaterfallの様子。オレンジ色の線のところで屋外アンテナから屋根裏アンテナに切り替えている。
20211221134020m

主な観測ポイントは以下の通り。

341Hz: Fiji 13dB -> 5dB  (-8dB)
878Hz: Argentine  -8dB -> -20dB  (-12dB)
966Hz: Argentine  1dB -> -9dB  (-10dB)
1444Hz: Argentine -4dB -> -13dB  (-9dB)
1939Hz: Argentine  9dB -> -1dB  (-10dB)
2606Hz: China -13dB -> -21dB  (-8dB)

アンテナ切り替えしたことで受信できなくなった局もある。方位が違うこともあるけれど、いずれの信号も低下しているので方位の差というよりも屋内・屋外の差とみるのが良いように思う。ということでこれは結構切ない結果である。

言い換えれば屋根裏アンテナを屋外に設置し直せば、10dB程度の性能改善が得られることを示唆している。

 

2021年12月20日 (月)

しびれるFT8 QSO

このFT8 QSOはしびれた。

10MHzの状態が随分とダウンして静かな中で、CQを出してみた。VKやLZなどには届いているようだ。けれども随分と静か。そこでCQを出したり、聞こえている局をコールしていたりした、期待していなかったアルゼンチンの局から呼ばれた。こちらから-14、相手局からは-21。ほとんど蚊の鳴くようなシグナルを拾ってくれたわけだ。こちらのWaterfallはこんな感じ(赤線部分)。ほとんどかすかな信号。こちらのシグナルレポートは受信できたようだが、相手局のシグナルレポートを受け取ったあとのRR73が取れないようでシグナルレポートを繰り返し送ってきた。こちらかRR73を送る事5回。やっと73が帰ってきた。

202112201937marked

WaterfallからはQSO出来たタイミング以降はコンディションがダウンしたことが分かる。本当に一瞬の出来事だったわけだ。

202112201937

まっこと、しびれるQSOだった。

2021年12月19日 (日)

Logger32での自局座標の設定

Logger32での自分の緯度経度設定の仕方がわからなかったので備忘録。

  1. 赤丸のアイコンからLogbook Entry Dialogを開く。
  2. Logbook Entry Dialog内で右クリックしてメニューを表示する
  3. 一番下のSetupを選択
  4. My QTH Lat/Longを選択

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3.5MHzから28MHzまでALL BAND DX運用

ここ数日間、昼間の運用として3.5MHzから28MHzまで、DX局最低1局とQSOすることを目指している。今日12月19日午後1時に完成した。

Band Callsign Grid Country
3.5 RA0L- OO62 Russia
7 VR2VG- OL72 China
10 PP5FM- GG52 Brazil
14 E27T- OK02 Thailand
18 BH4BN- PM01 China
21 N6M- CM99 USA
24 ZL4A- RE43 New Zealand
28 VK6A- OF77 Australia

波はそれなりに飛んでいる。ただ、Asia-Pacificに絞られている。改善すべきは21/24/28MHzあたりだろうか。18MHz以下は裏山が壁になって西には飛ばないし、NA東海岸には飛んでいなもののそれなりにAsia-Pacificがカバーできている。21/24/28MHzはそのレベル以前の状態だし、波長が長くないのでアンテナも容易に作れる。

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特に24MHzがおもしろい。というのもほとんど誰も出ていないけれど、じぃーっとウォッチしていると海外局が入ってくる。今日は1時間粘ってオーストラリアと香港の2局とQSOができた。それも屋根裏のちゃっちいダイポールで。

次は21から28MHzのアンテナ製作か。

2021年12月16日 (木)

18MHz by CHV-5αも飛ぶときは飛ぶ

CHV-5αは7MHzではイマイチの性能だった。

けれども今の所これが唯一の18MHzアンテナ。方角はワイヤーダイポールとほぼ同じ向きにしている。これはワイヤーダイポールを滑車を使って降ろすときにCHV-5αが邪魔になるからなんだけれど、現在のワイヤーダイポールの飛び具合が分かってきた気がするので、これはこれで良いかもしれない。

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今日は18MHzは結構具合がいい感じだ。米国西海岸にも届いている。実際CN86の局とQSOできた。レポートはRcv/Sent=-14/-06でまぁまぁだと思う。飛び方はワイヤーダイポールと同じに見えるので、裏山反射で西海岸に届いてるんだと思う。この後DM03とCM97の局ともQSOが出来た。
202112160900

このアンテナもうまく使っていけそうだ。

2021年12月14日 (火)

なぜANZとNAに飛ぶのか

なぜAustralia/New Zealand方面と北米に飛ぶのか。方角的に90度異なるのでこれはちょっと不思議。

20211214
ダイポールの指向性はANZ方面に向いている。なのでANZや南アジア方向(図中の矢印1)に飛ぶのは合点がいく。しかし、北米方向(図中の矢印2)にも飛んでいる。

国土地理院の地図を見ながら考えてみた。ダイポールは紫色の線の位置に張られている。また、現在ANZとは逆方向には山がある。

Map
普段、地表を完全反射体と仮定していろいろと考えている。山も同じ地表なので完全反射体とするならば、北側に放射された電波は山で反射されて飛ぶはず。ということで考えれば、矢印2は北側の山の反射波ということになるのではないか。

アンテナの地上高を上げたことで打ち上げ角が下がったはず。山の尾根までの仰角(大体45度)よりも打ち上げ角が低くなれば山斜面に反射できるわけで、それで北米方面に電波が飛ぶようになったと考えることができそう。

この考え方は、電波がEU方面に飛ばないことも説明している。ヨーロッパ方面に飛ばすにはひょっとしたら中央アルプス反射か?谷間での暮らしはなかなか悩ましい。

2021年12月13日 (月)

ワイヤーダイポールの地上高を給電点で3m上げた

3.5MHzや7MHzの飛びが悪い。打ち上げ角が高過ぎなのだと思う。そこでアンテナ地上高を上げることにした。

地上高を上げる前のポール。4m単管を50cm程埋めてある。
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上記の単管に2mの単管を継ぎ足した。これで5m以上となった。
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CHV-5αを取り付けてある32φのメッキパイプに2mのメッキパイプを継ぎ足し、バラン取り付けパイプをその先頭に取り付け直した。給電点の地上高は大体7m位になった。以下、BEFORE/AFTER比較。

BEFORE: CHV-5αの下にワイヤーダイポールのバランを取りつけてある。バラン地上高約4m。
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AFTER:CHV-5αの上にバランを取り付けてある。バラン地上高約7m。W8010の両端は単管2m継ぎ足しで高さアップ。10Mダイポール(写真右端)の両端はそのままなので逆Vになっている。
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アンテナ全景:144/430GP、W8010(3.5/7/12MHz)、10MHzダイポール、屋根裏には14MHz/24MHz/50MHzのダイポールが張ってある。
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地上高を上げた効果としてSWRの低下が得られた。給電点4m高の場合の7MHzのSWRは以下の通り。
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7m高にした後のSWRは以下の通り。
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3m上げただけで1.88から1.45にSWRが下がった。結果として、全バンドのSWRはこんな感じになっている。なお50MHzエレメントは設置していない。
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実際の運用では明らかに飛びが良くなった。北米にバンバン飛ぶようになった。実際CN88とDM13の局とQSOが成立した。
202112131500afterheight

加えてCHV-5αとの比較を7MHzで行ってみた。差は歴然だった。
以下がW8010での18:50から19:05のレポート結果:202112131850to1905

続いてCHV-5αでの19:05から19:19までのレポート結果:
202112131905to1919chv5 

再びW8010での19:19から19:28までのレポート結果:
2012121319191928w8010

これはW8010が良いというよりもCHV-5αの飛びが悪すぎるのかもしれない。受信でもCHV-5αでは北米からの信号がほとんど入ってこなくなった。

CHV-5αはとりあえずお飾りという形になってしまう。ただ、18MHzは今の所CHV-5αのみがサポートしているので、オールバンドサポートを宣言する上では必要なアンテナではある。

2021年12月 9日 (木)

30Mダイポール設置

30Mダイポールの設置を完了した。

2mmφのアルミ線にて以下のダイポールを作成した。

10mhz

λ/4 = (300/10.136)/4 = 7.4m
短縮率なども考慮して、ワイヤー長を(ちょっと長めに)730cmとしてみた。しかし、実際に作ってみるとぴったしカンカンだった(短すぎなくてよかった)。アンテナ地上高は約4メートル。
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やっぱりフルサイズダイポールは調整も楽だし、SWRのディップもゆったりだし、うれしい限り。共振周波数は50KHz位上にあるけれども降雨時など水滴によって共振周波数が下方向に移動するであろうことも考慮してこのままとする。

ちなみにバランはW8010の3.5/7/21MHzエレメントと共用している。なので単一バランで3.5/7/10/21のアンテナとなる。
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エレメント端のひとつはこいのぼりアルミポール。
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このアルミポールを固定するために、32φメッキパイプ2本を埋め、それに自在クランプでアルミパイプを固定している。ちなみにアルミパイプも32φだった。メッキパイプのキャップは明日コメリで買ってくる予定。
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追記:コメリで買ってきた(2個セットで148円)を取り付けたあと。室内ハンドレール用のレール端点処理のキャップだと思うので対候性には難があるとは思うけれども、当面これに勝る防水対策は無いかと。
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太いワイヤーがW8010、細いワイヤーが今回の10MHzダイポール。
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ファーストコンタクト(FT8)はブラジルの局だった。今の季節は朝方のコンディションが良いようなので、明日の朝が楽しみ。

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これで80M、40M、30M、20M、17M、15M、12M、10MのAll Bands運用可能となった。

2021年12月 8日 (水)

24MHz屋根裏ダイポール

21MHzは屋外のW8010での運用にするので、屋根裏の21MHzダイポールを24MHzに作り替えた。

短縮率は0.88程度になっていて片側ワイヤー長は2.7メートル程度となった。
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10cmとか5cmとか、結構おおざっぱにカットしたけれど結構いい感じに収まった。フルサイズは調整が楽でいい。
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最初の局はオーストラリア。というか、この局以外のシグナルがない。自局-12、相手局-2と、まぁまぁの出来だと思う。
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CHV-5αの14MHzエレメントを18MHzエレメントに交換

CHV-5αのエレメント取り付けは14MHzと18MHzは二者択一となっている。当初は14MHzエレメントを付けていたのだが性能は屋根裏ダイポールより劣るため、18MHzにエレメント交換することにした。

エレメントの調整の交換および調整は結構大変。CHV-5αをエレメント交換できるところまで降ろし、アンテナを回転させることで両エレメントを交換した。この作業のために、アンテナ回転用の梯子とエレメント交換用の梯子の2つを用意した。
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マニュアルに記載されている18.09MHzを中心とするエレメント寸法では18.210MHzが実際の共振周波数となった。
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マニュアルでは160KHz/cmとある。110KHz低くするために 110/160=0.68なので7mm長くする。
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左側エレメントだけ調整して様子をみてみると、いい感じになっているのでこれで完了する。つまり右側は調整していない。
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5波同時測定で他のバンドも様子も見てみる。7MHzがちょっと悪い。Img05673_small

狙った周波数7.074に対して共振周波数は7.094MHz。わずか20KHz。7MHzでは42KHz/cmなので5mm長くしないといけないが、アンテナチューナーで頑張ることにして、再調整はしなかった。
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アンテナ形態をV字に戻した。水平よりもこっちのほうがカッコいい。性能的な差異は感じられなかったし。
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とにかく共振周波数のディップが狭くてなんとも扱いにくいアンテナだ。でも18MHz最初のQSOはFijiで、それなりに飛んではいる様子。24mhz20211208_20211208155701

当面このアンテナで運用することとする(ほかに18MHzのアンテナは無いし、、、)。

2021年12月 7日 (火)

Chrome Desktopを使ってみた

今までTeam Viewerを個人使用で使ってきた。いろいろと面倒なことが起きたのでChrome Desktopに乗り換えようと思う。

インストールは至って簡単で、Chrome Desktopをインストールするだけ。クライアントからのアクセスはChomeを使う。重要なのは同一Googleアカウントで、サーバー、クライアントともログインするということ。つまり、同じGoogleアカウントでログインしているPC同士はPINコードさえ入力すればリモートアクセスを許可するというもの。

同じGoogleアカウントでログインしていて、Chrome Desktopサーバーとなっているマシーンはクライアントから一覧で見ることができる。
Chromedesktop_20211207110401
ここでログインしたいRemote Desktopを選択すればよい。

ではTeam Viewerの良いところがあるか、自分の過去の利用状況から考えてみた。Team Viewerで使ったのはファイル転送や再起動などだ。それ以外は単純なRemote Desktopとしてしか使ていない。
Teamvieweroption

Chrome DesktopでもCtl+Alt+Delを送ることができるからリモートから再起動が可能だ。
Chromedesktop_20211207110201

ファイル転送もできる。
Chromedesktop_20211207110202

となると、Team Viewerを使い続ける意味があるのか?今の所、それを主張しうるポイントがない。今後はChrome DesktopでリモートFT8運用をおこなってみるかな。

 

 

 

 

2021年12月 4日 (土)

屋根裏ダイポールは結構飛ぶ

屋根裏ダイポールは、CHV-5αとの比較だけれども結構飛ぶ。

CHV-5αでは北米西海岸からちょろちょろと受信レポートが出たが、屋根裏ダイポールは北米からもアジアパシフィックからもどんどんレポートが出た。おまけに、以前から追いかけていたメキシコの局ともQSOができた。
Urdp202112041049
レポートは自局から-18、相手局から-17でほぼ同じ。相手局は3エレ八木だから、それに助けられているんだろうと思いながらも、CHV-5αでは到底無理だろうというエリアとQSOが出来たのは、屋根裏ダイポール大したもんだ。

屋根裏ダイポールはW8010の14/28MHzセグメントで全長6.5mほど。今後のプランとしてはこれを外出しするか、14MHzのフルサイズダイポールを張るか、要検討。

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