« 200mmレンズでの望遠撮影時のブレ | トップページ | 起動しなくなったWindows10の修復-備忘録 »

2022年1月20日 (木)

50MHzフロートバランのトロイダルコアとコイル巻き数

50MHz用フロートバランのトロイダルコアとコイル巻き数の計算の備忘録

FT50-43 spec
AL=440 +/- 20 % uH=(AL*Turns2)/1000

リアクタンス計算式
XL=ωL=2πfL
ω:角周波数(ω=2πf)[rad/s]
f:周波数[Hz]
L:コイルのインダクタンス[H]

計算例
FT-50-43に5回巻きで、50MHz
L = 440 x 5x5 / 1000 = 11 uH
XL= 2π x 11/1,000,000 x 50 x 1,000,000 = 2 x 3.14 x 11 x 50 = 3,454Ω


フロートバランの場合は60倍必要。特性インピーダンスが50オームの場合3,000Ω以上となる(なお、強制バランの場合は5倍とのこと)。

50Ω X 60 = 3,000Ω
なので最低5回巻きが必要ということになる。

FT114-43 Spec
AL=510 +/- 20 % uH=(AL*Turns2)/1000
5回巻き
L = 510 x 5x5 =12.75 uH
XL = 2π x 12.75 x 50 = 4,003.5Ω
4回巻き
2,562Ω なのでちょっと足りない。

FT50-43、FT114-43いずれも5回巻きが必要となる。

« 200mmレンズでの望遠撮影時のブレ | トップページ | 起動しなくなったWindows10の修復-備忘録 »

無線と実験」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 200mmレンズでの望遠撮影時のブレ | トップページ | 起動しなくなったWindows10の修復-備忘録 »