50MHzフロートバランのトロイダルコアとコイル巻き数
50MHz用フロートバランのトロイダルコアとコイル巻き数の計算の備忘録
FT50-43 spec
AL=440 +/- 20 % uH=(AL*Turns2)/1000
リアクタンス計算式
XL=ωL=2πfL
ω:角周波数(ω=2πf)[rad/s]
f:周波数[Hz]
L:コイルのインダクタンス[H]
計算例
FT-50-43に5回巻きで、50MHz
L = 440 x 5x5 / 1000 = 11 uH
XL= 2π x 11/1,000,000 x 50 x 1,000,000 = 2 x 3.14 x 11 x 50 = 3,454Ω
フロートバランの場合は60倍必要。特性インピーダンスが50オームの場合3,000Ω以上となる(なお、強制バランの場合は5倍とのこと)。
50Ω X 60 = 3,000Ω
なので最低5回巻きが必要ということになる。
FT114-43 Spec
AL=510 +/- 20 % uH=(AL*Turns2)/1000
5回巻き
L = 510 x 5x5 =12.75 uH
XL = 2π x 12.75 x 50 = 4,003.5Ω
4回巻き
2,562Ω なのでちょっと足りない。
FT50-43、FT114-43いずれも5回巻きが必要となる。
« 200mmレンズでの望遠撮影時のブレ | トップページ | 起動しなくなったWindows10の修復-備忘録 »
「無線と実験」カテゴリの記事
- HELLO UFO杖の製作(2023.09.12)
- EchoLink Proxy Serverのマニュアル設定(2023.09.04)
- WiFi速度測定(2023.07.27)
- DXV200L JARD保証認定について(2023.06.14)
- UISSでの通信 その2(2023.03.26)
コメント