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2022年2月 9日 (水)

AA-1500 ZOOMでキャパシタ測定

RigExpertのアンテナ・ケーブル アナライザー AA-1500 ZOOMを使ってキャパシタを測定してみたのでその記録。

AA-1500はR・XチャートにてLC素子の測定が出来るとある。で、実際に行ってみた。測定に先立って測定クリップを作成した。Mコネクターのメスにクリップを半田付けした。
Img06322_small

このMコネクターをAA-1500に接続した。コネクター変換アダプターがちょっとコテコテになっているがしょうがない。
Img06321_small

測定に使ったキャパシタは以下のキットを使った。精度がどの程度のものか分からないけれど、大体の目安にはなると思う。
Img06323_small

AA-1500のマニュアルによるとキャパシタの値をQ=-25からQ=-100の間で読むように(そう解釈したけれど)と書かれている。そこでQ=-25とQ=-100で測定値を取得した。キャパシタはそれぞれの容量で1個だけを測定した。

  Q=-25 Q=-100
100pF 191.5 99.1
330pF 374.6 230.5
680pF 650.7 465
1000pF 873.7 674.4
2200pF 2200 1900
4700pF 4700 4400
10000pF 9000 8900

結果を見ると330pF以上ではQ=-100にてキャパシタの表示容量の10%以内の誤差で値が得られている。100pFはQ=-25で191pFとちょっと様子が違うので別のキャパシタで測ってみた。
Img06324_small
このキャパシタでも様子は一緒だったので、キャパシタンスが小さくなるとこういった傾向になるのかもしれない。

  Q=-25 Q=-100
100pF 189.1 97.2

とりあえずCメーターとして使えそうな気がする。

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