フロートバランの製作 その3
FT-50-43を使ってみた。
屋根裏の50MHzダイポールに接続してみたがSWR=1.78と思わしくない。BL-5はSWR=1.01になっている。
そこでこの自作バランとBL-5のインピーダンスグラフを比較してみた。BL-5は共振周波数である48MHzでR=49Ω、一方自作バランはR=88Ωとなっている。この入力抵抗値の差がSWRの差になっていると思われる。
しかし、入力抵抗値を変えるにどうしたらいいのだろう???同じワイヤーダイポールを接続しているBL-5とは差があるのでアンテナワイヤーを調整してどうのこうのという話ではないのではないだろうか。
そこでトロイダルコアに巻いているUEW線の巻き数を3回に変えて特性が変化するか調べてみた。
結果は5回巻きも3回巻きもほぼ同じで変化は見られなかった。以下のグラフは両方のケースの特性を重ねているけれどほぼぴったり。
どうしたらいいのだろう???
トロイダルコアを変えても、巻き数を変えても同じ(いまのところ)となると自作バランをBL-5と同じ特性にするには次に何をすればいいのだろう。BL-5は強制バランだろうから、もともと違うモノと言えばそうなんだけれども、、、、
追加
トロイダルコアへの巻き数を3に減らしても状況は変わらなかった。
何をどうしたら良いのかわからない。。。。
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