WSJT-XでのFT8運用ログをHamLogにもログりたい。現在はLogger32でログ中。環境を設定したのでその備忘録。
WSJT-XとHamLogのログ連携
HamLog上での設定は以下のとおり。
オプションでJ T -Get's(j)...を選ぶ。

J T -Get'sウインドウが表示されるので、そこから表示メニューの中の表示モードとリンク設定(L)...を選ぶ。

表示モードとリンク設定ダイアログが表示される。「更新結果を入力ウインドウへ転送する」にチェックを入れる。

この操作をすると、HamLogはWSJT-XのディレクトリにあるALL.TXTをモニターして自分に関するQSOログを抜き出し、QSO結果としてHamLogの入力画面に転送してくれる。その入力画面でSaveボタンをクリックすればHamLogにログ完了。
では、自分以外のコールサインに対して設定するにはどうするか。例えばクラブ運用でクラブ局コールサインでのログをログしたい場合など。
そんな場合は、HamLogのオプションメニューからデータの保守(D)を選んで、別コールサイン用にインストール(B)...を選ぶ。

コールサインの入力画面が現れるので、そこでログしたいコールサインを入力するとそのコールサイン用のHamLogがインストールされる。そのHamLogで上記のWSJT-Xとの連携設定を行えばよい。
JA4JOE OMのホームページはとても参考になる。
QSLカード印刷について
QSLカードの表面は素敵な写真で飾るとして、裏面はQSO記録を記載することになる。これをログを使って自動印刷したい。オプションメニューにあるQSLカード印刷(Q)を選ぶと以下のダイアログが表示される。

ここでは8N0OKUWA白紙縦.qslをHamLogのテンプレート白紙縦.qslから作ってみた。
ダウンロード - 8n0okuwae799bde7b499e7b8a6.qsl
この定義ファイルによって出力されるQSLカードイメージは以下のとおり。

リグやアンテナの情報は上記ダイアログのRig/Antボタンをクリックすることで設定できる。上記イメージは以下の設定が表示されている。ログでは7.042MHzとなっているが、7MHzバンドだったら細かな周波数は関係なくてFreqは7と書けばよい。アンテナ高さ変数は定義ファイル内では!Hiで参照されるようだ。

このテーブルを運用する周波数ごとに設定すればよいことになる。
これはなかなか便利だ。