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2022年8月25日 (木)

登山用アンテナ ヘンテナ製作 その2

アンテナアナライザー AA-1500 ZOOMにて測定してみた。

ケーブル処理などで測定値に揺らぎがでるが、大体こんな感じになる。Hentenna02rexp

145.00MHzでの測定値は以下のとおり。Z=72.07-j23.78とケーブルの特性インピーダンス50Ωからそんなにかけ離れてはいない。実際SWRも2を切っている。
Hentenna02rexp1

MMANAでシュミレーションしてみた。エレメントは12ⅹ2のアルミバーを使っている。これの半径をどう表現するかだが、とりあえず半径2.0mmとしてアンテナ定義してみた。

Hentenna02

アンテナ形状は以下の感じとなる。垂直偏波にしたいのでアンテナは横に寝かせた状態で定義している。

Hentenna02_20220825201901

計算結果は以下の通り。Z=68.81+j20.83とアナライザー結果とインダクタンス成分とキャパシタンス成分が入れ替わっているが絶対値としてはほぼほぼアナライザー結果と同じで、それゆえSWRが近い値となっている。またdBdがおよそ3ある!

Hentenna02_20220825202001

パターンは緩やかな8の字となっている。
Hentenna02_20220825202002

およそ3dBdということで2倍の利得が得られるアンテナだ。これは追い込んでいく価値があると言える。

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