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2023年11月

2023年11月26日 (日)

中央アルプスからの月の出の予測

大桑村から見た中央アルプスからの月の出を撮影するタイミングを考察した。

自宅から空木岳までの距離は17Km、標高差を2000mとすると tanΘ=0.11 (2/17)

arctan(0.11) = 6.27

Arctan

ということで、自宅から空木岳を見上げが6度ちょっとだと分かる。

この日の月の角度と時間の関係は以下のとおり。
Photo_20231126202102 Photo_20231126202101

月の角度は16時で3.5度とわかる。では、一体何時に月が山の上に現れるのか。

月は糸瀬山の上に出てきた。この写真の撮影時間は16時26分。月の角度は17時で14.7度。16時が3.5度なので1時間で11.2度。30分だと5.6度くらいなので、この写真は大体8度くらいの写真だろうか。この日の月の出は15時46分なので40分後には中央アルプスのどっかから月がでてる感じなので、月の出から30分後にスタンバイすれば10分以内に撮影タイミングが来るって解釈でいいかも。
Img_7233_small

本当は空木岳と南駒ケ岳の間位から月が出てくれることを期待してたんだけれど、、、
Img_7240_small

夕焼けタイミングと重なって、なんともいい感じの写真だね(自画自賛)

2023年11月24日 (金)

IC-705+DXV200LとFT-450の比較

IC-705+DXV200L(200Wリニア)とFT-450(50W)の比較を3.5MHz行ったので、その備忘録。

Img05831_small

OM局長さん(埼玉県所沢市)から貴重なレポートを頂くことができた。アンテナは短縮ダイポール

シグナル強度:
IC-705 59+2,3dB
FT-450 58

明瞭度:
IC-705 COMPなしが一番いい。全音域が綺麗に出ている感じ。COMPをONにすると低音が強調されて聞きにくくなる(鼻が詰まった感じ)。
FT-450 低音(特に500Hz以下)が強調されている感じ。IC-705に比べて随分と聞きにくい。

IC-705+DXV200LはSSBでは200W出ていない感じ。FMでは200W出るようなので(DXV200LのFWDメータで測定)、IC-705のSSB送信出力レベルがもともと低いのか???それともDXV200Lのメーター表示の特徴なのか???しかし、DXV200LのALCレベルトリマーを動かしても出力変化がないので、DXV200L的には入力が十分に小さいように思える。

いずれにせよ、HF運用はIC-705+DXV200Lの組み合わせが良いようだ。設定はCOMP OFFで。

2023年11月23日 (木)

1.8MHzアンテナ用ローディングコイルの製作 - その3

カウンターポイズを試してみた。

まず、ローディングコイルの接続点調整用に手持ちで最大のクリップをローディングコイルに取り付けた。

Img05757

まず、カウンターポイズ取り付け前の状態を確認する。1.862MHzにてSWR=2.00だった。

Img05812_hdr_small

Img058131_small

カウンタポイズとして40mにできるだけ近い長さのワイヤーを使いたい。手元にある最も長いワイヤーは電工ドラムなので、これをカウンターポイズとして使ってみることにした。給電点のグランド側にACコンセントのメスを取り付け、ここに電工ドラムを接続した。

Img05823_hdr_small

アース側に電工ドラムの電線を接続するACコンセントを取り付けた。

Img05816_hdr_small

電工ドラムの電線を全て送り出した。

Img05820_small

電工ドラム電線を全て送り出した状態、電線長は31.8m(20m巻き尺で計測)だった。

Img05822_small

この状態でのSWR=1.25で、共振周波数は1.862MHzのままで変わらずだった。

Img058191_small

結論:

手持ちの電工ドラムはカウンターポイズとして有効。

オマケの考察

一点考慮点として、電工ドラムは全て送り出さないといけないようだ。電線の巻きが残っているとSWRは下がらず共振周波数も変わる。これはドラムに残っている巻き線がコイルとなってしまう(終端にインダクタンス成分を持つ)ことからなんだろうか??以下のSWRは巻き線が約4メートル位ドラムに残っている状態で測ったもの。

Img058171_small

2023年11月21日 (火)

1.8MHzアンテナ用ローディングコイルの製作 - その2

ローディングコイルを7MHzバーチカルアンテナに取り付けて、共振周波数を探ってみた。

Img05716_small

まずはローディングコイルをそのままアンテナのベースに取り付けて共振周波数を測定。
20112023_133533

へんなヒゲが乗っかってるけれど、共振周波数としては1.614MHzとでた。どうやらインダクタンスが思ったよりも高めのようだ。

そこで調整用のクリップを取り付けて目標周波数1.860MHzとなる点を探った。

Img05717_hdr1_small

20112023_135233

1.854MHzで共振するポイントを見つけた。コイル2段目の真ん中あたりだ。

計算ツールでは以下の見積をしていたので、このポイント103.5uHなんだろうと思う。実際にこのポイントでのインダクタンスをマルチファンクションテスターで測ってみた。

Img05749_hdr_small Img05750_hdr_small

ちゃんと0.1mHと表示するではないか。つじつまが合う。

ちなみにコイル全体の場合はマルチファンクションテスターは0.14mHと表示していた。ちなみに今回のアンテナの共振周波数を1.6MHzとする場合のローディンコイルのインダクタンスは142.7uHとなる。つじつまが合う。
Total height of antenna : 33.8feet = 10.3meter
Distance from antenna base to the center of the coil : 0 (base loading)
Diameter of the conductor : 0.047inch = 1.2mm
Required Inductance 142.7 microhenries

ちなみに142.7uHのベースローディングコイルを取り付けた場合のアンテナ長は7.46mとなる。
Distance from antenna base to the center of the coil : 0 (base loading)
Diameter of the conductor : 0.047inch = 1.2mm
Operating frequency : 1.86MHz
Total height of antenna :24.5feet = 7.46meter

ということで、インダクタンスは計算通りに作ってもその通りにならない場合があることが分かった(気がする)。

その他の環境要因によって、共振周波数がどのように変化するか分からっていないので、とりあえず大型クリップを取り付けてインダクタンスを調整可能なスタイルのままにしておこうと思う。

2023年11月18日 (土)

1.8MHzアンテナ用ローディングコイルの製作

軽トラ取り付け型の7MHz 1/4バーチカルアンテナで1.8MHz運用する為にローディングコイルを製作した。

まず、アンテナ仕様をネット上のアンテナ計算ツールでコイル短縮型バーチカルアンテナに要するインダクタの計算をした。

入力インプットは以下の通り:
Total height of antenna : 33.8feet = 10.3meter
Distance from antenna base to the center of the coil : 0 (base loading)
Diameter of the conductor : 0.047inch = 1.2mm
Operating frequency : 1.860MHz

以下の結果が得られた。
Required Inductance 103.5 microhenries

外径9cmの塩ビパイプに巻くとして、作業スペースの関係から一度に巻けるコイル線長が14mまでで、103uHだと17m位になってしまうので、コイル巻きを2段に分けた。コイル計算はネット上のコイルインダクタンス計算ツールで行った。

一段目:
コイル巻数:32
コイル直径:9cm
コイル長さ:9cm 
インダクタンス:62.6 uH

2段目
コイル巻数:26
コイル直径:9cm
コイル長さ:7.5cm
インダクタンス:46.7uH

これらのコイルの直列接続インダクタンス:109.3uH

中国製マルチファンクションメータで測定すると以下の結果となった。
1段目:0.07mH
2段目:0.05mH 
合計値:0.12mH

ただし、これらのコイル全体の両端で測定すると以下となった。
コイル全体の両端:0.14mH

ということで、実際どうなるかはアンテナにローディングコイルをアンテナに接続して共振点を見てみるしかなさそうだ。

以下、製作過程の記録。

直径9cmの塩ビパイプを物置で調達。30cmでカットすべく、輪ゴムをマーク代わりにする。Img05667_small

30cmでカットした塩ビパイプ。
Img05668_small

塩ビパイプに銅線固定用のネジを取り付け、銅線ガイドとしてELPAの自在ブッシュ(KG-016H)をカットして輪ゴムで仮固定する。この自在ブッシュは輪ゴムでの仮固定で十分で、実際に銅線を巻けばブッシュはしっかりと固定される。
Img05678_small

32ターンは9.15メートルになる。銅線端を物干しに固定して、銅線を10メートルカットする。この作業スペースの関係でコイル巻き作業を2回に分ける必要があり、結果的にコイルを2段に分けた。
Img05680_small

カットした銅線端を塩ビパイプのネジに巻き付けて固定する。
Img05681_small_20231118164301

銅線にテンションをかけた状態で塩ビに銅線を巻き付ける。銅線を巻き付けながら、輪ゴムを巻き込む前に輪ゴムはカットする。なので、輪ゴムをカットする道具をポケットに入れて銅線巻き付け作業を始める必要がある。
Img05682_small

銅線を巻き終わったら終端をネジに巻き付け固定する。
Img05684_small

この作業を2回繰り返してコイルを2段作る。
Img05691_small

コイル全体の両端のインダクタンスを計ってみると0.14mHと表示された。
Img05688_small

まずは次のステップとして、この状態で7MHzバーチカルアンテナのベースに取り付けて見て共振点を探ってみることにする。

2023年11月 3日 (金)

Messengerでメッセージが送れない

Messengerでメッセージを送る場合に「送信できませんでした」と表示されて送信エラーになる件の備忘録。

多分、追記をしていく事になるかもしてない。

今日はメッセージの中に特定のURLが含まれていると送信できなかった。今回の場合はFacebookのURL(https://www.facebook.com/xxxx/)。xxxは具体的なリンクが入る。自分のブログのURLが入っているメッセージは送れたので、facebookのURLに反応したようだ。

Windows上でのMessengerアプリを最新にしても改善なし。FacebookのMessageとAndroidのMessengerでも同様のエラー。なのでアプリには非依存でMessage内容に依存すると判断される。

先日はpdfファイルを送ろうとしたら「送信できませんでした。このアクションは完了できませんでした」とエラーが返ってきた。再度挑戦してみたら送信された。これは条件出しができなかった。

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