1.8MHzアンテナ用ローディングコイルの製作 - その3
カウンターポイズを試してみた。
まず、ローディングコイルの接続点調整用に手持ちで最大のクリップをローディングコイルに取り付けた。
まず、カウンターポイズ取り付け前の状態を確認する。1.862MHzにてSWR=2.00だった。
カウンタポイズとして40mにできるだけ近い長さのワイヤーを使いたい。手元にある最も長いワイヤーは電工ドラムなので、これをカウンターポイズとして使ってみることにした。給電点のグランド側にACコンセントのメスを取り付け、ここに電工ドラムを接続した。
アース側に電工ドラムの電線を接続するACコンセントを取り付けた。
電工ドラムの電線を全て送り出した。
電工ドラム電線を全て送り出した状態、電線長は31.8m(20m巻き尺で計測)だった。
この状態でのSWR=1.25で、共振周波数は1.862MHzのままで変わらずだった。
結論:
手持ちの電工ドラムはカウンターポイズとして有効。
オマケの考察:
一点考慮点として、電工ドラムは全て送り出さないといけないようだ。電線の巻きが残っているとSWRは下がらず共振周波数も変わる。これはドラムに残っている巻き線がコイルとなってしまう(終端にインダクタンス成分を持つ)ことからなんだろうか??以下のSWRは巻き線が約4メートル位ドラムに残っている状態で測ったもの。
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