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2024年1月

2024年1月28日 (日)

TWELITEでソーラーパワーを使う - その4

蓄電デバイスがどの程度動くのか確認した。

蓄電デバイスがどの程度チャージできているか分からないのでこの結果がどの程度の一般性があるかは分からない。

薄曇りではあったけれども比較的天気の良い日に屋根の上にソーラーパネル付きのTWELITEを置いておいた。

TWELITEを部屋に取り込み段ボール箱を被せて日光を遮った。つまり蓄電デバイスのみでの動作となるわけだ。

Img06914_small

以下にTWELITEのVCC変化をグラフにしてみた。縦軸がVCC(Vx100)、横軸がサンプリングカウントで5秒に1回インクリメントしている。

Twevcc
VCCは明るいところでは3.5V程度あるが、段ボール箱を被せると3V程度に低下する。つまり、蓄電デバイス単独となるとVCCは3Vになるということだ。このあと徐々に電圧は低下していく。大体2.6V程度でTWELITE自体がPORしてしまう。その時のサンプリングカウントは400だ。つまり400 x 5秒 = 2000秒 = 33.3分。

結果:蓄電デバイス1.5F、送信インターバル5秒では暗所で約33分は動作した

TWELITE DIPの送信インターバルが5秒だと約33分程度は蓄電デバイス(1.5F)で動作することが分かった(少なくともこの建付けでは)。

ちなみにここのデータ取りは以下のPythonコードで行った。TWELITEからの送信データをCSVにしてファイルに書き出している。上記のグラフはそのCSVをエクセルでグラフ化したもの。

ダウンロード - twelitemonitor1.py

次は蓄電デバイス3.5Fで実験してみる。

Img06915_small

電気二重層コンデンサを1.5Fから3.5Fに差し替えて実験を行った。まずローラーパネルが日光に当たるように一日外に出した。十分に充電と判断し、陽射しが残っている間にTWELITEを室内に取り込み段ボールで蓋をした。

段ボールを被せてから917カウント後にTWELITEはPORした。
917 x 5秒 = 4585秒 = 76分

Twevcc35f

1.5F : 33分
3.5F : 73分
-----   -----
2.3倍  2.2倍

この2つのサンプルではキャパシティ容量増加比と動作時間増加比はほぼ同じとなった。

次は送信インターバルを5分 = Sleep Dur 300,000ms(今までは5秒だったので60倍)にして発電停止後の動作時間を計ってみる。

Dur300000

1.5Fについて、Sleep Duration 300,000秒、すなわち5分で実験してみた。結果は約50分。横軸はTWELITEのCounterで92で遮光した。で、102が最後のログとなっていた。つまり102-92=10 10x5分で50分。誤差は5分はある。5秒インターバルで33分だった。思いの外時間が伸びなかった(2倍にもなっていない)。
15fdur30k

Sleep Durationを変更しても動作時間が伸びないということは、TWELITE以外の消費電力が多い可能性を示唆している。今回の測定ではADT7410温度センサーモジュールを使っている。

Img07200

このモジュールが怪しい。スペックをみると210uA(Typ)とある。これは常時通電モードの消費電流。ADT7410はシャットダウンモードを供えていてそちらは2uAだ。TWELITEではDevice ModeとしてADT7410を設定しているが、TWELITEのApp_TagがどのモードでADT7410にセットしているかわからない。ちなみにDefaultは常時通電モード。

とりあえずADT7410を取り外し、TWELITEのDevice Modeをアナログセンサーモード0x10(内蔵ADCレベルの取得)に設定して再テストすることにした。ちなみにDevice ModeをADT7410(0x30)にセットしたままでADT7410だけ取り外すとTWELITEは動作しない(多分ADT7410とコミュニケーションできないから)。電気二重層コンデンサは1.5F、Sleep Durationは5分(30,000msec)。

結果は劇的だった。33.16時間。Count=37からスタートして435まで(5min/count)。
(435-37)*5/60 = 33.16 hours
途中PCをスリープにしたので目盛りでCount=104から210までは飛んでいる。

Twelite_20240205091401

これなら24時間を大きく超えているので、天候が良い日が続けば24時間稼働が可能だ。電気二重層コンデンサを3.5Fに交換すれば単純に2倍の時間は動作すると予想されるので66時間(約2日半)は動作すると思われる。

この事はTWELITE動作時間においてセンサー回路の設計がとても重要であることを示唆している。

2024年1月26日 (金)

TWELITEでソーラーパワーを使う - その3

秋月電子からソーラーモジュールと電気二重層コンデンサ1.5F3.5Fが届いた。

Img06891_small

まずはソーラーモジュールからテストしてみた。ソーラーモジュールはSHARP製の300mWモジュールだ。これにC基板が付属したものを購入した。C基板が必要かどうか分からなかったので(でもセットで売ってるんだから理由があるのでは?って思い)とりあえずC基板付属を調達してみた。いろいろ考えたが結局C基板付属の意味が見いだせなかった。

Img06892_small

ソーラーモジュールに出力線を半田付け。

Img06893_small

ショート防止のために養生テープを貼り付けた。ガムテープだと剥がすのが大変かと思い、比較的やさしい接着力の養生テープを採用。

Img06894_small

ソーラー電源管理モジュールに接続した。

Img06896_small

既に日没後だったのでまずはLEDランプで動作確認。

Img06895_small

オシロでみてみると2.9V程度の出力が出ている。これはかなり強力だ。

Ds1z_quickprint1_20240126194501

LEDランプを消してみると急速に2Vまで電圧低下する。これはソーラー電源管理モジュール内蔵の220uFの放電の様子を見ているんだと思う。2.0VになるとTWELITEがOFFになるので暫く2.0Vで水平飛行をする。

Ds1z_quickprint2_20240126194501

しかし、耐え切れなくてなって完全放電するみたい。

Ds1z_quickprint3_20240126194501

放電が進んでからLEDランプを点灯させると一瞬にして2.9Vまで回復する(当然か)。

Ds1z_quickprint4

ということで300mWのモジュールは結構パワーがありそうだ。次は電気二重層コンデンサを接続して蓄電をしてみる。

その前にちょっと特記すべき現象に遭遇した。LEDランプだけでTWELITEが動作するような書き方を上でしたけれど、どうもそう簡単ではないようだ。ちなみに上の試験はまだ明るいうち(外からの光が窓越しにはいってきていて、その上でLEDランプをつけていた)に実行したモノだった。夜になって外の明かりが無くなってLEDランプだけになったら様子は違った。

LEDランプだけだとTWELITEの電源電圧はこんな感じで振れてしまった。① おそらく電圧が上昇してTWELITEに給電できる電圧(オシロでは2.6V位か)に到達してTWELITEの電源がONになるけれども ②発電量よりも供給量の方が多く急激に電圧低下(220uFが放電してまう)を起こしTWELITEをOFFにする。③ また受光による充電による給電がはじまって②にもどる、、、、というサイクルが起きてるのではないかと思う。

Ds1z_quickprint1_20240127083201

Ds1z_quickprint4_20240127083701

LEDランプの発光量を弱にして(TWELITEが再起動しないほど発電量を下げて)電圧が降下した後、LEDランプに加えて昔ながらの豆電球懐中電灯の光を当ててやると、発電量が増加するがその過程で一瞬同様の事象が発生する。つまり電圧が過渡期で発電量が弱い場合にこのような発振的な事象が発生するんだと思う。

そんなこんなで電気二重層コンデンサ1.5Fを付けてみた。

Img06898_small

朝日が出る前に窓際に一式をセットした。

Img06899_small
日光が当たってきた。ガラスの関係で室内にはソフトな光が入ってくる。
Img06901_hdr_small

 

Img06904_small

光の強さによってTWELITE VCCは様子が変化した。光が強くなると高い周波数のノイズが入るようになった。電圧は大体3.2V位になっている。10分程光に当てた状態でソーラーパネルに遮蔽を被せるとノイズは乗るが電圧は3.2Vあたりで安定している。電気二重層コンデンサに充電がされているようだ。

朝日が当たる前:
Ds1z_quickprint1_20240127084801
薄っすらと光が当り始める直前:
Ds1z_quickprint2_20240127084801
朝日がうっすらと当たり始めた時:
Ds1z_quickprint3_20240127084801
しっかりと太陽光が当たっている時:
Ds1z_quickprint4_20240127084801

朝8時55分に外に出してみた。暫く充電をしてみる。

Img06904_small Img06905_small

TWELITEは元気に動いている。
::ts=62
::rc=80000000:lq=78:ct=05F5:ed=810CCAC2:id=0:ba=3650:a1=1792:a2=2467:te=1050
::ts=63
::ts=64
::ts=65
::ts=66
::ts=67
::rc=80000000:lq=78:ct=05F6:ed=810CCAC2:id=0:ba=3480:a1=1792:a2=2467:te=1062
::ts=68
::ts=69
::ts=70
::ts=71
::ts=72
::rc=80000000:lq=78:ct=05F7:ed=810CCAC2:id=0:ba=3650:a1=1789:a2=2467:te=1050
::ts=73
::ts=74
::ts=75
::ts=76
::ts=77
::rc=80000000:lq=75:ct=05F8:ed=810CCAC2:id=0:ba=3470:a1=1792:a2=2467:te=1050
::ts=78
::ts=79
::ts=80
::ts=81
::ts=82
::rc=80000000:lq=78:ct=05F9:ed=810CCAC2:id=0:ba=3650:a1=1789:a2=2467:te=1056
::ts=83

想定外の結果になった。

ログを見ると5時3分位にTWELITEの送信が止まっていた。だいたい4時近くまで陽射しはあり、3時30分位までは斜めからではあるけれど日光が当たっていたと思う。5時3分はまだ明るい時間で、この時間に送信が止まるという事はソーラーパネルの充電電圧が低下してから1時間30分も持たなかったことになる。
Tickカウンター 27535まではct=1B64とインクリメントが続いている。その時の電源電圧2.675V
Tickカウンター 27540ではct=0001とリセットされている。その時の電源電圧は2.630V

::rc=80000000:lq=84:ct=1B63:ed=810CCAC2:id=0:ba=2680:a1=1534:a2=2467:te=0656
::ts=27531
::ts=27532
::ts=27533
::ts=27534
::ts=27535
::rc=80000000:lq=84:ct=1B64:ed=810CCAC2:id=0:ba=2675:a1=1534:a2=2467:te=0656
::ts=27536
::ts=27537
::ts=27538
::ts=27539
::ts=27540
::rc=80000000:lq=84:ct=0001:ed=810CCAC2:id=0:ba=2630:a1=1107:a2=2467:te=0850
::ts=27541
::ts=27542
::ts=27543
::ts=27544
::ts=27545
::ts=27546
::rc=80000000:lq=84:ct=0001:ed=810CCAC2:id=0:ba=2635:a1=1097:a2=2467:te=0612

どうやら電源電圧2.675Vを下回るとTWELITE DIPは電源電圧モニターが働くようだ。

ログが残っている最も過去はおよそ20分前。その時の電源電圧は2.880V。およそ20分かけて2.880Vから2.630Vまで0.25V低下したことになる。

::ts=26327
::rc=80000000:lq=84:ct=1A70:ed=810CCAC2:id=0:ba=2880:a1=1628:a2=2467:te=1075
::ts=26328

ソーラー電源管理モジュールのマニュアルには以下の記載がある。BYPをDO2に接続すれば0.2Vを稼ぐことができる。リニアに低下するわけではないと思うが約15分程度は延命できるとみることもできる。
BYP
TWELITEのDO2に接続します。
Hiにすると、蓄電デバイスとTWE_VCC間へ接続されているダイオードをバイパスします。
蓄電デバイスが2.3Vの状態でTWELITEへ電源を供給すると、ダイオードの電圧降下によりTVE_VCCは約2.0Vになり動作を停止します。バイパスを行うと、蓄電デバイスが約2.0VまでTWELITEを動作できます。
電圧条件は、TWELITEの電圧条件に従います。

どうやら受信データから電源電圧(ba)を取り出してプロットするアプリを作る必要がありそうだ。

2024年1月23日 (火)

TWELITEでソーラーパワーを使う - その2

TWELITE DIPにApp_Tagをインストールできたので、次はTWE-EH SOLARの実験だ。以後ソーラーモジュールと呼ぶ。

Img06838_small

ソーラーモジュールを配線してLEDランプの下に置いてみた。TWELITEは時々(本当に時々)動作する。TWELITEはVCCが2.0V以下では動作しないので発電電圧(TWE_VCC)が2.0を超えないという事だとおもう。

Img06830_small

朝、太陽が出てからソーラーパネルを日光に当ててみた。TWELITEは速攻で動き出した。

Img06833_hdr_small

::ts=44032
::rc=80000000:lq=135:ct=0016:ed=810CCAC2:id=0:ba=3310:a1=0612:a2=2467:te=1562
::ts=44033
::ts=44034
::ts=44035
::ts=44036
::ts=44037
::rc=80000000:lq=132:ct=0017:ed=810CCAC2:id=0:ba=3420:a1=0598:a2=2467:te=1562
::ts=44038
::ts=44039
::ts=44040
::ts=44041
::ts=44042
::rc=80000000:lq=132:ct=0018:ed=810CCAC2:id=0:ba=3340:a1=0634:a2=2467:te=1562
::ts=44043
::ts=44044
::ts=44045
::ts=44046
::ts=44047
::rc=80000000:lq=132:ct=0019:ed=810CCAC2:id=0:ba=3380:a1=0627:a2=2467:te=1562
::ts=44048
::ts=44049
::ts=44050
::ts=44051
::ts=44052
::rc=80000000:lq=132:ct=001A:ed=810CCAC2:id=0:ba=3360:a1=0639:a2=2467:te=1562
::ts=44053
::ts=44054
::ts=44055
::ts=44056
::ts=44057
::rc=80000000:lq=132:ct=001B:ed=810CCAC2:id=0:ba=3350:a1=0624:a2=2467:te=1562
::ts=44058

ソーラーパネルを日陰の状態から日光にあてるとTWE_VCCは3.2V程度まで上がる。

Ds1z_quickprint10

ソーラーパネルを日陰にするとTWE_VCCは徐々に低下していく。階段上になっているのがTWELITEの送信タイミング。この時TWELITEの送信間隔は5秒に設定している。

Ds1z_quickprint12

TWE_VCCが2V程度になるとTWELITEは動いたり動かなかったりする。動くと電圧はドロップし、徐々に回復する。つまり日陰で細々と充電するわけだ。けれども2.0Vを越えられないようだ。

Ds1z_quickprint13

次にVC2を見てみた。マニュアルによるとVC2は蓄電デバイス(デフォルトで220uFコンデンサ、写真アカ丸のC2)の充電電圧モニター出力だ。

Img068611_small

充電電圧モニターこんな感じの鋸状の波形になっている。真ん中の谷はTWELITE動作時。充放電サイクルを繰り返しているんだと思う。

Ds1z_quickprint9

このC2には外部に並列コンデンサを付けることができる。それによって充電デバイス容量を増やすことができるわけだ。以下の写真は外部コンデンサーとして220uFのケミコンを取り付けた様子。

Img068631_small

外部コンデンサー220uFを追加すると充電電圧モニターはこんな感じに変わる。充電容量が増えた分、充放電サイクルが長くなるようだ。

Ds1z_quickprint8

仮に外部コンデンサーを取り付けても日陰になると直ぐにTWE_VCCは2ボルトになってしまう。次は外部蓄電デバイスとして電気二重層コンデンサ、いわゆるEDLCを取り付けて日光が当たらない状態でどのくらいの動作時間が得られるか実験だ。なにしろ1FのEDLCでも220uFの4500倍の静電容量となる。

仮に220uFで送信4回できるならインターバル5秒だと20秒、4500x20= 90000秒、 90000秒は25時間なので、一回充電すれば1日は持つことになる(かな)。

 

TWELITEでソーラーパワーを使う

TWELITEでソーラーパワー(TWE-EH SOLAR)無線マイコンTWELITE用ソーラー電源管理モジュールを使う。

ソーラーパワーの使い方はネットに書かれているけれど情報が拡散していてなかなか分かりにくい。

まずは無線タグアプリ(App_Tag)をインストールすることが必要だと分かった最新のTWELITE Stageをダウンロードする。古いままでやっていたら何が何だかわからなくなった。。。。

最新版のTWELITE Stageを使用すること。

で、TWELITE_Stage.exeを使ってTWELITE APPSビルド&書換を実行した。インストールするのは、子機(DIP)はApp_Tag_EndDevice_Input、MONO_StickはApp_Tag_Parent_MONOSTICKだ。

App_TagをDIPにインストールしたけれどインタラクティブモードに移行しない。
どうやらM2をグランドに落とさないといけないようだ。M2がオープンのままだとOTAモードが働くと書いてある。なんだかちょっと違うような雰囲気だけれども、M2をグランドに落とさないとインタラクティブモードにならない事に変わりはない。

で、M2をグランドにおとしてみたらインタラクティブモードのメニューが現れた。
OTA(On The Air)をPORで起動しないようにするにはオプションビット ?????4?? を設定しろとある。現時点のオプションビットの値が0x00000011だから0x00000411に設定すればよいのだろう。
Tag4
しかし、Optionを00000411にしてもやっぱりM2をGNDに落とさないとインタラクティブモードに入れない。

App_Tagで子機をインタラクティブモードにするにはM2をGNDに接続すること。通常動作に戻すにはM2をOPENにすること。
この操作を実行するために簡易的にR2にスイッチをつけた。
Img06831_burst01_small

子機をインタラクティブモードにしてSleep Durを(2000) 2秒にした時のMONO Stickのアウトプット。この画面はMONOSTICKのターミナル画面。MONOSTICKは1秒間隔でモニター結果をターミナルに出力するようだ。tsとはTimeStampだと思う。起動(リセット)直後はts=1でそこからインクリメントされていく。子機からの信号を受信するとその結果を表示する。以下の表示結果はMONOSTICKのOption Bitsを0x00000000に、子機(DIP)のSensor Modeを0x11に設定した場合の表示フォーマットだ。ちなみにこのモニター時にはアナログ温度センサーとしてMCP9700を取り付けてある。

::ts=2270
::rc=80000000:lq=132:ct=00CD:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2271
::ts=2272
::rc=80000000:lq=135:ct=00CE:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1110:a0=2467:a1=711
::ts=2273
::ts=2274
::rc=80000000:lq=132:ct=00CF:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2275
::ts=2276
::rc=80000000:lq=132:ct=00D0:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2277
::ts=2278
::rc=80000000:lq=132:ct=00D1:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1060:a0=2467:a1=706
::ts=2279
::ts=2280
::rc=80000000:lq=132:ct=00D2:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1060:a0=2467:a1=706
::ts=2281
::ts=2282
::rc=80000000:lq=132:ct=00D3:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2283
::ts=2284
::rc=80000000:lq=132:ct=00D4:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2285
::ts=2286
::rc=80000000:lq=132:ct=00D5:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2287

  • rc: 中継機のSID(中継していない場合は0x80000000)
  • lq: LQI
  • ct: 続き番号
  • ed: 子機のSID
  • id: 子機論理デバイスID
  • ba: 子機の電源電圧
  • te: 温度(℃)×100
  • a0: AI1(mV)
  • a1: AI3(mV)

なおSensor Modeの設定値は以下の通り。

センサーNo. センサー 固有パラメータ
0x10 アナログセンサー なし
0x11 LM61(アナログ温度センサー) 温度にかけるバイアスを設定します。1℃上昇させるには100に設定します。値域は-32767~32767の間で設定できます。
0x31 SHT21(温湿度センサー) なし
0x32 ADT7410(温度センサー) なし
0x33 MPL115A2(気圧センサー) なし
0x34 LIS3DH(3軸加速度センサー) なし
0x35 ADXL34x(加速度センサー) 「ADXL34xの動作モードとパラメータ」を参照
0x36 TSL2561(照度センサー) なし
0x37 L3GD20(ジャイロセンサー) なし
0x38 S11059-02DT(カラーセンサー) なし
0x39 BME280(温度、湿度、圧力センサー) なし
0x3A SHT3x(温湿度センサー) なし
0x3B SHTC1(温湿度センサー) なし
0x61 MAX31855(温度センサー) なし
0xD1 複数I2Cセンサモード 設定についてはこちらを参照してください
0xFE 押しボタン パケットを送信するタイミングを設定します。
0:DI1(DIO12)の立ち下がりを検出する
1:DI1(DIO12)の立ち上がりを検出する
2:DI1(DIO12)で立ち下がり、DI2(DIO13)で立ち上がりを検出する
4:TWELITE SWING用設定(起動後ただちにパケット送信し、スリープを行わない)

※ 1に設定したときは DI1 のプルアップが停止されます。

 

I2CデバイスとしてATD7410を接続してみた。

::ts=3158
::rc=80000000:lq=132:ct=002E:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3159
::ts=3160
::rc=80000000:lq=141:ct=002F:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3161
::ts=3162
::rc=80000000:lq=141:ct=0030:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3163
::ts=3164
::rc=80000000:lq=141:ct=0031:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3165
::ts=3166
::rc=80000000:lq=141:ct=0032:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0699:te=2006
::ts=3167
::ts=3168
::rc=80000000:lq=141:ct=0033:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2000
::ts=3169
::ts=3170
::rc=80000000:lq=144:ct=0034:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3171
::ts=3172
::rc=80000000:lq=144:ct=0035:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3173

ATD7410(Sensor Mode=0x32)のデータフォーマット以下のとおり。ちなみにこの実験時の室温はおよそ20℃だった。

  • rc: 中継機のSID(中継していない場合は0x80000000)
  • lq: LQI
  • ct: 続き番号
  • ed: 子機のID(MACアドレスの下8桁)
  • id: 子機論理デバイスID
  • ba: 子機の電源電圧
  • a1: AI1(mV)
  • a2: AI3(mV)
  • te: 温度(℃)×100

どうやらApp_Tagで温度測定ができそうだ。子機(DIP)のSleep Durを長くすればそれだけ省電力となる。

さて、これにソーラー電源管理ユニットをつないで様子をみてみる。

2024年1月20日 (土)

ゼロプレシャーICソケットに細いピンヘッダーを取り付けた

28ピンのゼロプレッシャーICソケットをブレッドボードに取り付けたくて作業した記録。

28ピンのゼロプレッシャーICソケットはそのままではブレッドボードに差さらない(ピンが短い)。ICソケットをアダプターにしようにもICソケットに差さらない(ピンが太すぎる)。で、細いピンヘッダー半田付けすることにした。

さすがにソケットにピンヘッダーに直付けは自身がないのでユニバーサル基板を介することにした。
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まずはICソケットをユニバーサル基板に半田付けする。この際、後からピンヘッダーを半田付けするため、ちょっと多めに半田を盛っておく。
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基板をクリップで固定する。
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ここからがミソで、ピンヘッダーに丸ピンICソケットを差しておく。これはピンヘッダーが半田ごての熱で溶けて変形したりピン抜けしたりすることを防ぐため。これをしないと大変なことになる。
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こんな感じにしてヘッダーピンをICソケットの半田付け部分に半田付けをする。
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ICソケットによって固定されているので半田ごてによる各ピン保持部分のプラスチック変形を防ぐことができる。
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もう一方も同様の方法で半田付けする。ICソケットのピンへのヘッダーピンの半田付けする側は揃えること。
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思ったよりもきれいに出来た気がする。
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ブレッドボードに挿すにあたって、ICソケットを一段かませた。というのもちょっと幅がありすぎて配線の邪魔になったので。
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拡大鏡前提の作業になるが、コツがつかめれば出来ない作業では無い事がわかったのだ。めでたし、めでたし。

2024年1月19日 (金)

ARPS実験 - 伊奈川浦川

APRS実験の記録。2024年1月19日。

結論から言うと、伊奈川流域でのAPRS信号は今回の機材では基地局での受信は困難であるということだ。

FT-70D/出力HIGH/付属ホイップアンテナにて、APRSビーコンインターバルは1分に設定した。これら機材をウエストポーチに入れ、ウエストに固定してバイクで現地に向かった。

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伊奈川沿いに上流に上ったが、R19を外れた後は基地局にて電波受信ができなかったようだ。帰路に伊奈川神社に寄ってきたが、そこからの信号は受信できたようだ。

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浦川砂防ダム上流
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伊奈川神社
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2024年1月16日 (火)

TWELITE DIP通信距離実験

先日製作したTWELITE DIP BLUEユニットにて子機ユニットと中継ユニット間の通信距離実験を行った。

通信距離レベルが分からなかったので、まずはスポーツ公園の400メートルトラックにて実験を行った。
子機を三脚に固定しグランドの東端に設置した。
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子機ユニットを段ボールに貼り付けて、その段ボールを三脚のアタッチメントに固定した。
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中継機ユニットとUSB親機(白いUSBモジュール)+PCを持ってグランドを端まで移動した。USB親機の受信性能は高くないようなので、長距離通信は子機ユニットと中継機ユニットで行い、中継機ユニットUSB親機は至近距離で通信する構成としている。
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PCにてTWELITE Stageを実行し、子機ユニットからの信号を中継機ユニットで受信したうえで、その中継信号をPCのUSBソケットに接続してあるUSB親機で受信する。通信距離はおよそ267メートルで、子機ユニットと中継機ユニットの間の通信は良好に行われている様子だった。
Twelite_20240116211601

これならば木曽川越えが可能かもしれないと、子機ユニットを和村の河岸段丘に設置したうえでImg06671_small2

中継機と親機+PCを持ってこの子機が良く見える木曽川対岸の須原のJR線上の峠道(越坂)の途中まで移動した。
Img06669_hdr_small2

この距離で子機・中継機とのパケット通信は70%程度は成功している様子だった(TWELITE Stage画面上の受信パケットのスクロール状態で判断)。通信距離は854メートル。これは可也すごい!ことだと思う。Twelite_20240116212201

今回の実験はTWELITE DIP BLUE (送信出力 2.5dBm = 1.778mW) で実験したが、TWELITE DIP RED (送信出力 9.19dBm = 8.299mW)であれば1kmを越える通信は可也余裕があると予想される。

2024年1月15日 (月)

21MHz Deltaループアンテナ考察 その2

前回の考察でマッチング回路は74pFと0.405uH(405nH)あたりで構成できることがわかった。

ということで、2年前に50MHzダイポールで実験したときと同じようにバランとLCのボックスを用意しようと思う。Photo_20240115145801
バラン部については前回同様というかコアにワイヤーを巻いてつくるとする。

Lはカリキュレーターアプリで計算すると以下の感じになりそうだ。コイル径は単三電池に巻くことを前提としている。
1_20240115150301

Cは以前ヤフオク!でゲットしたエアバリコンを使うことを前提としたい。このエアバリコンは2連しきで片方が24 - 140pF、もう片方が22 - 95pFとなっている。80pFあたりを中心にすることを考えると 24 - 140を使ってみることを考えたい。
Img06652_small

これらをボックスに入れてアンテナに繋ぐことにする。実際にどのLC値にするかは、一旦アンテナを作ってアナライザーでスミスチャートをとってみてから決めることになる。ということで、次はアンテナエレメントをゲットする。多分、1x18x2000 + 1x15x2000 + 1x12x2000 で5mのエレメントを作ることになるかなって思う。V字型エレメントの先端はアルミ線でつなぐのかなって思う。まずはこのアルミパイプを調達せねば。

2024年1月13日 (土)

21MHz Deltaループアンテナ考察

21MHz Deltaループアンテナについて考察記録。

先人の知恵に習い、21MHzのデルタループアンテナをMMANAで考察してみた。

計算タグからワイヤー編集を繰り返し、とりあえずの形状にたどり着いた。

Delta1 

先人の知恵もアンテナの開き角を小さくしていく(扇を畳む)とインピーダンスが下がると書かれているので、その方向にワイヤー編集を勧めた結果、以下のような形状に落ち着いた。
Delta2 Delta3

問題はワイヤーの長さだ。約5.9mもある。仮に給電点を地上高5mとしてもそこから約6mも上方向に伸ばさないといけない。これはかなり厳しい。
Delta5

Delta4

 

そもそも正三角形に近い形の場合について再度考察してみる。
Delta8 Delta7 Delta6

この場合 Z=107.58+j1.001となっている。Mr.Smithでマッチング回路を考察すると並列C=74pF、直列L=405nHとなることが分かる。

Delta10

おそらくマッチング回路を入れることになるだろう(開き角を自由に調整できるとは思えない)と想定すれば、作りやすい形でデルタループを作って、あとはマッチング回路でがんばるってことになるんだろうか。

それにしてもデルタループ(というよりもループアンテナ自体)は全長が1λになるとなれば結構な大きさになっちゃうね。

2024年1月12日 (金)

TWELITE DIPにU.FLコネクター取り付け

TWELITE DIPに専用ダイポールアンテナを取り付けるため、U.FLコネクターを半田付けした。

やりたい事はTWELITE DIP2つで、一つは子機、一つは中継機として構成し、子機と中継機の通信距離測定。この為、TWELITE純正の外付けダイポールアンテナをTWELITE DIPに取り付けたいわけ。

取り敢えずの完成形は以下。タッパーにいれて実験する。
Img06579_small

ケース壁に貼り付けてある長方形の板がダイポールアンテナ。
Img06586_small

このダイポールアンテナはU.FLコネクターでTWELITE DIPと接続するようになっている。けれども、自分がストックしていたTWELITE DIPは簡易アンテナ(マッチ棒)を取り付けるタイプでU.FLコネクターが付いてない。で、自分で半田付けすることにした。

とにかくコネクターは小さい。2mm角くらいだろうか。
Img06563_small

横にピンセットを置いてみると大きさがわかる(超~小さい)。Img065721_small

このコネクターをTWELITE DIPに半田付けするわけだ。
Img065731

コネクターを取り付けるパターンの内、①がセンター線、②から④が外被となる。コネクターが乗ると①と②は半田ごてが入れにくいので、①と②のパターンには半田を薄く乗せておいた。半田を乗せる前にフラックスも塗っておいた。
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コネクターをパターンに乗せて、①のパターンとコネクタ端子を過熱して半田付けしコネクターを固定した。そのうえで②部分を過熱し、コネクターをパターンに半田付けした。③と④はコネクターが固定されてから半田付けした。①から④まで半田を薄く乗せておくのが良いかもしれない。というのも③に乗せた半田量がちょっと多すぎてソルダーウィックで半田を取り除いたりしたからだ。つまり、半田を後から盛ると半田量のコントロールが超難しいので、予めパターン上に半田を薄く乗せておくのが良いように思えた。

Img065761
③部分は余分な半田をソルダーウィックで吸い取った。

アンテナのケーブルを取り付けて完成。
Img065771

出来上がりはこんな感じ。
Img06578_small

半田付けが細かすぎて容易な作業ではないけれど、それほど難易度が高いという感じでもなかったが、コネクターパターンが小さすぎて(コネクターからのはみ出し量が少なく過ぎて)半田ごての小手先で半田を乗せるのに手間取った。

上記の2が中継機で3が子機となる。簡易的に中継実験を行ったが動いているようだ。次はスポーツ公園に行って距離測定実験だ。

2024年1月 9日 (火)

カンピロバクターによる食中毒

カンピロバクターに当たったときの記録。カンピロバクターの培養検査は受けてないが、数年ぶりに会って同じものを食べた友人も同様の状態となったので、鶏肉によるカンピロバクター確定と判断した。

12月29日の夕刻に友人と駅前の焼き鳥屋で2人忘年会。結構人気のお店で16時開店前から人が待っている状態だったんだけど、ここで出てきた料理に問題があったようだ。自分でも「大丈夫か?」って思ったけれど、レバー串がほぼかなりレアだった。若干の不安があったが、どうやらそれが的中したようだ。

12月31日の朝、車の洗車をしていたら急に寒くなった。洗車が終わって家の中に入っても寒さが止まらない。寒さというより悪寒だ。耐え切れず「貼るカイロ」を背中に貼った。ただ、食欲はあり、腹痛も下痢もなかった。悪寒は更に強まり、夕方に熱い風呂に入って少し収まった感じがしたが、夜通し悪寒と暑くて発汗の繰り返しだった。熱は測らなかったが、あの感覚は38度を超えていたと思う。

1月1日の朝、いつも通りに4時50分起床、ルーチントレーニングもして、近所の神社に初詣をした。その後近所の公園まで散歩して帰宅。一見、回復したようだった。しかし9時位に下腹部中心に非常に激しい腹痛が起きた。何かに挿されるような、まるで腸をねじられるような激しい痛み。起きていることができず、ベッドに丸まって寝るしかなかった。仰向けでは激しい腹痛も、横向きで丸まって寝ると幾分痛みは和らいだ。便も出るし、尿もでるので、腸閉そくでも尿路結石でもないようだ。悪寒も時々襲ってきた。つまり、下腹部の激しい腹痛と発熱のダブルパンチだ。ただ、食欲はあり、昼には餅を2個食べたり、正月料理を食べたり、酒も飲んだ。

1月2日、症状は1日同様に発熱と腹痛が発生。これに下痢が加わった。水上の便がでてくる。比較的悪寒が少ない時、家族に言われて初めて熱を測ったら37.8度だった。つまり、こんな体温を中心に上下を繰り返していたんだろうと思う。食欲がなくなってあまり食べることができなくなった。

1月3日、症状の改善はなく、食欲は更に低下。お湯をかけたご飯、牛乳、経口補水液を飲むくらい。下腹部の痛みと下痢が同期するようになった。トイレに行けば下腹部の痛みは和らいだ。夜の体温は38.2度だった。早々にベッドに入らずを得なかった。

1月4日、朝の感覚として腹痛は可也和らいでいるように感じた。激しい痛みは遠のいた感じだ。体温も朝の時点で36.9度だった。悪寒も感じない。朝とお昼はお湯をかけたご飯のみ。でも晩御飯には若干復活してきて煮物と白飯を食べることができた。

1月5日、夜中下痢でトイレに行くことは無かった。朝はいつもの4時50分に起床、軽い運動もできた。体はかなりだるいし、下腹部が重たい感じがするが、下痢と腹痛で苦しむことはなくなった。朝食はご飯に入り卵を乗せて、みそ汁と一緒に食べた。昼はガストでハンバーグを食べた。さすがに晩酌は控えたけれど、ほぼ復活。

1月6日、下腹部に違和感が残るものの、ほぼ完全復活。昼は焼き肉屋、近所の神社に正月飾りを納めにいった。

まとめると以下となる。
12月29日夕方:感染
12月31日午前:発症(発熱)
1月1日午前:下腹部の激しい痛みと発熱
1月2日:下痢の始まり、発熱と激しい腹痛は残る
1月5日:発熱、下痢の終息
1月6日:完全回復

いやぁ、新年早々参った、参った。以降、火が十分に通っていない肉、特に鶏肉は絶対に食べないようにする。

 

国立感染症研究所は以下のように記述している。
症状は下痢、腹痛、発熱、悪心、 嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などであり、他の感染型細菌性食中毒と酷似するが、潜伏期間が一般に2〜5日間とやや長いことが特徴である。感染性腸炎研究会資 料によると、入院患者の98%に下痢が認められ、その便性状は水様便(87%)、血便(44%)、粘液便(24%)である。下痢は1日に10回以上に及ぶこともあるが、通常2〜6回で1〜 3日間続き、重症例では大量の水様性下痢のために、急速に脱水症状を呈する。また、腹痛は87%、嘔吐は38%にみられた。発熱時の平均体温は38.3℃ で、サルモネラ症に比べるとやや低い。

診断については以下のように記述している。
感染症の診断は臨床症状からは困難で、糞便等から本菌を分離することが最も確実である。本菌の 同定には通常3〜5日間程度必要である。

治療については以下のように記述している。
患者の多くは自然治癒し、予後 も良好である場合が多く、特別治療を必要としない。

以上をまとめると、下痢、腹痛、発熱で数日苦しむが、自然治癒に頼るしかない。

カンピロバクター自体は非常に多く存在する細菌で、感染が見つかっても保健所に報告する必要はないようだ。ただ、これが食中毒と判断された場合は保健所への報告が必要らしい。また、カンピロバクターは乾燥に弱く、人から人への感染は基本的にないようだ(感染者の便を直接摂取するような極端な場合を除いて)。

 

APRSISCE/32のScroller Windowについて

APRSISCE/32のScrollerのウインドウが左上隅にコンパクトにまとめられてしまった。これをスクリーン上下幅まで拡大させた時の備忘録。

APRSISCE/32をインストールした直後はScrollerウインドウはスクリーン上下幅まで拡大されていたけど、ある日なぜだか左上隅にコンパクトにまとめられてしまった。Scrollerとは受信したステーションのパケットを表示するウインドウで、見ていて楽しい。自分の場合はIGate/Digipeteaterも表示するようにしている。楽しいのでScrollerウインドウサイズを元にもどしたい。

コンパクトになってしまったScrollerウインドウ:
Scroller2

APRSISCE/32はオプションが沢山あって、どこをどう設定すれば良いかなかなかわからなかった。いろいろ放浪した結果、以下をつきとめた。設定前はAutoになっていたけれど、これをNarrowにしたらScrollerが大きくなった。まとめると、Configure -> Screen -> Orientation -> Narrow 。方法が分かっても、これでScrollerが大きくなるのが納得いかない(直感的にたどり着かない)。

Scrollerウインドウサイズを元にもどす方法:
Scroller1

ちなみにIGate/Digipeater表示を加えるにはConfiguration -> Scrollerで設定する。

ScrollerにIGate/Digipeater表示を加える方法:
Scroller3

やっぱり、APRSっておもしろい。

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