TWELITE DIP通信距離実験
先日製作したTWELITE DIP BLUEユニットにて子機ユニットと中継ユニット間の通信距離実験を行った。
通信距離レベルが分からなかったので、まずはスポーツ公園の400メートルトラックにて実験を行った。
子機を三脚に固定しグランドの東端に設置した。
子機ユニットを段ボールに貼り付けて、その段ボールを三脚のアタッチメントに固定した。
中継機ユニットとUSB親機(白いUSBモジュール)+PCを持ってグランドを端まで移動した。USB親機の受信性能は高くないようなので、長距離通信は子機ユニットと中継機ユニットで行い、中継機ユニットUSB親機は至近距離で通信する構成としている。
PCにてTWELITE Stageを実行し、子機ユニットからの信号を中継機ユニットで受信したうえで、その中継信号をPCのUSBソケットに接続してあるUSB親機で受信する。通信距離はおよそ267メートルで、子機ユニットと中継機ユニットの間の通信は良好に行われている様子だった。
これならば木曽川越えが可能かもしれないと、子機ユニットを和村の河岸段丘に設置したうえで
中継機と親機+PCを持ってこの子機が良く見える木曽川対岸の須原のJR線上の峠道(越坂)の途中まで移動した。
この距離で子機・中継機とのパケット通信は70%程度は成功している様子だった(TWELITE Stage画面上の受信パケットのスクロール状態で判断)。通信距離は854メートル。これは可也すごい!ことだと思う。
今回の実験はTWELITE DIP BLUE (送信出力 2.5dBm = 1.778mW) で実験したが、TWELITE DIP RED (送信出力 9.19dBm = 8.299mW)であれば1kmを越える通信は可也余裕があると予想される。
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