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2024年2月10日 (土)

ドメイン@niftyのサービス終了とドメイン移管

Niftyからドメイン@niftyサービス終了のメールが2月7日に来た。このブログのドメイン pathpilot.jpが残すところわずか一ヵ月足らずで使用停止になる。

実はこのメールは2回目だった。1回目は12月13日に届いていたが、読み飛ばしていた(自分のミス)。だが、こんな重要な事、メール一発で済ませてしまうのはちょっと厳しいんじゃないかなぁ。

2月7日に届いたメールには以下が書かれている。

  【重要】ドメイン@nifty終了に伴うドメイン移管お手続きのお願い


いつも@nifty(アット・ニフティ)をご利用いただき誠にありがとうございます。
昨年よりご案内しております通り、2005年より提供してまいりました
「ドメイン@nifty」を2024年3月をもって終了することとなりました。

ご利用中のお客様には大変お手数をお掛けしますが、終了日までにお持ちの
ドメイン名を、他社ドメイン管理事業者に移管のお手続きをお願いいたします。
 

ドメイン@niftyサービス終了日:2024年3月
※詳細な日付についてはホームページに掲載いたします。

...中略...

 <重要>
・ドメイン名の移管手続き完了後は、ネームサーバーを必ず変更してください。
 PDNS1.NIFTY.AD.JPなど、ドメイン@niftyで提供していたネームサーバーは切断され
 利用できなくなります。

おいおいどうするんだ、というかどうしたらいいんだ???

ガイドされたWebページを読むと移管先を自分で決めて移管先に移管申請をしろ、ってことだ。移管先を自分で決めろって言われても困っちゃうよね。自分はたまたまムームードメインにドメインを幾つか持っているのでそこで移管手続きが出来るが、ドメイン@niftyでしかドメインを持っていなければ業者探しから始めることになる。これはかなりハードルが高いと思う。

ムームードメインへの引っ越しに先立って、ドメイン@niftyに自分のドメインのAuthCodeを申請しないといけない。この申請はWhois情報公開代行サービスを使っていると却下されるとの事だ。そこでガイドに従ってnifty上で自分のドメインのWhois情報公開代行サービス利用を停止した。ちなみに情報公開代行サービスを使用しないと、自分のプライベート情報が公開されることになる。

Whois

AuthCode申請を7日16時20分に行ったら翌8日9時02分にメールで届いた。しかし、ここに至るには大きな問題があった。それはドメイン登録者番号をドメイン@niftyが公開していないことだ。7日夕方にniftyにメールで自分のドメインの登録者番号の取得方法を問い合わせたが8日中には届いていない。nifty自身はQ&Aで以下を掲載しているのに。。。おたくもドメイン管理事業者でしょうが。。。
(追記:2月14日14時14分に@niftyカスタマサポートデスクから返事が届いた。既に他社にドメイン管理を移しているからそちらに問い合わせるように、との内容だった。自分はムームードメインのサービスを使って登録者番号の取得が出来たが、そうでない移管が制限される。改善を強く望むところ)



汎用JPドメイン名の登録申請を行う際には、「登録者番号」という番号が必要となります。これは REG~で始まるドメインの登録者情報の管理番号です。登録者番号は、ドメインの管理事業者でご確認いただけます。

ドメイン@niftyの移管ガイドは以下が書かれており、移管先としてJPDirectを推奨している。

移管先として、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)が運営するJPDirect新しいウインドウが開きますをおすすめしております。

移管のお知らせにあるJPDirectへの移管手順を読む限り、登録者番号の記入は不要のようだ。これって、登録者番号を意図的に隠してJPDirectへ誘導するようにしているのか??って疑念を抱かせる建付けだ。

捨てる神あれば拾う神あり。幸いな事にムームードメインでは登録者番号が検索できる。

汎用JPドメインの移転はコントロールパネルで行うことができます。ログインしてコントロールパネルを開きます。コントロールパネルでログインするためには、事前に【ユーザー登録】しておく必要があります。

1. 【 コントロールパネルメニュー 】 の 【 指定事業者の変更 】 を選択します。

 2. 【 登録者番号 】 を入力し、【 変更後公開連絡窓口番号 】 を選んで 【 指定事業者変更申請 】 ボタンをクリックして下さい

※ 【 登録者番号 】 がわからない場合は、ドメイン名から調べることができます。

3. 【 申請完了画面 】 が表示されます。また、ユーザー登録時のメールアドレスに 『 指定事業者変更申請完了 』 のメールをお送りいたします。

つまり、ムームードメインは何らかの事情で登録者番号を登録者に教えないドメイン管理事業者からの移管を手助けしてくれるわけだ。アカウントがあればドメイン管理メニューの指定事業者の変更コントロールパネルに入れる。そこに登録者番号検索があるのだ。ここでドメイン名を入力すればその登録者番号が得られる。つまり自分のドメイン名のAuthCodeが分かれば、登録者番号はここで調べられるので移管申請が出来るってわけだ。

1_20240208174901

で、早速移管申請をしてみた。ムームードメインから即メールが以下の内容で飛んできた。

変更申請は完了するまでに最大で10日間掛かります。
申請の承認・不承認はメールでお知らせ致します。

変更完了までしばらくお待ちくださいませ。

後は待つばかり、、、、

2月9日15時に指定業者変更完了のメールがムームードメインから届いた。

で、早速確認。

pathpilot.jpはムームードメインの管理下にある。

0

でもネームサーバーが廃止予定のniftyのままなので、これをムームーDNSに変更する。

1_20240209181701

でもムームーDNSが選べない。ムームーDNSでのセットアップが必要のようだ。

2_20240209182201

pathpilot.jpのムームーDNSの処理欄の利用するボタンをクリックする。

3_20240209182301

そうするとDNS利用設定が行われる。

4_20240209202301

ムームーDNSのセットアップ情報変更が以下のように変化する。

5_20240209202301

ここでカスタム設定をクリックする。未設定ボタンをクリックすると以下の表示になる。つまり、サービス情報をセットするのが先だと言ってる。

6_20240209202901

ここで変更をクリックする。設定1はムームードメインの管理下にあるサービス用で、それ以外設定2で設定を行うようだ。

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設定2で行いたい事はwww.pathpilot.jpをpathpilot.cocolog-nifty.comにリダイレクトすること。で、設定2をそのように設定する。詳しい設定方法はドメイン@niftyのココログドメインマッピングにガイドに記載がある。

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ここでのパラメータ設定はムームーのサポート情報の入力例にも書かれている。CNAMEはwwwだけでいいようだ。この記入例ではCNAMEとしてwwwを設定すれば、www.pathpilot.jpが「内容」に入力したpathpilot.cocolog-nifty.comのエイリアスとなると解釈した。

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この操作によって以下のようにカスタム情報が設定された。

まとめると、www.pathpilot.jpはNifty上の自分のブログURLであるpathpilot.cocolog-nifty.comにリダイレクトされるよう、ネーム―サーバーが設定されたわけだ。

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そもそもCNAMEって何なのか。幾つかの参考ページがあるのでそれをまとめると、「内容」に書かれているURLのエイリアスとしてサブドメインを設定する、そのデータ種別がCNAMEのようだ。今はwww.pathpilot.jpをpathpilot.cocolog-nifty.comのエイリアス(同じIPアドレス)に設定したいので上記の設定を行ったわけだ。

 これで設定が終わったのでムームーDNSへの変更準備が整った(と思う)。

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ここでムームーDNSに変更する。

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変更する前はniftyのDNSになっている。

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これをムームーDNSに変更する。

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ネームサーバー設定変更をクリック。

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これでOKをクリックする。

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変更が完了。

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ネームサーバーも設定済みになっている。

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無事完了したようだ。

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後は、これでブログにアクセスできることを確認することになる。

暫くして確認したら、ちゃんとアクセスが出来ていた。

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WHOISも変更されている。

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最後の作業はドメイン@niftyで取得したドメインの解除だ。ドメイン管理に入り、設定をクリックする。

41_20240211085601

管理対象のドメイン画面になる。

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右メニューのドメイン設定の解除をクリックするとドメイン解除メニューになる。

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心配なのは赤く囲ったところ。ドメインを解除するとココログドメインマッピングも同時に解除されるとある。そもそもココログドメインマッピングってなんだんだ??

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試しに有効のチェックを外してみる。するとブログトップから各ブログ項目にアクセスができなくなった。しかし、「ページが見つかりません」と言っている画面自体はココログのままなのでココログサーバーの中に依然としているようで、恐らくココログ内部のリンク先が見つからないと言っているようだ。

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ということで、ココログドメインマッピングはココログ内部のDNS登録と解釈した。マッピングが有効になっていないとココログ内部でpathpilot.jpを探してしまう。つまりドメインマッピングが登録されていないとwww.pathpilot.jpをココログ外部リンクに変換できないわけだ。ということは、仮にドメイン解除で現在のココログドメインマッピングが削除されてしまったとしても再設定すればよいだけ(サイドエフェクトなし)と判断した。

では、ドメイン解除に進む。ドメイン管理の解除画面で解除をクリックする。

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不安をあおるダイアログが表示される。はいをクリックする。

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解除が完了した。

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ドメイン@niftyから自分のドメインが消滅した。

50_20240211091601

この後、ココログドメインマッピングを確認したが結局解除はされなかった。データベースの更新で変更が反映されると思うので、即時的に解除されなければ多分ずっと解除されないんだろうと思う。

とりあえず、これでドメイン移管は完了してココログ@niftyとは縁が切れたようだ。

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