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2024年2月 4日 (日)

4:1バランの製作

4:1バランを作った。目的は21MHzのデルタループアンテナの実験をするため。

作るに当たってJARLの技術資料を参考にした。ざっくり4:1の原理は、インピーダンスZのコモンモードチョークコイル2個を入力(同軸)側は並列に、出力(アンテナ)側は直列に繋ぐから、入力側はZ/2、出力側は2Zになって、インピーダンス比は1対4になるという事と理解した。

41_20240204150501

トロイダルコアはこの技術資料で使っているFT-114-43が手元にあったのでそれを使用。銅線は0.8mmのポリウレタン銅線/2UEW。
Img07189_small

トロイダルコアに銅線ペアを2セット、コアの半分に5ターンずつ巻く。
Img07175_small

コイル端をカットし、サンドペーパーでウレタン被を剥がし、結線。
Img07180

結線部分の半田付け。
Img07181_small

これをバラン用のケースに取り付ける。出力側両端を200Ω抵抗で終端する。
Img07185_small

4:1バランとして機能することをRig Expertで確認。Img07187_hdr_small Img07188_small

結果は以下の通り。この結果はバランケースの置き方などによって変動するので大体の値としてみる事になるけれども、ほぼ50Ωとなっており4:1バランとして機能していることがわかる。
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完成。
Img07190_small

これでアンテナの製作に進むことができる。

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