Diamond SWR & POWER METER SX-400のメーターランプ交換
SX-400のメーターランプが点灯しなくなった。そこで交換。
Power SWを入れてもSX-400のメーターランプが点灯しなくなった。調べてみるとSX-400はフィラメントランプを使ってるらしい。なので切れるわけだ。しょうがないので交換、といってもフィラメントランプに再び交換するなんてことはしないでLEDに交換することにした。
カバーを外すとメーターがこんな感じで取り付けられている。メーターはフロントベゼルから飛び出している3つの爪で固定されている。そしてその爪の先端は接着剤で固定されている。接着剤はゴム系っぽい感じで結構柔らかい。
ボンドをカッターナイフとニッパーで取り除いて、一つだけで固定されている外側の爪のを外してメーターを後ろに送り出し、奥側の爪の部分を外すという手順でメーター本体を外した。
悩んだのは透明なメーターカバーの取り外し。見た感じ、爪などの固定機構は確認できない。けれどもカバーが外れない。よくよく見たら透明セロハンテープで固定されていた(赤丸部分)。こりゃわからんね。
メーター軸の前にはフィラメントランプが半田付けされている。SX-400の外部電源は12V。テスターで確認するとこのランプ両端の電圧は外部電源とほぼ同じ電圧だった(若干低め)。ちなみに向かって左側がプラス。
手持ちの透明LED(白色LED)に1KΩ抵抗を付けてフィラメントランプの代わりにする。LEDアノードに1KΩ抵抗リードを巻き付けた。これを半田付けする。
実際にフィラメントランプの両端にLED+抵抗を繋いでみて明るさを確認。十分に明るいと判断した。
さてさて、フィラメントランプを取り外す。端子がプラスチックのメーターフレーム差さっている。過熱でプラスチックが変形すると困るので、端子をヒートクリックで保護する。
ソルダーウィックで半田を吸い取ってからランプリード線を外す。
LED+抵抗をランプの代わりに取り付ける。LEDをメーター軸の上に来るようにした。
LEDを点灯させてみる。結構良い感じ。メーターパネルが半田カスなどの飛散でよごれたので、ブラシで掃除してメーターカバーを取り付ける。メーターカバーのセロハンテープ取り付けはしなかった。フロントベゼルに爪で固定されるので、特にメーターカバーをテープ固定する必要性は感じなかったし。
全体を組み上げて、光具合を確認。なかなかいい。むしろちょっと明るすぎるくらい。
ということでSX-400の切れたフィラメントランプのLEDへの交換作業は無事終了したのであった。めでたし、めでたし。
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