« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »

2024年3月

2024年3月23日 (土)

超昔のメインアンプのスピーカー保護スイッチの製作

今から50年近く前に作ったアンプが生家の押し入れから出てきた。恐る恐る電源を入れてみたらちゃんと動いた!!でも(記憶では製作時から)電源投入時に出力端子に大きな直流電流が流れるようで、スピーカーが壊れてしまいそう。で、スピーカー出力のオン・オフをするスイッチを作った。

これが押し入れから出てきたアンプ。

Img07508_hdr_small Img07509_small

町田のサトー電気で買ってきたケースはこれ。CA-60W、809円。
Img07895_small

このボックスにワンタッチ端子とスイッチを取り付ける。まずは端子を取り付ける位置を紙に書いてみる。
Img07896_small

これをケースに貼り付ける。
Img07897_small

センターポンチで印をつけてからドリルで穴を開ける。
Img07900_small

ワンタッチ端子が取り付けられるか確認。ワンタッチ端子は台湾製で132円。それを2個。
 Img07901_hdr_small

取り付けに特に問題は内容なので、次に配線をする。ワンタッチ端子の半田付け端子部分の根元は絶縁用に熱収縮チューブを取り付けた。大型トグルスイッチも台湾製で176円。
Img07903_small

中身はいたって簡単だけれど、これでスピーカーが保護できる。

早速50年前のアンプの上に乗せて使ってみる。アンプのパワーをオンしてから、3つ数えてこのスイッチをオンにする。アンプ電源を切る時も、まずはこのスイッチをオフにしてからアンプをオフする。
Img07905_small

1250円位で作ることができた。コードや圧着端子は手持ちを使用。これで一安心。

2024年3月12日 (火)

ワルボロWYJキャブレターの構造

ワルボロWYJ型キャブレターのオーバーホールをしたので、ついでにその構造の備忘録。

Img07564_hdr_small

ワルボロキャブレターは草刈り機とかに使われてる。燃料タンクはエンジンの下側にある。つまり燃料ポンプが装備されているわけだ。そのポンプの駆動源はエンジンの吸入吐出圧力を使っている。

エンジンの吸入吐出圧力はエンジンからキャブレターの矢印部分に与えられる。

Img07666_small

この吸入吐出圧力は脈動波としてのキャブレターのダイヤフラムを動かす。3がダイヤフラム室で吸入吐出圧力は矢印部分から入ってくる。

Img07667_small_20240312142101

このダイヤフラムの脈動によって3のポンプが動作し、燃料は1から4に向かって流れる。

Img07668_small

ダイヤフラムを被せるとこんな感じになる。吸入吐出圧力によって3部分のダイヤフラムが脈動する。ポンプとして動作させるために2と4の部分が逆止弁となって流れ方向を一方通行にしている。

Img07669_small

ここに厚みのあるガスケットを被せ反対側のキャブレタ部との隙間によって流路を確保している。

Img07671_small
左がポンプ部で右がキャブレタ部。
Img07672_hdr_small

ポンプ部の反対側このようになっていて真ん中に燃料貯がある。ダイヤフラムポンプによる燃料流は4から燃料貯に流入する。この流入量を4にセットするニードル弁で制御する。ここに入った燃料は5を通してメインジェットから排出される。

Img07675_small

ニードル弁、ニードルレバー等はこんな感じになっている。

Img07678_small

これを組み込むとこんな感じになる。通常はスプリングによってレバー端が持ち上げられ、ニードルを穴に押し込み燃料流入を止めている。

Img07679_small

このレバーを動作させるのがダイヤフラム・メタリングだ。メタリングの真ん中がニードルレバー端を押し上げるとニードルが穴から引っ張り出されて燃料が流れる。

Img07674_small

ダイヤフラム・メタリングはこんな感じで取り付けられる。このダイヤフラム・メタリングがレバーを持ち上げるということは、燃料貯の圧力が低くなったということだ。言い換えると、燃料貯から燃料が吸い出されると圧力が低くなってニードルレバーが押され、その結果ニードルが穴から引っ張り出されるという事だ。これにより、メインジェットから燃料が吸い出されると、その分だけ燃料が燃料貯に流入するよう(燃料貯の燃料量が一定になるよう)に、この部分の機構が動くわけだ。

Img07683_small_20240312144801

燃料貯の燃料は燃料貯中心に配置されているバルブを通してメインジェットに送られる。キャブレターを流れる空気も脈動するので、メインジェットから空気が入って来るのを防ぐため、このバルブが逆流防止をしている。構造はこうだ。5のバルブの中にはゴム板が入っていて、4本の爪でその動きが制限されている。メインジェット圧が高くなるとこのゴム板がポンプ側に押し付けられて逆流を防ぐ。メインジェットから燃料が吸い出されるときは、このゴム板が浮き上がって燃料が流れるが4本の爪でその高さが抑えられる、と言う仕組みのようだ。

Img07692_small

以上のように、燃料貯やダイヤフラムポンプに燃料が充填されていればこのように燃料が流れメインジェットから放出される。この流入経路に燃料を満たすのがプライマリポンプの役目だ。

Img07690_small Img07688_small

プライマリポンプの中にもバルブがある。なお8の穴はダイヤフラム・メタリングの燃料貯の反対側の空気呼吸用の穴だ。

Img07684_small_20240312154001

このバルブの中心の赤いゴムが逆止弁になっている。この赤いゴムの中心は通常は閉じているプライマリーポンプを押しつぶすことで加圧されると燃料が流出する。プライマリーポンプが元に戻る時には負圧が発生するとこのゴム弁は閉じるのでこの穴を燃料は通らない。

Img07696_small

逆止弁の中心は7をとおしてポンプ中心のメタル中心につながり、メタルの外周は6につながっている。プライマリポンプを押しつぶすと圧力によって赤いゴム全体が枠に押し付けられられるので6方向へ燃料が流れるのを阻止するが、元に戻る時には負圧によって赤いゴム全体が枠から外され6を通して燃料が流入する。

Img07693_small

6は燃料貯につながっている。7は燃料排出口に繋がっている。

Img07687_hdr_small_20240312154101
Img07700_small

つまり、プライマリポンプに負圧がかかる(つぶした後に元に戻る)時に、ダイヤフラムポンプ経由で燃料タンクから燃料が吸い上げられる。プライマリポンプをつぶすと燃料排出口に燃料が送られる。プライマリポンプの押しつぶしを繰り返せば、燃料タンクから燃料排出口に向けて燃料流を作り、キャブレター全体を燃料で充填することができるわけだ。

ダイヤフラム・メタリングの燃料貯の反対側は空気になっていて、ダイヤフラム・メタリングの動作に合わせて空気が自由に動かないといけない。この為の呼吸穴が8だ。ここがつまるとダイヤフラム・メタリングは窒息状態になるので動きが鈍くなる。

Img07706_small

以上をまとめると、プライマリーポンプによってダイヤフラムポンプや燃料貯に燃料を充填したあとは、エンジンの吸入吐出圧力によるダイヤフラムポンプ動作によって燃料が燃料タンクから供給されるキャブレターがワルボロキャブレターなわけだ。

2024年3月 8日 (金)

WIRESとFTM-100の相性

HRI-200を使ったWIRESのノード局をFTM-100で構成した場合の留意点備忘録。

FTM-100のノード局(仮にJA0XYZとする)がWIRESのPC画面の「接続局ID表示」で変な挙動をする。VoIPでルームにWIRES参加している他局(仮にJH0CDEとする)が送信中はJH0CDEがグリーンアイコンで接続局ID表示に表示される。送信が終わればこのグリーンアイコンは消える。しかし、JA0XYZ局が参加している場合、JA0XYZの操作とは無関係にJH0CDE局のグリーンアイコン消滅後に一瞬(1秒未満)JA0XYZ局のグリーンアイコンが表示され消滅する。

VoIPでルームに接続しているJH0CDE局が送信中はJA0XYZ局のFTM-100は設定された周波数で送信状態になっている。つまり、VoIPで送られてきたJH0CDEの音声をJA0XYZはFTM-100で中継しているわけだ。JH0CDEの送信が終わればこのFTM-100は受信状態になる。どうもこの時にスケルチが一瞬開いてしまうような感じだ。

実は類似の減少がEchoLinkとFTM-100との間でも発生していた。詳細はこちらを参照のこと。

FTM-100はDATA SQUELCHを供えている。これはデータ信号送出中のスケルチを制御するものだ。DATA SQUELCH にてTX:ONだとData送出中はスケルチをONにする。TX:OFFだとスケルチ制御をしない。どうやら、TX:ONだとData送出後にスケルチオンからオフになるときに信号が入ってきていないのにスケルチが開いてしまうようだ。

HRI-200はスケルチが開くとPTTをオンにする。入力信号をWIRESに送り出すにはこのスケルチ信号が頼りなので当然なのだけれど、上記不安定状態でもPTTがオンになるようだ。

FTM-100のSETUPメニューから 9. DATA -> 3. DATA SQUELCH -> 2. TX:OFF を設定すると、Data送出時にスケルチ制御をしなくなるので、結果としてこの不安定状態が発生しなくなる。

めでたし、めでたし。

« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »

フォト
無料ブログはココログ
2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31