無線と実験

2024年5月 8日 (水)

ECHOLINKでDTMF 9999はECHOTESTサーバーに接続

ECHOLINKのLINKノードがDTMFで9999を受信すると、自動でECHOTESTサーバーに接続する。知らなかったというか、WIRES-XからDTMFで9999が送られてきて(送ってきた局がいる)ECHOLINKがECHOTESTに接続してしまったので驚いた。

実際のECHOLINKのDTMFのドキュメントでもそう書いてある。

Examples

(These examples assume that the default DTMF codes are configured.)

  • To connect to node number 9999:

Enter:  9 9 9 9

EchoLink responds with:

"CONNECTING TO CONFERENCE E-C-H-O-T-E-S-T"

followed by

"CONNECTED"

because 9999 is the node number of conference server "*ECHOTEST*".

つまりDefaultではそうなってるみたい。でも、このDefault設定を変える方法が見つからなかった。

一旦接続すると接続したままになってしまう(TIMEOUTはあるのかも)ので要注意だ。

2024年3月 8日 (金)

WIRESとFTM-100の相性

HRI-200を使ったWIRESのノード局をFTM-100で構成した場合の留意点備忘録。

FTM-100のノード局(仮にJA0XYZとする)がWIRESのPC画面の「接続局ID表示」で変な挙動をする。VoIPでルームにWIRES参加している他局(仮にJH0CDEとする)が送信中はJH0CDEがグリーンアイコンで接続局ID表示に表示される。送信が終わればこのグリーンアイコンは消える。しかし、JA0XYZ局が参加している場合、JA0XYZの操作とは無関係にJH0CDE局のグリーンアイコン消滅後に一瞬(1秒未満)JA0XYZ局のグリーンアイコンが表示され消滅する。

VoIPでルームに接続しているJH0CDE局が送信中はJA0XYZ局のFTM-100は設定された周波数で送信状態になっている。つまり、VoIPで送られてきたJH0CDEの音声をJA0XYZはFTM-100で中継しているわけだ。JH0CDEの送信が終わればこのFTM-100は受信状態になる。どうもこの時にスケルチが一瞬開いてしまうような感じだ。

実は類似の減少がEchoLinkとFTM-100との間でも発生していた。詳細はこちらを参照のこと。

FTM-100はDATA SQUELCHを供えている。これはデータ信号送出中のスケルチを制御するものだ。DATA SQUELCH にてTX:ONだとData送出中はスケルチをONにする。TX:OFFだとスケルチ制御をしない。どうやら、TX:ONだとData送出後にスケルチオンからオフになるときに信号が入ってきていないのにスケルチが開いてしまうようだ。

HRI-200はスケルチが開くとPTTをオンにする。入力信号をWIRESに送り出すにはこのスケルチ信号が頼りなので当然なのだけれど、上記不安定状態でもPTTがオンになるようだ。

FTM-100のSETUPメニューから 9. DATA -> 3. DATA SQUELCH -> 2. TX:OFF を設定すると、Data送出時にスケルチ制御をしなくなるので、結果としてこの不安定状態が発生しなくなる。

めでたし、めでたし。

2024年2月24日 (土)

Diamond SWR & POWER METER SX-400のメーターランプ交換

SX-400のメーターランプが点灯しなくなった。そこで交換。

Power SWを入れてもSX-400のメーターランプが点灯しなくなった。調べてみるとSX-400はフィラメントランプを使ってるらしい。なので切れるわけだ。しょうがないので交換、といってもフィラメントランプに再び交換するなんてことはしないでLEDに交換することにした。

まずSX-400のカバーを外す。
Img07343_small

カバーを外すとメーターがこんな感じで取り付けられている。メーターはフロントベゼルから飛び出している3つの爪で固定されている。そしてその爪の先端は接着剤で固定されている。接着剤はゴム系っぽい感じで結構柔らかい。
Img07344_hdr_small

ボンドをカッターナイフとニッパーで取り除いて、一つだけで固定されている外側の爪のを外してメーターを後ろに送り出し、奥側の爪の部分を外すという手順でメーター本体を外した。
Img07346_small

メーターが外れるとこんな感じなる。
Img07347_small

悩んだのは透明なメーターカバーの取り外し。見た感じ、爪などの固定機構は確認できない。けれどもカバーが外れない。よくよく見たら透明セロハンテープで固定されていた(赤丸部分)。こりゃわからんね。
Img07348_small

無事メーターカバーが外れた。
Img07349_hdr_small

メーター軸の前にはフィラメントランプが半田付けされている。SX-400の外部電源は12V。テスターで確認するとこのランプ両端の電圧は外部電源とほぼ同じ電圧だった(若干低め)。ちなみに向かって左側がプラス。

手持ちの透明LED(白色LED)に1KΩ抵抗を付けてフィラメントランプの代わりにする。LEDアノードに1KΩ抵抗リードを巻き付けた。これを半田付けする。
Img07350_small

実際にフィラメントランプの両端にLED+抵抗を繋いでみて明るさを確認。十分に明るいと判断した。
Img07351_small

さてさて、フィラメントランプを取り外す。端子がプラスチックのメーターフレーム差さっている。過熱でプラスチックが変形すると困るので、端子をヒートクリックで保護する。
Img07352_hdr_small

ソルダーウィックで半田を吸い取ってからランプリード線を外す。
Img07353_hdr_small

LED+抵抗をランプの代わりに取り付ける。LEDをメーター軸の上に来るようにした。
Img07354_hdr_small

LEDを点灯させてみる。結構良い感じ。メーターパネルが半田カスなどの飛散でよごれたので、ブラシで掃除してメーターカバーを取り付ける。メーターカバーのセロハンテープ取り付けはしなかった。フロントベゼルに爪で固定されるので、特にメーターカバーをテープ固定する必要性は感じなかったし。
Img07355_hdr_small

全体を組み上げて、光具合を確認。なかなかいい。むしろちょっと明るすぎるくらい。
Img07356_small

ということでSX-400の切れたフィラメントランプのLEDへの交換作業は無事終了したのであった。めでたし、めでたし。

2024年2月 4日 (日)

4:1バランの製作

4:1バランを作った。目的は21MHzのデルタループアンテナの実験をするため。

作るに当たってJARLの技術資料を参考にした。ざっくり4:1の原理は、インピーダンスZのコモンモードチョークコイル2個を入力(同軸)側は並列に、出力(アンテナ)側は直列に繋ぐから、入力側はZ/2、出力側は2Zになって、インピーダンス比は1対4になるという事と理解した。

41_20240204150501

トロイダルコアはこの技術資料で使っているFT-114-43が手元にあったのでそれを使用。銅線は0.8mmのポリウレタン銅線/2UEW。
Img07189_small

トロイダルコアに銅線ペアを2セット、コアの半分に5ターンずつ巻く。
Img07175_small

コイル端をカットし、サンドペーパーでウレタン被を剥がし、結線。
Img07180

結線部分の半田付け。
Img07181_small

これをバラン用のケースに取り付ける。出力側両端を200Ω抵抗で終端する。
Img07185_small

4:1バランとして機能することをRig Expertで確認。Img07187_hdr_small Img07188_small

結果は以下の通り。この結果はバランケースの置き方などによって変動するので大体の値としてみる事になるけれども、ほぼ50Ωとなっており4:1バランとして機能していることがわかる。
04022024_101838

完成。
Img07190_small

これでアンテナの製作に進むことができる。

2024年1月28日 (日)

TWELITEでソーラーパワーを使う - その4

蓄電デバイスがどの程度動くのか確認した。

蓄電デバイスがどの程度チャージできているか分からないのでこの結果がどの程度の一般性があるかは分からない。

薄曇りではあったけれども比較的天気の良い日に屋根の上にソーラーパネル付きのTWELITEを置いておいた。

TWELITEを部屋に取り込み段ボール箱を被せて日光を遮った。つまり蓄電デバイスのみでの動作となるわけだ。

Img06914_small

以下にTWELITEのVCC変化をグラフにしてみた。縦軸がVCC(Vx100)、横軸がサンプリングカウントで5秒に1回インクリメントしている。

Twevcc
VCCは明るいところでは3.5V程度あるが、段ボール箱を被せると3V程度に低下する。つまり、蓄電デバイス単独となるとVCCは3Vになるということだ。このあと徐々に電圧は低下していく。大体2.6V程度でTWELITE自体がPORしてしまう。その時のサンプリングカウントは400だ。つまり400 x 5秒 = 2000秒 = 33.3分。

結果:蓄電デバイス1.5F、送信インターバル5秒では暗所で約33分は動作した

TWELITE DIPの送信インターバルが5秒だと約33分程度は蓄電デバイス(1.5F)で動作することが分かった(少なくともこの建付けでは)。

ちなみにここのデータ取りは以下のPythonコードで行った。TWELITEからの送信データをCSVにしてファイルに書き出している。上記のグラフはそのCSVをエクセルでグラフ化したもの。

ダウンロード - twelitemonitor1.py

次は蓄電デバイス3.5Fで実験してみる。

Img06915_small

電気二重層コンデンサを1.5Fから3.5Fに差し替えて実験を行った。まずローラーパネルが日光に当たるように一日外に出した。十分に充電と判断し、陽射しが残っている間にTWELITEを室内に取り込み段ボールで蓋をした。

段ボールを被せてから917カウント後にTWELITEはPORした。
917 x 5秒 = 4585秒 = 76分

Twevcc35f

1.5F : 33分
3.5F : 73分
-----   -----
2.3倍  2.2倍

この2つのサンプルではキャパシティ容量増加比と動作時間増加比はほぼ同じとなった。

次は送信インターバルを5分 = Sleep Dur 300,000ms(今までは5秒だったので60倍)にして発電停止後の動作時間を計ってみる。

Dur300000

1.5Fについて、Sleep Duration 300,000秒、すなわち5分で実験してみた。結果は約50分。横軸はTWELITEのCounterで92で遮光した。で、102が最後のログとなっていた。つまり102-92=10 10x5分で50分。誤差は5分はある。5秒インターバルで33分だった。思いの外時間が伸びなかった(2倍にもなっていない)。
15fdur30k

Sleep Durationを変更しても動作時間が伸びないということは、TWELITE以外の消費電力が多い可能性を示唆している。今回の測定ではADT7410温度センサーモジュールを使っている。

Img07200

このモジュールが怪しい。スペックをみると210uA(Typ)とある。これは常時通電モードの消費電流。ADT7410はシャットダウンモードを供えていてそちらは2uAだ。TWELITEではDevice ModeとしてADT7410を設定しているが、TWELITEのApp_TagがどのモードでADT7410にセットしているかわからない。ちなみにDefaultは常時通電モード。

とりあえずADT7410を取り外し、TWELITEのDevice Modeをアナログセンサーモード0x10(内蔵ADCレベルの取得)に設定して再テストすることにした。ちなみにDevice ModeをADT7410(0x30)にセットしたままでADT7410だけ取り外すとTWELITEは動作しない(多分ADT7410とコミュニケーションできないから)。電気二重層コンデンサは1.5F、Sleep Durationは5分(30,000msec)。

結果は劇的だった。33.16時間。Count=37からスタートして435まで(5min/count)。
(435-37)*5/60 = 33.16 hours
途中PCをスリープにしたので目盛りでCount=104から210までは飛んでいる。

Twelite_20240205091401

これなら24時間を大きく超えているので、天候が良い日が続けば24時間稼働が可能だ。電気二重層コンデンサを3.5Fに交換すれば単純に2倍の時間は動作すると予想されるので66時間(約2日半)は動作すると思われる。

この事はTWELITE動作時間においてセンサー回路の設計がとても重要であることを示唆している。

2024年1月26日 (金)

TWELITEでソーラーパワーを使う - その3

秋月電子からソーラーモジュールと電気二重層コンデンサ1.5F3.5Fが届いた。

Img06891_small

まずはソーラーモジュールからテストしてみた。ソーラーモジュールはSHARP製の300mWモジュールだ。これにC基板が付属したものを購入した。C基板が必要かどうか分からなかったので(でもセットで売ってるんだから理由があるのでは?って思い)とりあえずC基板付属を調達してみた。いろいろ考えたが結局C基板付属の意味が見いだせなかった。

Img06892_small

ソーラーモジュールに出力線を半田付け。

Img06893_small

ショート防止のために養生テープを貼り付けた。ガムテープだと剥がすのが大変かと思い、比較的やさしい接着力の養生テープを採用。

Img06894_small

ソーラー電源管理モジュールに接続した。

Img06896_small

既に日没後だったのでまずはLEDランプで動作確認。

Img06895_small

オシロでみてみると2.9V程度の出力が出ている。これはかなり強力だ。

Ds1z_quickprint1_20240126194501

LEDランプを消してみると急速に2Vまで電圧低下する。これはソーラー電源管理モジュール内蔵の220uFの放電の様子を見ているんだと思う。2.0VになるとTWELITEがOFFになるので暫く2.0Vで水平飛行をする。

Ds1z_quickprint2_20240126194501

しかし、耐え切れなくてなって完全放電するみたい。

Ds1z_quickprint3_20240126194501

放電が進んでからLEDランプを点灯させると一瞬にして2.9Vまで回復する(当然か)。

Ds1z_quickprint4

ということで300mWのモジュールは結構パワーがありそうだ。次は電気二重層コンデンサを接続して蓄電をしてみる。

その前にちょっと特記すべき現象に遭遇した。LEDランプだけでTWELITEが動作するような書き方を上でしたけれど、どうもそう簡単ではないようだ。ちなみに上の試験はまだ明るいうち(外からの光が窓越しにはいってきていて、その上でLEDランプをつけていた)に実行したモノだった。夜になって外の明かりが無くなってLEDランプだけになったら様子は違った。

LEDランプだけだとTWELITEの電源電圧はこんな感じで振れてしまった。① おそらく電圧が上昇してTWELITEに給電できる電圧(オシロでは2.6V位か)に到達してTWELITEの電源がONになるけれども ②発電量よりも供給量の方が多く急激に電圧低下(220uFが放電してまう)を起こしTWELITEをOFFにする。③ また受光による充電による給電がはじまって②にもどる、、、、というサイクルが起きてるのではないかと思う。

Ds1z_quickprint1_20240127083201

Ds1z_quickprint4_20240127083701

LEDランプの発光量を弱にして(TWELITEが再起動しないほど発電量を下げて)電圧が降下した後、LEDランプに加えて昔ながらの豆電球懐中電灯の光を当ててやると、発電量が増加するがその過程で一瞬同様の事象が発生する。つまり電圧が過渡期で発電量が弱い場合にこのような発振的な事象が発生するんだと思う。

そんなこんなで電気二重層コンデンサ1.5Fを付けてみた。

Img06898_small

朝日が出る前に窓際に一式をセットした。

Img06899_small
日光が当たってきた。ガラスの関係で室内にはソフトな光が入ってくる。
Img06901_hdr_small

 

Img06904_small

光の強さによってTWELITE VCCは様子が変化した。光が強くなると高い周波数のノイズが入るようになった。電圧は大体3.2V位になっている。10分程光に当てた状態でソーラーパネルに遮蔽を被せるとノイズは乗るが電圧は3.2Vあたりで安定している。電気二重層コンデンサに充電がされているようだ。

朝日が当たる前:
Ds1z_quickprint1_20240127084801
薄っすらと光が当り始める直前:
Ds1z_quickprint2_20240127084801
朝日がうっすらと当たり始めた時:
Ds1z_quickprint3_20240127084801
しっかりと太陽光が当たっている時:
Ds1z_quickprint4_20240127084801

朝8時55分に外に出してみた。暫く充電をしてみる。

Img06904_small Img06905_small

TWELITEは元気に動いている。
::ts=62
::rc=80000000:lq=78:ct=05F5:ed=810CCAC2:id=0:ba=3650:a1=1792:a2=2467:te=1050
::ts=63
::ts=64
::ts=65
::ts=66
::ts=67
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::ts=68
::ts=69
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::ts=73
::ts=74
::ts=75
::ts=76
::ts=77
::rc=80000000:lq=75:ct=05F8:ed=810CCAC2:id=0:ba=3470:a1=1792:a2=2467:te=1050
::ts=78
::ts=79
::ts=80
::ts=81
::ts=82
::rc=80000000:lq=78:ct=05F9:ed=810CCAC2:id=0:ba=3650:a1=1789:a2=2467:te=1056
::ts=83

想定外の結果になった。

ログを見ると5時3分位にTWELITEの送信が止まっていた。だいたい4時近くまで陽射しはあり、3時30分位までは斜めからではあるけれど日光が当たっていたと思う。5時3分はまだ明るい時間で、この時間に送信が止まるという事はソーラーパネルの充電電圧が低下してから1時間30分も持たなかったことになる。
Tickカウンター 27535まではct=1B64とインクリメントが続いている。その時の電源電圧2.675V
Tickカウンター 27540ではct=0001とリセットされている。その時の電源電圧は2.630V

::rc=80000000:lq=84:ct=1B63:ed=810CCAC2:id=0:ba=2680:a1=1534:a2=2467:te=0656
::ts=27531
::ts=27532
::ts=27533
::ts=27534
::ts=27535
::rc=80000000:lq=84:ct=1B64:ed=810CCAC2:id=0:ba=2675:a1=1534:a2=2467:te=0656
::ts=27536
::ts=27537
::ts=27538
::ts=27539
::ts=27540
::rc=80000000:lq=84:ct=0001:ed=810CCAC2:id=0:ba=2630:a1=1107:a2=2467:te=0850
::ts=27541
::ts=27542
::ts=27543
::ts=27544
::ts=27545
::ts=27546
::rc=80000000:lq=84:ct=0001:ed=810CCAC2:id=0:ba=2635:a1=1097:a2=2467:te=0612

どうやら電源電圧2.675Vを下回るとTWELITE DIPは電源電圧モニターが働くようだ。

ログが残っている最も過去はおよそ20分前。その時の電源電圧は2.880V。およそ20分かけて2.880Vから2.630Vまで0.25V低下したことになる。

::ts=26327
::rc=80000000:lq=84:ct=1A70:ed=810CCAC2:id=0:ba=2880:a1=1628:a2=2467:te=1075
::ts=26328

ソーラー電源管理モジュールのマニュアルには以下の記載がある。BYPをDO2に接続すれば0.2Vを稼ぐことができる。リニアに低下するわけではないと思うが約15分程度は延命できるとみることもできる。
BYP
TWELITEのDO2に接続します。
Hiにすると、蓄電デバイスとTWE_VCC間へ接続されているダイオードをバイパスします。
蓄電デバイスが2.3Vの状態でTWELITEへ電源を供給すると、ダイオードの電圧降下によりTVE_VCCは約2.0Vになり動作を停止します。バイパスを行うと、蓄電デバイスが約2.0VまでTWELITEを動作できます。
電圧条件は、TWELITEの電圧条件に従います。

どうやら受信データから電源電圧(ba)を取り出してプロットするアプリを作る必要がありそうだ。

2024年1月23日 (火)

TWELITEでソーラーパワーを使う - その2

TWELITE DIPにApp_Tagをインストールできたので、次はTWE-EH SOLARの実験だ。以後ソーラーモジュールと呼ぶ。

Img06838_small

ソーラーモジュールを配線してLEDランプの下に置いてみた。TWELITEは時々(本当に時々)動作する。TWELITEはVCCが2.0V以下では動作しないので発電電圧(TWE_VCC)が2.0を超えないという事だとおもう。

Img06830_small

朝、太陽が出てからソーラーパネルを日光に当ててみた。TWELITEは速攻で動き出した。

Img06833_hdr_small

::ts=44032
::rc=80000000:lq=135:ct=0016:ed=810CCAC2:id=0:ba=3310:a1=0612:a2=2467:te=1562
::ts=44033
::ts=44034
::ts=44035
::ts=44036
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::rc=80000000:lq=132:ct=0017:ed=810CCAC2:id=0:ba=3420:a1=0598:a2=2467:te=1562
::ts=44038
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::ts=44041
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::ts=44043
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::ts=44048
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::ts=44051
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::ts=44053
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::ts=44057
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::ts=44058

ソーラーパネルを日陰の状態から日光にあてるとTWE_VCCは3.2V程度まで上がる。

Ds1z_quickprint10

ソーラーパネルを日陰にするとTWE_VCCは徐々に低下していく。階段上になっているのがTWELITEの送信タイミング。この時TWELITEの送信間隔は5秒に設定している。

Ds1z_quickprint12

TWE_VCCが2V程度になるとTWELITEは動いたり動かなかったりする。動くと電圧はドロップし、徐々に回復する。つまり日陰で細々と充電するわけだ。けれども2.0Vを越えられないようだ。

Ds1z_quickprint13

次にVC2を見てみた。マニュアルによるとVC2は蓄電デバイス(デフォルトで220uFコンデンサ、写真アカ丸のC2)の充電電圧モニター出力だ。

Img068611_small

充電電圧モニターこんな感じの鋸状の波形になっている。真ん中の谷はTWELITE動作時。充放電サイクルを繰り返しているんだと思う。

Ds1z_quickprint9

このC2には外部に並列コンデンサを付けることができる。それによって充電デバイス容量を増やすことができるわけだ。以下の写真は外部コンデンサーとして220uFのケミコンを取り付けた様子。

Img068631_small

外部コンデンサー220uFを追加すると充電電圧モニターはこんな感じに変わる。充電容量が増えた分、充放電サイクルが長くなるようだ。

Ds1z_quickprint8

仮に外部コンデンサーを取り付けても日陰になると直ぐにTWE_VCCは2ボルトになってしまう。次は外部蓄電デバイスとして電気二重層コンデンサ、いわゆるEDLCを取り付けて日光が当たらない状態でどのくらいの動作時間が得られるか実験だ。なにしろ1FのEDLCでも220uFの4500倍の静電容量となる。

仮に220uFで送信4回できるならインターバル5秒だと20秒、4500x20= 90000秒、 90000秒は25時間なので、一回充電すれば1日は持つことになる(かな)。

 

TWELITEでソーラーパワーを使う

TWELITEでソーラーパワー(TWE-EH SOLAR)無線マイコンTWELITE用ソーラー電源管理モジュールを使う。

ソーラーパワーの使い方はネットに書かれているけれど情報が拡散していてなかなか分かりにくい。

まずは無線タグアプリ(App_Tag)をインストールすることが必要だと分かった最新のTWELITE Stageをダウンロードする。古いままでやっていたら何が何だかわからなくなった。。。。

最新版のTWELITE Stageを使用すること。

で、TWELITE_Stage.exeを使ってTWELITE APPSビルド&書換を実行した。インストールするのは、子機(DIP)はApp_Tag_EndDevice_Input、MONO_StickはApp_Tag_Parent_MONOSTICKだ。

App_TagをDIPにインストールしたけれどインタラクティブモードに移行しない。
どうやらM2をグランドに落とさないといけないようだ。M2がオープンのままだとOTAモードが働くと書いてある。なんだかちょっと違うような雰囲気だけれども、M2をグランドに落とさないとインタラクティブモードにならない事に変わりはない。

で、M2をグランドにおとしてみたらインタラクティブモードのメニューが現れた。
OTA(On The Air)をPORで起動しないようにするにはオプションビット ?????4?? を設定しろとある。現時点のオプションビットの値が0x00000011だから0x00000411に設定すればよいのだろう。
Tag4
しかし、Optionを00000411にしてもやっぱりM2をGNDに落とさないとインタラクティブモードに入れない。

App_Tagで子機をインタラクティブモードにするにはM2をGNDに接続すること。通常動作に戻すにはM2をOPENにすること。
この操作を実行するために簡易的にR2にスイッチをつけた。
Img06831_burst01_small

子機をインタラクティブモードにしてSleep Durを(2000) 2秒にした時のMONO Stickのアウトプット。この画面はMONOSTICKのターミナル画面。MONOSTICKは1秒間隔でモニター結果をターミナルに出力するようだ。tsとはTimeStampだと思う。起動(リセット)直後はts=1でそこからインクリメントされていく。子機からの信号を受信するとその結果を表示する。以下の表示結果はMONOSTICKのOption Bitsを0x00000000に、子機(DIP)のSensor Modeを0x11に設定した場合の表示フォーマットだ。ちなみにこのモニター時にはアナログ温度センサーとしてMCP9700を取り付けてある。

::ts=2270
::rc=80000000:lq=132:ct=00CD:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2271
::ts=2272
::rc=80000000:lq=135:ct=00CE:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1110:a0=2467:a1=711
::ts=2273
::ts=2274
::rc=80000000:lq=132:ct=00CF:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2275
::ts=2276
::rc=80000000:lq=132:ct=00D0:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2277
::ts=2278
::rc=80000000:lq=132:ct=00D1:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1060:a0=2467:a1=706
::ts=2279
::ts=2280
::rc=80000000:lq=132:ct=00D2:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1060:a0=2467:a1=706
::ts=2281
::ts=2282
::rc=80000000:lq=132:ct=00D3:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2283
::ts=2284
::rc=80000000:lq=132:ct=00D4:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2285
::ts=2286
::rc=80000000:lq=132:ct=00D5:ed=810CCAC2:id=0:ba=3060:te=1090:a0=2467:a1=709
::ts=2287

  • rc: 中継機のSID(中継していない場合は0x80000000)
  • lq: LQI
  • ct: 続き番号
  • ed: 子機のSID
  • id: 子機論理デバイスID
  • ba: 子機の電源電圧
  • te: 温度(℃)×100
  • a0: AI1(mV)
  • a1: AI3(mV)

なおSensor Modeの設定値は以下の通り。

センサーNo. センサー 固有パラメータ
0x10 アナログセンサー なし
0x11 LM61(アナログ温度センサー) 温度にかけるバイアスを設定します。1℃上昇させるには100に設定します。値域は-32767~32767の間で設定できます。
0x31 SHT21(温湿度センサー) なし
0x32 ADT7410(温度センサー) なし
0x33 MPL115A2(気圧センサー) なし
0x34 LIS3DH(3軸加速度センサー) なし
0x35 ADXL34x(加速度センサー) 「ADXL34xの動作モードとパラメータ」を参照
0x36 TSL2561(照度センサー) なし
0x37 L3GD20(ジャイロセンサー) なし
0x38 S11059-02DT(カラーセンサー) なし
0x39 BME280(温度、湿度、圧力センサー) なし
0x3A SHT3x(温湿度センサー) なし
0x3B SHTC1(温湿度センサー) なし
0x61 MAX31855(温度センサー) なし
0xD1 複数I2Cセンサモード 設定についてはこちらを参照してください
0xFE 押しボタン パケットを送信するタイミングを設定します。
0:DI1(DIO12)の立ち下がりを検出する
1:DI1(DIO12)の立ち上がりを検出する
2:DI1(DIO12)で立ち下がり、DI2(DIO13)で立ち上がりを検出する
4:TWELITE SWING用設定(起動後ただちにパケット送信し、スリープを行わない)

※ 1に設定したときは DI1 のプルアップが停止されます。

 

I2CデバイスとしてATD7410を接続してみた。

::ts=3158
::rc=80000000:lq=132:ct=002E:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3159
::ts=3160
::rc=80000000:lq=141:ct=002F:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3161
::ts=3162
::rc=80000000:lq=141:ct=0030:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3163
::ts=3164
::rc=80000000:lq=141:ct=0031:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3165
::ts=3166
::rc=80000000:lq=141:ct=0032:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0699:te=2006
::ts=3167
::ts=3168
::rc=80000000:lq=141:ct=0033:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2000
::ts=3169
::ts=3170
::rc=80000000:lq=144:ct=0034:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3171
::ts=3172
::rc=80000000:lq=144:ct=0035:ed=810CCAC2:id=0:ba=3050:a1=2467:a2=0701:te=2006
::ts=3173

ATD7410(Sensor Mode=0x32)のデータフォーマット以下のとおり。ちなみにこの実験時の室温はおよそ20℃だった。

  • rc: 中継機のSID(中継していない場合は0x80000000)
  • lq: LQI
  • ct: 続き番号
  • ed: 子機のID(MACアドレスの下8桁)
  • id: 子機論理デバイスID
  • ba: 子機の電源電圧
  • a1: AI1(mV)
  • a2: AI3(mV)
  • te: 温度(℃)×100

どうやらApp_Tagで温度測定ができそうだ。子機(DIP)のSleep Durを長くすればそれだけ省電力となる。

さて、これにソーラー電源管理ユニットをつないで様子をみてみる。

2024年1月20日 (土)

ゼロプレシャーICソケットに細いピンヘッダーを取り付けた

28ピンのゼロプレッシャーICソケットをブレッドボードに取り付けたくて作業した記録。

28ピンのゼロプレッシャーICソケットはそのままではブレッドボードに差さらない(ピンが短い)。ICソケットをアダプターにしようにもICソケットに差さらない(ピンが太すぎる)。で、細いピンヘッダー半田付けすることにした。

さすがにソケットにピンヘッダーに直付けは自身がないのでユニバーサル基板を介することにした。
Img06784_small

まずはICソケットをユニバーサル基板に半田付けする。この際、後からピンヘッダーを半田付けするため、ちょっと多めに半田を盛っておく。
Img06785_small

基板をクリップで固定する。
Img06786_hdr_small

ここからがミソで、ピンヘッダーに丸ピンICソケットを差しておく。これはピンヘッダーが半田ごての熱で溶けて変形したりピン抜けしたりすることを防ぐため。これをしないと大変なことになる。
Img06788_small

こんな感じにしてヘッダーピンをICソケットの半田付け部分に半田付けをする。
Img06790_small

ICソケットによって固定されているので半田ごてによる各ピン保持部分のプラスチック変形を防ぐことができる。
Img06793_small

もう一方も同様の方法で半田付けする。ICソケットのピンへのヘッダーピンの半田付けする側は揃えること。
Img06794_small

思ったよりもきれいに出来た気がする。
Img06796_small
Img06797_small

ブレッドボードに挿すにあたって、ICソケットを一段かませた。というのもちょっと幅がありすぎて配線の邪魔になったので。
Img06798_small

拡大鏡前提の作業になるが、コツがつかめれば出来ない作業では無い事がわかったのだ。めでたし、めでたし。

2024年1月19日 (金)

ARPS実験 - 伊奈川浦川

APRS実験の記録。2024年1月19日。

結論から言うと、伊奈川流域でのAPRS信号は今回の機材では基地局での受信は困難であるということだ。

FT-70D/出力HIGH/付属ホイップアンテナにて、APRSビーコンインターバルは1分に設定した。これら機材をウエストポーチに入れ、ウエストに固定してバイクで現地に向かった。

Img06768_small

伊奈川沿いに上流に上ったが、R19を外れた後は基地局にて電波受信ができなかったようだ。帰路に伊奈川神社に寄ってきたが、そこからの信号は受信できたようだ。

Aprs_20240119173701

浦川砂防ダム上流
Img06734_hdr_small

伊奈川神社
Img06760_small

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