無線と実験

2022年10月 4日 (火)

Intel スマートサウンドテクノロジーとオーディオデバイス検出の相性

WIRES-Xでちょっとした問題に遭遇。考察結果を備忘録として以下に記録。

某AcerのノートPCにWIRES-Xをインストールしたところ、オーディオデバイスが接続されていないってことで起動できない。この状態で、マイクスピーカーコンボジャック(4端子ジャック)にピンジャックを差し込むとこの問題が解消されてWIRES-Xが起動できる。

ピンジャックを差し込む前は、ピンジャックを担当するオーディオデバイスとしてのRealTekマイクデバイスが未接続となっている。ピンジャックを差し込むと接続済みになる。

どうやらWIRES-XはRealTekマイクデバイスが未接続状態で「オーディオデバイスの接続が無い」と言ってきて、RealTekマイクデバイスが接続状態で「オーディオデバイスの接続が有る」と判断するようだ。

一方、このノートPCにはIntelスマートサウンドテクノロジーデバイス、つまり専用DSPが実装されていて、PC内蔵マイクや内蔵スピーカーはそのデバイスに繋がっている(ようだ)。オーディオデバイスドライバーを使う限り、アプリ的にはスマートサウンドテクノロジーを介しているか否かは透過的になっているはずなので、WIRES-Xのサウンドもスマートサウンドテクノロジーで動作するはずだ。

どうやら問題はWIRES-Xがこのスマートサウンドテクノロジーデバイスをオーディオデバイスとして認識(判別)することが出来ないことらしい。なので、何でも良いのでWIRES-Xが認識(識別)できるオーディオデバイスを接続状態にしてあげれば良いということだ。これを行うにはノートPCのマイクスピーカーコンボジャックにピンジャックを差し込んで(実際に外部マイクや外部スピーカーを接続する必要はない)RealTekオーディオデバイスを活性化すればよい。少なくともこのノートPCではピンジャックを差し込むだけでRealTekは活性化する。

仮にこのスマートサウンドテクノロジーをアンイストールしたとしたら、PC内蔵マイクとスピーカーが使えなくなるので嬉しくはない、というか結局は外付けマイクとスピーカーを繋がないといけないことになるので、上記ピンジャック接続作業より負担が増える。これらから、ピンジャック差し込み以外に対応方法はないのかもしれない。

今後のWIRES-Xのバージョンアップに期待したい。

2022年9月10日 (土)

登山用アンテナ ヘンテナ製作 その3

ヘンテナをポータブルアンテナとして完成すべく、専用三脚を購入し設置作業実施。

完成した様子はこんな感じ。
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購入した三脚は折り畳み時のサイズと三脚高さとのバランスで選択。ちょっと高かったけど(アマゾンで3,999円)しょうがない。。。

三脚に付いて来たカメラ固定ネジは外して、以前調達していた長さの長いネジに付け替えた。ここにホームセンターで見つけたアルミのLアングルを取り付け、そのLアングルに塩ビパイプをM5ネジ3本で固定。塩ビパイプは100㎝を1本買ってきて、真ん中で切断し接続パイプにて接続。ちょっと写真のピントが合ってなかったけれど、様子は分かると期待。。。。
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塩ビパイプにM4ネジ2本でヘンテナを固定。
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50㎝長の塩ビパイプを接続パイプで接続。差し込むだけで全長100㎝になる。
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分解した状態。かなりコンパクトになるのでリュックに収納可能。
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給電点からのケーブルの取り回しによってSWRが変化する。とりあえず、この取り回しが良いようだ。ケーブルを取り外し可能結束バンドで塩ビパイプに固定。
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運用ではSMAコネクターのハンディで行うので、M型コネクターからSMAに変換するケーブルを取り付けてSWRを測定。
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ケーブルが短いので、人間がアンテナ周囲のどこにいるかでSWRがかわる、つまりインピーダンスが変わる。まぁ、給電点が結構いい加減なので、そんなシビアな事を言ってもしょうがない。とりあえずアナライザー値でSWR=1.12に収まった。
20220910sma

山にアンテナアナライザーを持っていく訳にはいかないので、大まかなチューニングでの運用になるかと思うけれど、まずは近所で(アナライザーを持参できるところ)で試験運用を行って、指向性を含めたデータを取ってみたい。

 

 

2022年9月 8日 (木)

WIRES-Xで自分のQSLイメージを相手に送る時の注意点

WIRES-Xで自分のQSLイメージを相手に送る時の注意点について。

WIRES-XでNode to Node接続した場合、相手に自分のQSLイメージを送ることができる。そういった設定をしていない場合、Default画像として以下が表示されている。

Orijinalqsl

自分のQSLイメージを相手に送る場合は、設定->基本運用情報で、QSL画像イメージのファイルをセットする。QSL画像のチェックボックスは相手のQSLイメージを自分のWIRES-X画面上で表示するか否かの選択で、相手にイメージを送るか否かには関係がない。相手にQSLイメージを送るには有効なBMPファイルをセットする。

さて、このBMPファイルだが、制約があることがわかった。解像度はQVGAである320x240だが、問題はカラー深度で、256カラーでないと転送してくれないようだ。試しに16ビットカラーにすると相手には表示されない。

Myqsl

上記画像は320x240で256カラーのファイルを指定して表示されたものだ。

手持ちのQSLカードイメージから変換する場合がほとんどだと思うが、要注意!

Yaesu SCU-19がWindows 11で使えない件

WIRES-XをFT2D、FT3D、FT5DにてPortable Digital Node運用する際に、当該ハンディとPCを接続するコネクションケーブルSCU-19を使ってWindows 11にインストールしたのでその備忘録。

そもそもSCU-19とWindows 11は仲が悪い。Yaesuは公式にSCU-19はWindows 11で動かないと言っている。以下SCU-57/58のマニュアルから転載。
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まぁ、理由はともあれ、YaesuはWindows 11でFT2/3/5DにてPortable Digital Node運用したければSCU-57を買うようガイドしているわけだ。決して安くはない。

調べてみると、FT5D+SCU-19+Windows 11でWIRES-Xを運用する方法を発信しているYouTubeがあった。このYouTubeではPL2303の特定バージョンドライバーをインストールすることをガイドしていて、ダウンロード元のリンクも公開している。このリンクからPL2303ドライバーのVersion 1.20.0をダウンロードすることができる。YaesuからダウンロードできるSCU-19のPL2303ドライバー1.8.0なのでかなり後にリリースされたドライバーだ。

実際にVersion 1.20.0をダウンロードして、インストールしてみた。インストール後はちゃんと動作した。めでたし、めでたし。だが、Windows 11を再起動すると動作しなくなった。その際、デバイスマネージャで当該デバイスドライバーを見ると以下のタイトルが表示されていた。

PL2302TA DOES NOT SUPPORT WINDOWS 11 OR LATER PLEASE CONTACT YOUR SUPPLIER

つまり、USBポートに接続したUSB-Serial Interface ChipがPL2303TAとして認識され、このChipはWindows 11をサポートしていない、と言ってる。

そこで、Prolific本家のホームページからダウンロードしたPL2303の最新ドライバー、2022年7月28日ビルドのVersion 4.0.8をインストール したが状態が改善されない(Version 1.20.0はアンインストール済み)。いろいろ試行錯誤する中で、Version 4.0.8を再インストール(リムーブしてからインストール)ではなく、Modifyを選んで実行してみた。そうしたらドライバーがちゃんと動作するようになった。

注意:上記Prolific本家のホームページにアクセスするには事前にユーザーログインが必要です。その場合のユーザー名とパスワードはGUEST/GUESTとなっています。上記リンクからログオン後に再度ここをクリックしてくださ。

後追いで調べてみると、YouTubeに当該問題発生時の対応としてVersion 4.0.8を使ってModifyを実行するガイドがあった。理由はよく分からないが、少なくとも上記状態に陥った場合はVersion 4.0.8でModifyを実行することがガイドされており、どうやら望ましい操作を行ったようだ。

まとめると以下となる。

  • SCU-19をWindows 11で使うにはProlific本家のホームページからVersion 4.0.8をダウンロード・インストールすること。(その際、古いVersionのPL2303ドライバーをアンインストールしておくことを忘れずに)。
  • PL2303TA DOES NOT...とデバイスマネージャで表示されたら、再度Version 4.0.8のインストーラーを立ち上げModifyを実行すること。

これらにより、SCU-19をWindows 11で使用できるようになる(少なくとも今回インストールしたWindows 11ノートパソコンでは動作するようになった)。

SCU-57を買わずに解決。めでたし、めでたし。

追記

だめだった。暫くするとデバイスマネージャがPL2303TA do not support windows 11 or later, please contact your supplierと表示する。それもポートを使い始めて何時間も経ってから。どうやら、何かが定期的にWindows 11環境を確認しているようだ。

怪しいのはMicrosoft Compatibility Appraiser。Microsoftのサポートページをみるとタスクスケジューラーで無効化できるようだ。これを無効化してどうなるかはテストできなかったけれど(結局SCU-57を買って対応ということになり、、、)、これを無効化することでデバイスドライバーインストール後の接続デバイスのWindows 11サポート状況確認は行わなくなるのではないかと想像される。

2022年9月 2日 (金)

2m 11エレ八木のレストア その1

近所の屋根に放置されていたアンテナ群を譲り受けてきた。その中でも2m11エレスタックは一番の大物。

軽トラでの搬入時の様子。
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軽トラから下ろしてみると、その大きさがわかる。軒下には置ききれない。
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エレメント等を全て外して、表面に付着したコケを落とした。エレメントをブームに固定するエレメントホルダーには可也ヒビが入っているが、幸いエレメント折れなどはなく全エレメントが生きている。
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ブームも磨き、とりあえず全パーツ洗浄が完了。 Img00920_hdr_small

ブーム取り付け用のUボルト、ナット、ワッシャーはとりあえずラスペネを吹き替えてウエスで錆や汚れをふき取った。
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給電部分にも水が入ってた様子で中は赤さびで汚れていた。これをふき取った様子。
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給電点の中はこんな感じになっている。
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同軸ケーブルが直径約8cmで3ターン巻かれている。心線と外被網線の接続状況から1/2λ迂回ライン4:1バランのようだ。左右のエレメントはスタブで接続されている。

1/2λ迂回ライン4:1バランの仕組みは以下のとおり。

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アンテナハンドブック(CQ出版社)より転載

直径8㎝として8x3.14≒25cm、3ターンで75cm。
145MHzはλ=300/145=2.07m
1/2λは1.035mで75cmで割ると短縮率75といったところだろうか。
Zo=50Ωの同軸ケーブルで給電するので、4Zo=200Ωとなる。つまりバランの先のフィーダーの特性インピーダンスは200Ωとなっているらしい。

エレメントはヘアピン型のスタブで接続されている。このスタブ長が約7.5cm。
仮にZL=R-jX = 25-j25として、145MHzでのショートスタブ長をMMANAで計算してみると7.7cmとなる。実際のスタブ長にとても近い値となった。

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これらのバランとスタブの組み合わせの給電部になっているようだけれど、1/2λ迂回ライン4:1バランでインピーダンス整合されているのであれば、このヘアピンマッチングによるインピーダンス整合は余分なような気がするけれど違うのだろうか??すくなくとも4:1バランで不平衡/平衡変換は出来ているとはいえるが。

更なる考察を要する箇所も残ってはいるものの、とりあえず清掃作業および事前調査はここまで。

次は仮組み立てでSWR特性を計ってみることにする。

2022年8月25日 (木)

登山用アンテナ ヘンテナ製作 その2

アンテナアナライザー AA-1500 ZOOMにて測定してみた。

ケーブル処理などで測定値に揺らぎがでるが、大体こんな感じになる。Hentenna02rexp

145.00MHzでの測定値は以下のとおり。Z=72.07-j23.78とケーブルの特性インピーダンス50Ωからそんなにかけ離れてはいない。実際SWRも2を切っている。
Hentenna02rexp1

MMANAでシュミレーションしてみた。エレメントは12ⅹ2のアルミバーを使っている。これの半径をどう表現するかだが、とりあえず半径2.0mmとしてアンテナ定義してみた。

Hentenna02

アンテナ形状は以下の感じとなる。垂直偏波にしたいのでアンテナは横に寝かせた状態で定義している。

Hentenna02_20220825201901

計算結果は以下の通り。Z=68.81+j20.83とアナライザー結果とインダクタンス成分とキャパシタンス成分が入れ替わっているが絶対値としてはほぼほぼアナライザー結果と同じで、それゆえSWRが近い値となっている。またdBdがおよそ3ある!

Hentenna02_20220825202001

パターンは緩やかな8の字となっている。
Hentenna02_20220825202002

およそ3dBdということで2倍の利得が得られるアンテナだ。これは追い込んでいく価値があると言える。

2022年8月24日 (水)

Making a folding Hentenna - part1

I made an antenna of 2 meter for mountainous activities. The antenna is a Hentenna.

The Antenna Handbook published by CQ Publishing describes that a Hentenna is equivalent to four-element yagi in terms of performance. It sounds excellent. So, I decided to make a Hentenna as a size of knapsack.

The following picture is the Hentenna I made on a tripod.
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This antenna can be folded as the following picture. All parts are less than 40cm, so it can be in my knapsack.
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Let me go back to the starting point. The element parts are in the following. I bought 995mm length aluminum bar, from which I cut elements parts as the right size of the drawing.
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Cut the element parts from the bars.
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Making holes at both ends of the element.
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An alumite is an isulator. So, it should be removed especially around holes.
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All parts are assembled as the following.
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Parts are connected with butterfly screws to make connection easy even on a mountain.
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The feeding point is the following. As an experiment, no balun is used.
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The Hentenna is set up on the tripod, where the feeding point is 25cm from the edge.
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My antenna analyzer AA-1500 Zoom shows the following SWR.
Swr_20220824105401
It still needs tuning but it looks good as a first setup.

Finally, the Hentenna is folded as the following and waits for further tuning :-)
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TU

登山用2mアンテナ ヘンテナ製作 その1

登山時に使える2mアンテナを作ってみた。作ったアンテナはヘンテナ。

CQ出版のアンテナハンドブックによると、ヘンテナは3~4エレ八木に相当するゲインを持った8の字形の指向性を持っている。直感的は違和感があるけれども、アンテナを横置きした場合に垂直偏波となる。作り方も簡単とのことでトライしてみた。リュックの中に入る大きさに折りたためることを目指した。

まずは完成した状態。カメラ三脚に固定してみた。中央のポールはプラスチック製。
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このアンテナは収納時にはこんな感じになる。それぞれのパーツの長さは40㎝以内としているのでリュックにも十分に入る。
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製作工程は以下のとおり。基本寸法はCQ出版社のアンテナハンドブック記載内容から拾った。

まずは部材の切り出しから。995cmのアルミ板棒を4本買ってきた。これを図面右側の4パターンに切り出しを行った。
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995㎝のアルミ板棒からパーツを切り出す。
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切り出したパーツの両端に穴を開ける。
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このアルミ板棒は表面がアルマイト処理されている。アルマイトは絶縁体なので、接続部分をヤスリで削り電気的接続を確保する。
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各パーツの接続は蝶ネジとプラ頭ネジで固定する。
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組み立てた状態。
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給電点はM型メスコネクタに1.6mm単線を半田付けし両端にクリップを取り付けてエレメントに接続している。
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アンテナアナライザーでSWRを見ながらクリップ位置を調整する。とりあえず25cmあたりで145MHzにてボトムとなった。
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まだまだ調整が必要だしアンテナの固定方法を考えないといけないけれど、とりあえず持ち運び可能な2mハイゲインアンテナの基本部分が完成した感じ。
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まずはバラン無しで追い込んでみる予定。

2022年8月 5日 (金)

HAMLOGのGmail連携

備忘録。。。

HAMLOG EMailのようなアプリからGMAILをアクセスするには、アプリ用のパスワードを取得し、それを使って認証する必要がある。

アプリパスワードを生成するには、Googleアカウントを2段階認証プロセスにする必要がある。これはGoogleアカウントの管理から実行する。

Googleアカウントの管理の画面に入って左側のメニューのセキュリティからアプリパスワードを選ぶ。

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アプリパスワード発行対象アプリを記述する。なんでもいいと思う。

Photo_20220805082902

生成をクリックするとアプリパスワード16桁が生成される。

これをHAMLOG E-Mailのパスワード欄(赤丸部分)にコピーする。ここにGoogleアカウントのパスワードを設定しても認証エラーになる。

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この後、送信確認と受信確認をしてからサーバーに登録・保存ボタンを押す。確認しないでボタンを押すと「確認せよ」って感じで登録・保存ができない。

2022年7月 5日 (火)

アマチュア無線の通信の秘密保護について

電波法の通信の秘密保護の解釈について備忘録。

電波法には以下とある。

 (秘密の保護)
第五十九条  何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第四条第一項 又は第九十条第二項 の通信たるものを除く。第百九条において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

 (罰則)
第百九条  無線局の取扱中に係る無線通信の秘密を漏らし、又は窃用した者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

ずっと昔(今から45年程前)、高校の文化祭でアマチュア無線交信を公開した時に、見に来た人たちに「ここでの交信内容は他所で話さないでくださいねー」と言っていたのは、この条文があったから。でも、今はYouTubeでもQSO風景が普通に公開されている。これはどう解釈したらよいのか。

以下のポイントは正しくないというか分かりずらい。

ポイントは「特定の相手方」の解釈らしい。アマチュア無線は不特定多数の人が傍受できる通信であるので、仮に2局間の通信が行われていたとしても、それは「特定の相手方に対して行われる無線通信」には含まれないようだ。ここでの特定の相手方に対して行われる無線通信とは、不特定多数の人が傍受する前提になっていない無線通信を意味するらしい。携帯電話通信がその代表例。更に、業務用無線もそれにあたるのだろう。存在を漏らしてはならないとあるので、周波数や変調方式などの通信情報も第三者に伝えてはいけないと解釈すべきかと。

印旛沼無線クラブのYouTubeに分かりやす解説があった。一言でいえば、アマチュア無線の通信内容には保護すべき秘密は無いとい事のようだ。アマチュア無線は暗号を使った通信は出来ない。つまり、だれでも聞ける状態でしか通信することができない。よってそこには秘密となる通信内容はない。秘密が無い以上、第五十九条の秘密の保護は適用されない。ただし、誰かしらが通信内容を公開したことに対して訴えを起こした場合は、裁判所の個別判断となるようだ。

暗号化が適用される通信(簡易デジタルを含む)は第五十九条の対象となる。ただし、誰かが訴えた場合にのみ処罰の対象となるらしい。

まとめると、「だれでも聞けることが前提になっている通信は秘密の対象外」ってことだ。

 

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