備忘録など

2024年8月27日 (火)

衛星SONATE-2について

アマチュア無線デジピーターを搭載している衛星SONATE-2についての備忘録。

SONATE-2の事を知ったのは直接波が届く範囲のアマチュア無線局が145.825でパケットを送っていたから。そのパケットがvia DP0SNXになっていた。

DP0SNXとは何か、SatNOGS DBによるとSONATE-2のCallsignということだ。この衛星はニューラルネットワークコンピューターを搭載していて、ビジュアルセンサーと赤外線センサーを使ってデータを取りながら自律的に観測を行っているとの事。

SONATE-2サテライトについてはSONATE-2 Web Pageに詳しくかかれている。

SONATE-2の軌道についてはOrbiting Nowで見ることができる。

SONATE-2のデジビーターの情報はSatelite Frequency Listで見ることができ、以下となっている。

Uplink:145.825
Downlink:  145.880/437.025
Beacon:  145.840
Mode:  1k2AFSK/9k6GMSK,APRS,SSTV,CW  

UISS v5.4.4では1200bps AFSKを送受信している。Satelite Frequency Listをみる限り145.825をUp/Down Linkで使っている衛星は結構ある。

2024年8月19日 (月)

NTT ONU+ホームゲートウエイの初期化

NTT ONU+ホームゲートウエイ一体型ボックスの初期化について備忘録。

このボックスの管理WEBの操作が必要になったがパスワードが不明。最終手段として初期化を行った。

  1. 電源を切る(ACアダプターコネクタを本体から抜く)
  2. 初期化ボタン(初期化と書かれた小さな穴)にセムクリップ等のピンを挿入しスイッチを押す
  3. 初期化ボタンを押したまま電源を入れる(ACアダプターコネクターを本体に差し込む)
  4. 本体の初期化インジケーターがオレンジ色に点灯するまで初期化ボタンを押したままにする(10秒以上かかった。気長に待つ)
  5. 初期化インジケーターがオレンジ色に点灯したら初期化ボタン穴からピンを抜く

以上で初期化が完了。管理WEBには初期ユーザー名(user)と初期パスワード(user)でログオンが出来る。パスワード変更を求められるが初期パスワードのuserを入力しても受け付けられる。

初期化によって接続設定のユーザー名とパスワードの再設定等が必要になるが、それは仕方ない。。。。

以上

2024年4月30日 (火)

TOSTEM QDC-18 MIWAラッチボルトのメンテナンス

玄関ドアを開ける時に引っかかり感が出てるようになった。ラッチボルトの動きが悪いようで、メンテナンス実施。

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ネット検索してみるとLIXILからラッチ箱錠として販売されている。結構大きなユニットだ。このラッチ箱錠を外すにはレバーを外す。レバーの固定ネジはカバーに隠されている。カバーは2つの爪ではめ込まれている。この2つの爪を2本のマイナスドライバーでこじる事で外すことができた。

カバーの爪を外してカバーをスライドしたところ。
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カバー固定爪はこんな感じなっている。この2つの爪をマイナスドライバーで広げて外す。
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カバーを外すとレバー固定ネジが2本見える。このネジを緩めることでレバーを外すことができる。
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レバーを外したところ。レバー取り外しに先立って、ドアが閉まらないようにストッパーを設置した。レバーを外してラッチ箱錠が残っている状態でドアが閉まったら開けられなくなってしまう。
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この後、ラッチ箱錠を外す。
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ラッチ箱錠の隙間からシリコンスプレーをかける。オイル系の潤滑油は後々ゴミ付着等が発生したりするから避けた。
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ラッチ箱錠とレバーを元に戻す。
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最後にカバーを戻して作業完了。
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メンテナンス後、引っかかり感はなくなって動きはスムーズになった。

2024年4月 5日 (金)

Windows 11でログオン画面でPINが使えなくなったパスワードロックのリカバリー

友人からWindows11にログオン出来なくなったという救援依頼が来た。

友人曰く、ログオンするときにいつもパスワード”1234”を入力するけれどもパスワードエラーになるということだ。実機のノートパソコンを持ってきてもらって自分でやってみてもその通りだ。パスワードが違うって怒られる。

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いろいろ悩んだ。何回か間違ったパスワードを打ち込むとパスワードロックされましたって表示されて、暫く(10分程?)ログオンが禁止されちゃうし。でも、ちょっと待てよ、、、パスワードが4桁数字って変じゃないか??これって本当はPINなんじゃないのか??

つまり、PINが無効になっちゃってパスワードを要求してるんだけれど、普段パスワードを使ってないから記憶に無いってパターンじゃないのかなぁ。なぜPINが無効になったかは不明だけれど。

で、いろいろ調べて見て役に立つ情報にめぐりあった。でも、それなりに怖い作業なので、自分なりに解釈して実行してみた。

まずはShiftキーを押しながら再起動を実行する。トラブルシューティングが起動する。詳細オプションに入ってコマンドプロンプトを実行する。但し、機種によっては詳細オプションの中にコマンドプロンプトが出てこない場合があるみたい(別のWindows11マシーンでやってみたらコマンドプロンプトが出なかった。なぜ??)。

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で、コマンドプロンプトでの作業になる。

① 大抵はWindows 11はCドライブに入ってるはず。以下でファイルが見つかるはず。

dir c:\windows\system32\utilman.exe 

② パスが正しい事を確認してから以下を実行する。まずutilman.exeをcmd.exeで上書きするのでバックアップを取っておく(後で戻すから)。

copy c:\windows\system32\utilman.exe c:\windows\system32\utilman.exe.bak

③ utilman.exeをcmd.exeで上書きする。

copy c:\sindows\system32\cmd.exe c:\windows\system32\utilman.exe  
上書き確認は勇気を出して「はい」を実行する。

なんでこんな事をするかというと、ログイン画面の右下に表れる人形アイコンをクリックしたときの動作を変えるためのようだ。この人形をクリックすると通常はutilman.exeが実行されるようだけれど、それはコマンドプロンプトをメニューに含んでいないみたい。これをcmd.exeに変えてやる(cmd.exeをutilman.exeにスワップする)とメニューにコマンドプロンプトを含むようになる。つまり、このメニューは動的に設定されるみたいで、utilman.exeが実行できる内容で変化するみたい。見方を変えれば、utilman.exeはcmd.exeのサブセットみたいなもので、cmd.exeの機能を制限したものだと判断できる。この制限を取っ払う作業を上でしたわけだね、きっと。

ちなみに、この後人形アイコンから入るコマンドプロンプトで実行するnet userコマンドは、上記のトラブルシューティングのコマンドプロンプトでは実行できない(エラーになる)。だからコマンドプロンプトの渡り歩きみたいなことをしないといけないのだね。

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④ スタートアップ画面が表示されたら人形アイコンをクリックしてコマンドプロンプトを表示して、以下を実行する。

net user "username" password

もちろんusernameは実際に使うユーザー名、passwordも実際に使うパスワード。このコマンドでusernameのパスワードを設定し直すわけだ。実行したらコマンドプロンプト画面を閉じて、ログオン画面で今セットしたパスワードをセットする。なお、このnet userコマンドは現在のパスワードを聞いてくることなしに、新しいパスワードが設定できる。ちょっと(かなり)ヤバいコマンドだ。

じゃじゃーん!でログオンが出来る。

⑤ ログオンができたらutilman.exeを元に戻しておく。元に戻すと人形アイコンをクリックしてもコマンドプロンプトは選択肢には入らなくなる。それ以外にどういう影響があるかは不明。案外もどさなくてもいいのかもね。

copy c:\windows\system32\utilman.exe.bak c:\windows\system32\utilman.exe

⑥ この後、スタートメニュー -> 設定 -> アカウント -> サインインオプション -> PIN でPINを設定する。この時インターネット接続してないとPIN設定が出来なかったけど、そういう物だったっけ???でも、一旦PIN設定するとインターネット接続はとくに関係ない感じでPINが使えるけどね。。。

この後再起動するとログイン画面でPIN入力が求められるようになる。更にPIN入力の下にサインインオプションが現れて、パスワードとPINのどちらを使うか選択ができるようになる。

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めでたし、めでたし。

しかし、、、、こんなことが出来ちゃまずいんじゃないかなぁ、セキュリティ的に、と思ったりもする。この方法に助けられて言うのもなんだけど。。。。

2024年3月12日 (火)

ワルボロWYJキャブレターの構造

ワルボロWYJ型キャブレターのオーバーホールをしたので、ついでにその構造の備忘録。

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ワルボロキャブレターは草刈り機とかに使われてる。燃料タンクはエンジンの下側にある。つまり燃料ポンプが装備されているわけだ。そのポンプの駆動源はエンジンの吸入吐出圧力を使っている。

エンジンの吸入吐出圧力はエンジンからキャブレターの矢印部分に与えられる。

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この吸入吐出圧力は脈動波としてのキャブレターのダイヤフラムを動かす。3がダイヤフラム室で吸入吐出圧力は矢印部分から入ってくる。

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このダイヤフラムの脈動によって3のポンプが動作し、燃料は1から4に向かって流れる。

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ダイヤフラムを被せるとこんな感じになる。吸入吐出圧力によって3部分のダイヤフラムが脈動する。ポンプとして動作させるために2と4の部分が逆止弁となって流れ方向を一方通行にしている。

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ここに厚みのあるガスケットを被せ反対側のキャブレタ部との隙間によって流路を確保している。

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左がポンプ部で右がキャブレタ部。
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ポンプ部の反対側このようになっていて真ん中に燃料貯がある。ダイヤフラムポンプによる燃料流は4から燃料貯に流入する。この流入量を4にセットするニードル弁で制御する。ここに入った燃料は5を通してメインジェットから排出される。

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ニードル弁、ニードルレバー等はこんな感じになっている。

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これを組み込むとこんな感じになる。通常はスプリングによってレバー端が持ち上げられ、ニードルを穴に押し込み燃料流入を止めている。

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このレバーを動作させるのがダイヤフラム・メタリングだ。メタリングの真ん中がニードルレバー端を押し上げるとニードルが穴から引っ張り出されて燃料が流れる。

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ダイヤフラム・メタリングはこんな感じで取り付けられる。このダイヤフラム・メタリングがレバーを持ち上げるということは、燃料貯の圧力が低くなったということだ。言い換えると、燃料貯から燃料が吸い出されると圧力が低くなってニードルレバーが押され、その結果ニードルが穴から引っ張り出されるという事だ。これにより、メインジェットから燃料が吸い出されると、その分だけ燃料が燃料貯に流入するよう(燃料貯の燃料量が一定になるよう)に、この部分の機構が動くわけだ。

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燃料貯の燃料は燃料貯中心に配置されているバルブを通してメインジェットに送られる。キャブレターを流れる空気も脈動するので、メインジェットから空気が入って来るのを防ぐため、このバルブが逆流防止をしている。構造はこうだ。5のバルブの中にはゴム板が入っていて、4本の爪でその動きが制限されている。メインジェット圧が高くなるとこのゴム板がポンプ側に押し付けられて逆流を防ぐ。メインジェットから燃料が吸い出されるときは、このゴム板が浮き上がって燃料が流れるが4本の爪でその高さが抑えられる、と言う仕組みのようだ。

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以上のように、燃料貯やダイヤフラムポンプに燃料が充填されていればこのように燃料が流れメインジェットから放出される。この流入経路に燃料を満たすのがプライマリポンプの役目だ。

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プライマリポンプの中にもバルブがある。なお8の穴はダイヤフラム・メタリングの燃料貯の反対側の空気呼吸用の穴だ。

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このバルブの中心の赤いゴムが逆止弁になっている。この赤いゴムの中心は通常は閉じているプライマリーポンプを押しつぶすことで加圧されると燃料が流出する。プライマリーポンプが元に戻る時には負圧が発生するとこのゴム弁は閉じるのでこの穴を燃料は通らない。

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逆止弁の中心は7をとおしてポンプ中心のメタル中心につながり、メタルの外周は6につながっている。プライマリポンプを押しつぶすと圧力によって赤いゴム全体が枠に押し付けられられるので6方向へ燃料が流れるのを阻止するが、元に戻る時には負圧によって赤いゴム全体が枠から外され6を通して燃料が流入する。

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6は燃料貯につながっている。7は燃料排出口に繋がっている。

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つまり、プライマリポンプに負圧がかかる(つぶした後に元に戻る)時に、ダイヤフラムポンプ経由で燃料タンクから燃料が吸い上げられる。プライマリポンプをつぶすと燃料排出口に燃料が送られる。プライマリポンプの押しつぶしを繰り返せば、燃料タンクから燃料排出口に向けて燃料流を作り、キャブレター全体を燃料で充填することができるわけだ。

ダイヤフラム・メタリングの燃料貯の反対側は空気になっていて、ダイヤフラム・メタリングの動作に合わせて空気が自由に動かないといけない。この為の呼吸穴が8だ。ここがつまるとダイヤフラム・メタリングは窒息状態になるので動きが鈍くなる。

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以上をまとめると、プライマリーポンプによってダイヤフラムポンプや燃料貯に燃料を充填したあとは、エンジンの吸入吐出圧力によるダイヤフラムポンプ動作によって燃料が燃料タンクから供給されるキャブレターがワルボロキャブレターなわけだ。

2024年2月 9日 (金)

@nifty with ドコモ光のおまとめ

現在持っている @nifty with ドコモ光1Gと10Gの2回線を10Gにまとめる手続きの備忘録。

@nifty with ドコモ光1Gを長年使っていたわけだけど、回線品質改善のため10Gを追加契約した。つまり1Gと10Gのダブルでの契約になる。nifty mailやココログは1Gのnifty IDで使ってる。10Gのnifty IDはプロバイダーを使うための契約なので、nifty mailやその他のオプションサービスは使っていない。

先日ドコモショップにて話をしたところ、ドコモは光回線とniftyとをまるっと一つの契約として管理しているので、ドコモとしては全部解約になると言われた。これは困った、、、、というのがさっきまでの状況。で、今日はniftyのカスタマサポートにnifty IDを残す方法について問い合わせた。

  • @nifty with ドコモ光1Gをドコモで解約しても、1Gに紐づいているnifty IDを残せるか?
  • 残せるとして1Gに紐づいている@nifty IDと10Gに紐づいているnifty IDをまとめられるか(コスト節約のため)。

niftyカスタマサポートに電話して分かったこと。

  • ドコモで@nifty with ドコモ光をまるっと解約すると、1週間から10日でniftyからnifty IDの取扱いについて確認のメールが届く。
  • そのメールでnifty IDを残すようniftyに連絡すればnifty IDは残せる。
  • niftyのファミリープランを使えば、10Gのnifty IDの子どもIDとして1Gのnifty IDを登録できる。その場合、nifty ID基本料金275円/月は無料となる。
  • ファミリープラン登録手続きはカスタマサポートの電話メニュー3,5,2で繋がる窓口(料金プラン窓口)で行える。

ということで、ドコモ光1Gを解約できることがわかった。

解約手続きをしてレンタルしているホームゲートウエイをドコモに返却すれば1Gとはおさらばできる。気になるのは1Gの光ケーブルの取扱いか、、、、撤去しにくるのかなぁ。

2月12日にドコモショップで@nifty with ドコモ光1Gの解約をした。解約は即日。レンタルしているホームゲートウエイは返却キットが一週間から10日で送られてくるのでそれで返却することになるとの事。空段ボール箱とかが送られてくるのだろうか。ホームゲートウエイは電源もオフしてあったので、結線を外してとりあえず在り合わせの段ボール箱に収納。電柱から室内まで引き込まれている光ケーブルは撤収不要ということにした。なのでNTT(実際には外部業者)は撤去には来ない。

2月16日にNiftyより、ドコモ光解約に伴うnifty契約内容の確認・変更のメールが来た。早速@niftyカスタマサポートデスクに電話をし、解約したドコモ光1Gに紐づいていたnifty IDと付属サービス(ココログ)をドコモ光10Gの子どもIDとするべく、ファミリープランの適用をおねがいした。あっさり、終わった。

これでドコモ光1G回線は解約、それに紐づいていたnifty IDと付帯サービスはドコモ光10Gに紐づいているnifty IDの子どもIDとするファミリープランの設定が完了した。

2月17日にゆうパケットでNTT東日本レンタル機器返却キットが届いた。中身は丈夫な紙袋と、紙袋に貼る伝票+返却機器リストと、ガイドシート。リストにはホームゲートウエイPR-600KIとWifiアダプターカードSC-40NEが記載されている。これらに加えてホームゲートウエイのACアダプター、台座、光ケーブルを手持ちの段ボール箱に入れて、送られてきた丈夫な紙袋にいれて梱包終わり。これを郵便局に持ち込んで完了。

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めでたし、めでたし。

2024年1月 9日 (火)

カンピロバクターによる食中毒

カンピロバクターに当たったときの記録。カンピロバクターの培養検査は受けてないが、数年ぶりに会って同じものを食べた友人も同様の状態となったので、鶏肉によるカンピロバクター確定と判断した。

12月29日の夕刻に友人と駅前の焼き鳥屋で2人忘年会。結構人気のお店で16時開店前から人が待っている状態だったんだけど、ここで出てきた料理に問題があったようだ。自分でも「大丈夫か?」って思ったけれど、レバー串がほぼかなりレアだった。若干の不安があったが、どうやらそれが的中したようだ。

12月31日の朝、車の洗車をしていたら急に寒くなった。洗車が終わって家の中に入っても寒さが止まらない。寒さというより悪寒だ。耐え切れず「貼るカイロ」を背中に貼った。ただ、食欲はあり、腹痛も下痢もなかった。悪寒は更に強まり、夕方に熱い風呂に入って少し収まった感じがしたが、夜通し悪寒と暑くて発汗の繰り返しだった。熱は測らなかったが、あの感覚は38度を超えていたと思う。

1月1日の朝、いつも通りに4時50分起床、ルーチントレーニングもして、近所の神社に初詣をした。その後近所の公園まで散歩して帰宅。一見、回復したようだった。しかし9時位に下腹部中心に非常に激しい腹痛が起きた。何かに挿されるような、まるで腸をねじられるような激しい痛み。起きていることができず、ベッドに丸まって寝るしかなかった。仰向けでは激しい腹痛も、横向きで丸まって寝ると幾分痛みは和らいだ。便も出るし、尿もでるので、腸閉そくでも尿路結石でもないようだ。悪寒も時々襲ってきた。つまり、下腹部の激しい腹痛と発熱のダブルパンチだ。ただ、食欲はあり、昼には餅を2個食べたり、正月料理を食べたり、酒も飲んだ。

1月2日、症状は1日同様に発熱と腹痛が発生。これに下痢が加わった。水上の便がでてくる。比較的悪寒が少ない時、家族に言われて初めて熱を測ったら37.8度だった。つまり、こんな体温を中心に上下を繰り返していたんだろうと思う。食欲がなくなってあまり食べることができなくなった。

1月3日、症状の改善はなく、食欲は更に低下。お湯をかけたご飯、牛乳、経口補水液を飲むくらい。下腹部の痛みと下痢が同期するようになった。トイレに行けば下腹部の痛みは和らいだ。夜の体温は38.2度だった。早々にベッドに入らずを得なかった。

1月4日、朝の感覚として腹痛は可也和らいでいるように感じた。激しい痛みは遠のいた感じだ。体温も朝の時点で36.9度だった。悪寒も感じない。朝とお昼はお湯をかけたご飯のみ。でも晩御飯には若干復活してきて煮物と白飯を食べることができた。

1月5日、夜中下痢でトイレに行くことは無かった。朝はいつもの4時50分に起床、軽い運動もできた。体はかなりだるいし、下腹部が重たい感じがするが、下痢と腹痛で苦しむことはなくなった。朝食はご飯に入り卵を乗せて、みそ汁と一緒に食べた。昼はガストでハンバーグを食べた。さすがに晩酌は控えたけれど、ほぼ復活。

1月6日、下腹部に違和感が残るものの、ほぼ完全復活。昼は焼き肉屋、近所の神社に正月飾りを納めにいった。

まとめると以下となる。
12月29日夕方:感染
12月31日午前:発症(発熱)
1月1日午前:下腹部の激しい痛みと発熱
1月2日:下痢の始まり、発熱と激しい腹痛は残る
1月5日:発熱、下痢の終息
1月6日:完全回復

いやぁ、新年早々参った、参った。以降、火が十分に通っていない肉、特に鶏肉は絶対に食べないようにする。

 

国立感染症研究所は以下のように記述している。
症状は下痢、腹痛、発熱、悪心、 嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などであり、他の感染型細菌性食中毒と酷似するが、潜伏期間が一般に2〜5日間とやや長いことが特徴である。感染性腸炎研究会資 料によると、入院患者の98%に下痢が認められ、その便性状は水様便(87%)、血便(44%)、粘液便(24%)である。下痢は1日に10回以上に及ぶこともあるが、通常2〜6回で1〜 3日間続き、重症例では大量の水様性下痢のために、急速に脱水症状を呈する。また、腹痛は87%、嘔吐は38%にみられた。発熱時の平均体温は38.3℃ で、サルモネラ症に比べるとやや低い。

診断については以下のように記述している。
感染症の診断は臨床症状からは困難で、糞便等から本菌を分離することが最も確実である。本菌の 同定には通常3〜5日間程度必要である。

治療については以下のように記述している。
患者の多くは自然治癒し、予後 も良好である場合が多く、特別治療を必要としない。

以上をまとめると、下痢、腹痛、発熱で数日苦しむが、自然治癒に頼るしかない。

カンピロバクター自体は非常に多く存在する細菌で、感染が見つかっても保健所に報告する必要はないようだ。ただ、これが食中毒と判断された場合は保健所への報告が必要らしい。また、カンピロバクターは乾燥に弱く、人から人への感染は基本的にないようだ(感染者の便を直接摂取するような極端な場合を除いて)。

 

APRSISCE/32のScroller Windowについて

APRSISCE/32のScrollerのウインドウが左上隅にコンパクトにまとめられてしまった。これをスクリーン上下幅まで拡大させた時の備忘録。

APRSISCE/32をインストールした直後はScrollerウインドウはスクリーン上下幅まで拡大されていたけど、ある日なぜだか左上隅にコンパクトにまとめられてしまった。Scrollerとは受信したステーションのパケットを表示するウインドウで、見ていて楽しい。自分の場合はIGate/Digipeteaterも表示するようにしている。楽しいのでScrollerウインドウサイズを元にもどしたい。

コンパクトになってしまったScrollerウインドウ:
Scroller2

APRSISCE/32はオプションが沢山あって、どこをどう設定すれば良いかなかなかわからなかった。いろいろ放浪した結果、以下をつきとめた。設定前はAutoになっていたけれど、これをNarrowにしたらScrollerが大きくなった。まとめると、Configure -> Screen -> Orientation -> Narrow 。方法が分かっても、これでScrollerが大きくなるのが納得いかない(直感的にたどり着かない)。

Scrollerウインドウサイズを元にもどす方法:
Scroller1

ちなみにIGate/Digipeater表示を加えるにはConfiguration -> Scrollerで設定する。

ScrollerにIGate/Digipeater表示を加える方法:
Scroller3

やっぱり、APRSっておもしろい。

2023年12月30日 (土)

ドコモ光とniftyでドコモ光だけを解除するには

ドコモ光1Gでniftyを使ってる。これに加えて@nifty with ドコモ光10Gを開通した。つまり2回線を併用している。

ドコモ光1Gで「ネットが切れる!」と家族(孫)が切れるので、回線を1Gから10Gに変更しようと考えた。しかし、、切替工事ってのは大体想定外の事が起きる。実際、起きた。10G回線工事に来たが、配線した後の検査で光強度が規定値に達していないことが判明。どうやら、このエリアは実際に10G配線した実績がないようで、結構大規模の改修工事が必要だと言われた。で、結局再工事は1ヵ月後。つまり、切替工事をしたら場合によっては1ヵ月ネットが使えない状態になっていたかもしれない。

10Gの回線を使ってみて特に問題はないようなのでドコモ光1Gを解除しようと思ったわけ。Niftyによると解除とはドコモ光でniftyをプロバイダーとして選択している場合、ドコモ光のみを使わないようにするのが解除で、ドコモ光とniftyの両方を使わないようにするのが解約だ。

この解除手続きを行うには、まずはドコモに行って解除手続きをせよとNiftyはガイドしている。そこでドコモにいったわけ。そうしたら、ドコモカウンターでは「お客様はドコモ光とniftyのセット契約になっていますので、解約しかできません」と言われた。ドコモ的には、niftyのサービス利用料もドコモ経由でユーザーに請求してる。つまり、niftyはユーザーにサービス利用料を直接請求する手段を持っていない。ドコモのサービスを使わなくなった時点でサービス利用料の請求ができなくなるので、ドコモ的にはniftyだけを残す術がない、ということだ。

となると、ドコモ光の解約とniftyのサービス料請求方法の変更(nifty的にはドコモとの契約からユーザー個人との契約に契約変更する必要がある)を同時に行わないといけないわけだ。これは予めniftyと段取りをしないといけない。

そもそもドコモ光1Gのniftyアカウントを維持したいのはメールアドレスとブログサービスの為だ。メールアドレスは至る所に登録してあるし、ブログはおよそ10年分書き溜めている。ブログを引っ越すとしてもGoogle検索のインデックスが変わるとGoogle検索から辿れなくなるので、とても面倒なことになる。

まずはNiftyに連絡して状況整理をする必要がある。しかし今日は12月30日、正月が明けないと手も足もでない。

さぁ、どうする???(続く)

続きはこちら

2023年12月15日 (金)

WIRES-XとWX4200D5の相性問題

NEC WiFiルーター WX4200D5でWIRES-X HRI-200ノード構成が出来なかった件の備忘録というか疑問の記録

Aterm WG1800経由で構成済み・運用中のWIRES-Xノード(HRI-200の先にはYaesuモービル機、430帯でノード運用中)のWG1800をWX4200D5に取り換えたが、運用できなかった。

WIRES-XアプリはHRI-200に接続されているモービルトランシーバーの受信信号を確認し、自分自身のノードアイコンを緑色(ノードからルームへの送信)にするが、音声データをルームに送出しない(ルームが音声データを受信しない)。

手順

  1. 変更前、ノードPCはHRI-200経由でモービルトランシーバー(430MHz帯)に接続しており、ハンディ―トランシーバーからそのモービルトランシーバから電波を送ることで、ノードPC経由でルーム接続している。今回はWiFiルーターの入れ替えなのでノードPC、HRI-200、モービルトランシーバの接続は一切触っていない。
  2. 使用中のWG1800をWX4200D5に置き換える。
  3. 光ケーブル収容のネットワークモデムもリセットする。
  4. WX4200D5にて、ノードPC上のDHCPでのインターネット接続を確認。
  5. PC上のIPアドレス(192.168.10.10)等を固定IPに変更。
  6. PC上で上記固定アドレスでインターネットアクセスできることを確認(Chromeでインターネット上のWebをアクセス)。
  7. WX4200D5のWebコンソールにて、上記固定IPアドレスに対してWIRES-Xのポートを開放する(ポートマッピング)。
  8. WIRES-Xアプリでポートチェックを実行し、全てがOKとなることを確認
  9. WIRES-Xアプリでいつも接続しているルームに接続
  10. ルームに接続されている他のノードからの音声は、上記モービルトランシーバから電波として送信されハンディ―トランシーバーで受信できることを確認。つまりこのノードPCはルームからの音声を受信することができる。
  11. 上記ハンディ―トランシーバーからモービルトランシーバーに送信した場合、ルームに音声が送られない。つまりノードPCからルームに音声が届かない。ただし、このノードは緑色アイコンとして表示される。つまり、モービルトランシーバーはハンディートランシーバーの信号を受信し、ルームに対して送信操作をするのだが、音声がルームに送られない。ハンディ―トランシーバーから音声を送っている間、ノードPCのサウンド画面ではHRI-200 A(CH1)Audio Codecのレベルは変動するので、音声はPCに入ってきている。そもそも、PC周りはWiFiルーター以外は取り換えていないし、PC上の設定も変わっていなので、音声がPCに入ってくるのは当然だと思う
  12. ノードPCを再起動しても状況は変わらない。
  13. この状態でWX4200D5をWG1800に戻すと、WIRES-Xアプリ上の表示(緑色)の仕方は同じでルームに対して音声が送られる。つまり、この現象はWX4200D5についてまわっている

まとめると、WG1800をWX4200D5に入れ替えるだけで(ポート開放設定済み)、音声のみがルームに対して送られなくなるのだ。

これは一体どういうことだろう。。。

そもそもトランシーバーの受信信号をWIRES-Xアプリがルームに送出するには、スケルチが開いて音声データが入力される必要がある。しかし、スケルチさえ開けば音声は無変調でも送り出されるはずだ。つまりこの場合、スケルチは自ノードから送信PTTとして働くわけだ。それで音声データがルームに送られないというのは音声データパケットがルームに届かないということか。

アプリで受信したデジタル音声をデコードする作業を考えてみると、まずはデータバッファにある程度データが溜まってからDMAでデコーダーに送るんだと思う。音声が出てこないということはデータバッファにデータが溜まらないってことだ。

ポート開放と関係があるのか?送信はノードPCからデータを送り出す方向だからポート開放とは逆方向。そもそもポート開放(ポートマッピング)はインターネットから自IPアドレス/ポートに送られてきたパケットをポートマッピングしたPCにリレーする手段だ。だからポート開放とは無関係だろう。WX4200D5にすると、音声データパケットが送りだせないのか???

うぅ~ん、わからん。

より以前の記事一覧