ツールの使い方

2025年2月 5日 (水)

WIRES-Xのルームでの写真ファイルの取扱い

ちょっと古い実験結果だけれど(3年半前)、ブログに上げてなかったみたいなので、こっちでも記録しておく。

ダウンロード - photowiresx.pdf

C4FM(デジタル)で通信できるノードを持っているルームが必要。FT-3Dなどマイクカメラを持っているハンディで写真を撮って、それをルームに送って保存・共有できる、って仕組み。

 

2024年12月30日 (月)

Chrome Remote DesktopでクライアントPCにて右シフトキーが使えない件

PCをLenovoのノートブックにしてから、Chrome Remote Desktopにアクセスしているときに右シフトキーが利かなくなった。

Lenovo上でRemote Desktopのキーマッピング設定でShift RightをShift Leftにマッピングしてもダメだった。というか、解決しなかった。

いろいろ調べてMicrosoft Power ToyのKeyboardManagerでキーマッピングすればよいことがわかった。その備忘録。

まずはMicrosoft Learn Challengeにアクセスする。

Microsoftlearn

ここのMicrosoft Storeでインストールするセクションに移動してMicrosoft StoreのPower Toysページからインストールするをクリックする。ここのPower ToysページでDownloadをクリックする。

Powertoys

ダウンロードが完了したらPowerShellにて上記Microsoft Storeでインストールするセクションにあるコマンドラインのコマンドを実行する。PowerShellにはメニューバーのむしめがねアイコンにてpowershellとタイプすれば起動する。

Powertoy

インストールが終わるとメニューバーにPowerToysアイコン(縦のカラーバーのアイコン)が表示されるので、そこをクリックしてPowerToysを立ち上げる。そこでKeyboard Managerを選ぶ。

キーの再マップを選んでShift(Rigit)をShift (Left)にマップする。キーを押すことでキー選択ができる。

Keyboardmanager

OKボタンを押すと警告メッセージが出て、「次のキーには割り当てがありません」と表示されるけれど、それでも続行するをクリックするとキーマッピングが完了する。

Key

これでChrome Remote DesktopでLenovo Notebook PCから右シフトキーが使えるようになった。

めでたし、めでたし。

2024年12月22日 (日)

WIRES-Xで入力デバイスが設定出来ない件

フレンド局からWIRES-Xポータブルデジタルノードのアナログ送信ができなくなった(音声が送れなくなった)との救援要請あり。

しらべてみたら、、、

PCはAcerのNote PCでWindows 11。以前はちゃんと動いていた。幾つかアプリを入れたりしたら(この因果関係は不確定)ポータブルデジタルノードでアナログの音声が出なくなったとのこと。

どうやらマイク入力がWIRES-Xに入力されていないようだ。入れたアプリの一つがSkypeで、Skypeはちゃんと動いていてマイク入力は「マイク配列(デジタルマイク向けインテル・スマート・サウンド・テクノロジー)」になっている。つまり、PC内蔵マイクは「マイク配列」なわけだ。

で、既定値のマイク入力をWIRES-Xのオーディオ調整->サウンド調整->サウンドで見てみると以下になってる。

Wiresxjpg

マイク配列が既定のマイク入力デバイスになっている。

この状態でシステム->サウンド->音量ミキサーをみてみると、入力デバイスが空欄になっている。これはどういう事を意味すんだろう??

oJpg

そこで、明示的に入力デバイスとしてマイク配列を選択してみる。

Jpg_20241222085401

Jpg_20241222085402

一見ちゃんと設定出来たようにみえる。が、例えばサウンドに行ってから音量ミキサーにもどってみると入力デバイスが空欄になっている。

Jpg_20241222085601

つまり、入力デバイスの設定が保存(活性化)できないってことか???

USBオーディオデバイスをUSBに刺して、それを選択しても同様に空欄にもどってしまう。なぜだ???

WIRES-Xは1.5.4.0だった。それをアンインストールして1.5.5.0にしてみたが、結果は同じ。

当初、Skypeが排他的にマイク配列をゲットしているがゆえに、WIRES-Xがマイク配列を取得できないのか?と疑ってみたが、Skypeをアンインストールしても同様だ。

なぜだ???

色々やってるうちに動作する(WIRES-Xが内蔵マイクをマイクデバイスにする)ようになった。よくわからないけれど、やったことは以下。

マイクジャックにダミージャックを差した時にマイク入力を選択。この直後内蔵マイクの音声がWIRES-Xに流すことができた。

Photo_20241222164801

でも、この後PCをリブートしたら再び音声が流れなくなった。でもこの後も動いたり動かなかったりした。。。具体的に何がどうだったか分からない(再現性のある手順が記録できていない)。

ただ、確認過程で分かったこととして、音量ミキサーを立ち上げた状態でWIRES-Xを立ち上げるとWIRES-Xの音声デバイスの初期設定が表示されることがわかった。それが以下の画面。

Photo_20241222165201

この画面ではWIRES-Xが出力・入力デバイスともに既定を選択していることが分かる。そして音声レベルは100。恐らくこの表示がWIRES-Xが起動した時(音声デバイスを取得した時)の状態なのだと思う。言い換えると、WIRES-Xはこの設定で動き始めるという事だろう。

この後、音量ミキサーを立ち上げなおすと以下の画面になる。

Ok

この画面ではWIRES-Xのレベルはグレーアウト、出力・入力デバイスともに空欄になっている。そして入力デバイスのプルダウンリストを見ると既定がない。ステレオミキサー等を選んでも保存されない。つまり「既定(起動時の設定)でロックしていて、それ以外に変更することは許可されていない」ということだろう。

1jpg

結論:

結果的に、今はWIRES-Xは起動時に音声デバイスとして出力・入力ともに既定で起動し、起動後は変更できない状態になっている。既定はPCスピーカーとマイク配列になっている。よってWIRES-XはPC内蔵マイクのマイク配列で動作している。この値はレジストリに保存されているのではないかと思う(たぶん)。ならば、今の状態で、音声デバイス周辺に変更が加わるような修正(何かのアプリをインストールするとか)が無い限りこのまま動き続けるんだろうと思う。

あとかぎ:

結局、WIRES-Xのマイク入力として既定以外の何かがレジストリに登録されていて、それゆえWIRES-Xの外からは何とも変更ができなかったんだろうと思う(かなり妄想もはいっている)。

WIRES-XのポータブルデジタルノードではPCのマイクジャックに何か差しておかないとオーディオデバイスが無いって怒られる。ここも変な話で、WIRES-Xの音声デバイス管理ってちょっと変わってるんだとおもう。。。。

結果的に参考にならない感じの備忘録になってしまったね。。。。

2024年8月19日 (月)

NTT ONU+ホームゲートウエイの初期化

NTT ONU+ホームゲートウエイ一体型ボックスの初期化について備忘録。

このボックスの管理WEBの操作が必要になったがパスワードが不明。最終手段として初期化を行った。

  1. 電源を切る(ACアダプターコネクタを本体から抜く)
  2. 初期化ボタン(初期化と書かれた小さな穴)にセムクリップ等のピンを挿入しスイッチを押す
  3. 初期化ボタンを押したまま電源を入れる(ACアダプターコネクターを本体に差し込む)
  4. 本体の初期化インジケーターがオレンジ色に点灯するまで初期化ボタンを押したままにする(10秒以上かかった。気長に待つ)
  5. 初期化インジケーターがオレンジ色に点灯したら初期化ボタン穴からピンを抜く

以上で初期化が完了。管理WEBには初期ユーザー名(user)と初期パスワード(user)でログオンが出来る。パスワード変更を求められるが初期パスワードのuserを入力しても受け付けられる。

初期化によって接続設定のユーザー名とパスワードの再設定等が必要になるが、それは仕方ない。。。。

以上

2024年5月 8日 (水)

ECHOLINKでDTMF 9999はECHOTESTサーバーに接続

ECHOLINKのLINKノードがDTMFで9999を受信すると、自動でECHOTESTサーバーに接続する。知らなかったというか、WIRES-XからDTMFで9999が送られてきて(送ってきた局がいる)ECHOLINKがECHOTESTに接続してしまったので驚いた。

実際のECHOLINKのDTMFのドキュメントでもそう書いてある。

Examples

(These examples assume that the default DTMF codes are configured.)

  • To connect to node number 9999:

Enter:  9 9 9 9

EchoLink responds with:

"CONNECTING TO CONFERENCE E-C-H-O-T-E-S-T"

followed by

"CONNECTED"

because 9999 is the node number of conference server "*ECHOTEST*".

つまりDefaultではそうなってるみたい。でも、このDefault設定を変える方法が見つからなかった。

一旦接続すると接続したままになってしまう(TIMEOUTはあるのかも)ので要注意だ。

2024年4月 5日 (金)

Windows 11でログオン画面でPINが使えなくなったパスワードロックのリカバリー

友人からWindows11にログオン出来なくなったという救援依頼が来た。

友人曰く、ログオンするときにいつもパスワード”1234”を入力するけれどもパスワードエラーになるということだ。実機のノートパソコンを持ってきてもらって自分でやってみてもその通りだ。パスワードが違うって怒られる。

Img081261_small

いろいろ悩んだ。何回か間違ったパスワードを打ち込むとパスワードロックされましたって表示されて、暫く(10分程?)ログオンが禁止されちゃうし。でも、ちょっと待てよ、、、パスワードが4桁数字って変じゃないか??これって本当はPINなんじゃないのか??

つまり、PINが無効になっちゃってパスワードを要求してるんだけれど、普段パスワードを使ってないから記憶に無いってパターンじゃないのかなぁ。なぜPINが無効になったかは不明だけれど。

で、いろいろ調べて見て役に立つ情報にめぐりあった。でも、それなりに怖い作業なので、自分なりに解釈して実行してみた。

まずはShiftキーを押しながら再起動を実行する。トラブルシューティングが起動する。詳細オプションに入ってコマンドプロンプトを実行する。但し、機種によっては詳細オプションの中にコマンドプロンプトが出てこない場合があるみたい(別のWindows11マシーンでやってみたらコマンドプロンプトが出なかった。なぜ??)。

Img08123_small

で、コマンドプロンプトでの作業になる。

① 大抵はWindows 11はCドライブに入ってるはず。以下でファイルが見つかるはず。

dir c:\windows\system32\utilman.exe 

② パスが正しい事を確認してから以下を実行する。まずutilman.exeをcmd.exeで上書きするのでバックアップを取っておく(後で戻すから)。

copy c:\windows\system32\utilman.exe c:\windows\system32\utilman.exe.bak

③ utilman.exeをcmd.exeで上書きする。

copy c:\sindows\system32\cmd.exe c:\windows\system32\utilman.exe  
上書き確認は勇気を出して「はい」を実行する。

なんでこんな事をするかというと、ログイン画面の右下に表れる人形アイコンをクリックしたときの動作を変えるためのようだ。この人形をクリックすると通常はutilman.exeが実行されるようだけれど、それはコマンドプロンプトをメニューに含んでいないみたい。これをcmd.exeに変えてやる(cmd.exeをutilman.exeにスワップする)とメニューにコマンドプロンプトを含むようになる。つまり、このメニューは動的に設定されるみたいで、utilman.exeが実行できる内容で変化するみたい。見方を変えれば、utilman.exeはcmd.exeのサブセットみたいなもので、cmd.exeの機能を制限したものだと判断できる。この制限を取っ払う作業を上でしたわけだね、きっと。

ちなみに、この後人形アイコンから入るコマンドプロンプトで実行するnet userコマンドは、上記のトラブルシューティングのコマンドプロンプトでは実行できない(エラーになる)。だからコマンドプロンプトの渡り歩きみたいなことをしないといけないのだね。

Img081271

④ スタートアップ画面が表示されたら人形アイコンをクリックしてコマンドプロンプトを表示して、以下を実行する。

net user "username" password

もちろんusernameは実際に使うユーザー名、passwordも実際に使うパスワード。このコマンドでusernameのパスワードを設定し直すわけだ。実行したらコマンドプロンプト画面を閉じて、ログオン画面で今セットしたパスワードをセットする。なお、このnet userコマンドは現在のパスワードを聞いてくることなしに、新しいパスワードが設定できる。ちょっと(かなり)ヤバいコマンドだ。

じゃじゃーん!でログオンが出来る。

⑤ ログオンができたらutilman.exeを元に戻しておく。元に戻すと人形アイコンをクリックしてもコマンドプロンプトは選択肢には入らなくなる。それ以外にどういう影響があるかは不明。案外もどさなくてもいいのかもね。

copy c:\windows\system32\utilman.exe.bak c:\windows\system32\utilman.exe

⑥ この後、スタートメニュー -> 設定 -> アカウント -> サインインオプション -> PIN でPINを設定する。この時インターネット接続してないとPIN設定が出来なかったけど、そういう物だったっけ???でも、一旦PIN設定するとインターネット接続はとくに関係ない感じでPINが使えるけどね。。。

この後再起動するとログイン画面でPIN入力が求められるようになる。更にPIN入力の下にサインインオプションが現れて、パスワードとPINのどちらを使うか選択ができるようになる。

Img081251_small

めでたし、めでたし。

しかし、、、、こんなことが出来ちゃまずいんじゃないかなぁ、セキュリティ的に、と思ったりもする。この方法に助けられて言うのもなんだけど。。。。

2024年3月 8日 (金)

WIRESとFTM-100の相性

HRI-200を使ったWIRESのノード局をFTM-100で構成した場合の留意点備忘録。

FTM-100のノード局(仮にJA0XYZとする)がWIRESのPC画面の「接続局ID表示」で変な挙動をする。VoIPでルームにWIRES参加している他局(仮にJH0CDEとする)が送信中はJH0CDEがグリーンアイコンで接続局ID表示に表示される。送信が終わればこのグリーンアイコンは消える。しかし、JA0XYZ局が参加している場合、JA0XYZの操作とは無関係にJH0CDE局のグリーンアイコン消滅後に一瞬(1秒未満)JA0XYZ局のグリーンアイコンが表示され消滅する。

VoIPでルームに接続しているJH0CDE局が送信中はJA0XYZ局のFTM-100は設定された周波数で送信状態になっている。つまり、VoIPで送られてきたJH0CDEの音声をJA0XYZはFTM-100で中継しているわけだ。JH0CDEの送信が終わればこのFTM-100は受信状態になる。どうもこの時にスケルチが一瞬開いてしまうような感じだ。

実は類似の減少がEchoLinkとFTM-100との間でも発生していた。詳細はこちらを参照のこと。

FTM-100はDATA SQUELCHを供えている。これはデータ信号送出中のスケルチを制御するものだ。DATA SQUELCH にてTX:ONだとData送出中はスケルチをONにする。TX:OFFだとスケルチ制御をしない。どうやら、TX:ONだとData送出後にスケルチオンからオフになるときに信号が入ってきていないのにスケルチが開いてしまうようだ。

HRI-200はスケルチが開くとPTTをオンにする。入力信号をWIRESに送り出すにはこのスケルチ信号が頼りなので当然なのだけれど、上記不安定状態でもPTTがオンになるようだ。

FTM-100のSETUPメニューから 9. DATA -> 3. DATA SQUELCH -> 2. TX:OFF を設定すると、Data送出時にスケルチ制御をしなくなるので、結果としてこの不安定状態が発生しなくなる。

めでたし、めでたし。

2024年2月20日 (火)

クロール済み – インデックス未登録の件

幾つかあるブログの中で特に「クロール済み - インデックス未登録」の件数が多いブログがある。

なんでだろう??って思って調べてみた。

幾つかのネット情報によると、どうやらインデックスするに値しないと判断されたようだ。

特に気になっているブログの状況はこんな感じになっている。一旦インデックスる登録されたページも未登録にされているようだ。

Bloga1

全体の85パーセント程度が未登録で、そのほとんどが「クロール済み - インデックス未登録」だ。

Bloga2

つまり、クロールしてページは認識したけれどインデックス登録しなかったってことだ。そしてその数は増えている。

一方、ここのブログの状況はこんな感じになっている。

Blogb1

Blogb2

明らかに差がある。ここのブログもインデックス未登録数の絶対数は大きいけれどおよそ全体の25%程度だ。

これら二つのブログの違いは、ブログスタイルの違いと考察した。前者のブログは写真多様で説明文が少ない。写真や動画で伝える事を意図しているので文章も出来るだけ軽量にしている。一方、後者のこのブログは解説や備忘録を目的としているので文章を充実させたいと思いながら書いている。クローラーが文章内容を解釈しているかは不明(特定単語やその出現頻度はみてる?)だけれど、それなりの重量感をもった文章を書けばインデックス登録される可能性が高くなる印象を持った。

以前からGoogle検索でヒットさせたいページは「しっかり書きましょう」ってアドバイスを頂くことが多いが、ブログのスタイルからもその意味がわかる(ような気がする)。

しかしこれはブログのスタイルの問題なので、まっいいか、って事なんだろうと思うけれど、各ブログ項目はさておきブログのメインページには訪れてもらいたいと思いえば、それなりのメリハリのあるブログ構成作りが必要なんだろうなぁって思う。

 

2024年2月19日 (月)

Sharp AQUOSをTP-Link Archer AX23Vでインターネット接続した件

Sharp AQUOSをTP-Link Archer AX23Vでインターネット接続した際、ちょっと手間取ったのでその備忘録。

TP-Link Archer AX23Vを現在使っているルーター(NTTホームゲートウエイ XG-100NE)にケーブル接続して、AQUOS 4KTVJ22-2からTP-Link経由でインターネットアクセスする構成にした。

AQUOSからYouTubeやAmazon Primeがアクセスできることを確認したが、どうもネットアクセスが一部おかしい。NHK地上波デジタルのデータ放送で、レーダー拡大[ネット]をクリックしてもタイムアウトとなり、インターネットに接続してないとのエラーメッセージが出た。

Img07306_small

ひとつ気になっていたことはTP-Linkのルーターを箱から出してそのまま使っていたこと。出荷状態だとルーターモードになっているんだろうなぁって思いながら、とりあえずそのままでインターネットアクセスできるから「ま、いいか」で使っていた。やはりブリッジモード(アクセスポイントモード)にしないといけないんだろうか。

ということで、マニュアルに従ってTetherというスマホアプリをダウンロードした。

起動するとアカウント登録から始まる。有効なメールアドレスをユーザーIDとする。このメールアドレスにアカウント・アクティベーションリンクが送られてくる。

その後ルーター管理者パスワードを設定してから、インターネット接続タイプの選択になる。DefaultでIPV6が選ばれたいた。ホームゲートウエイはIPV6接続なのでそのように設定した。なのでプロバイダー情報は聞いてこない(IPV6はMACアドレスで管理されているからPPPoEで必要となる接続先設定は不要)。設定が一通り終わると、ルーターは再起動される。この再起動でTP-LinkにWifi接続していたデバイスはそれ以外のWifiアクセスポイントに接続しなおしてしまうので、再起動後にスマホもTP-Linkに再接続する必要がある。

この後スマホからTetherに再ログインする。画面下のメニューからツールを選び、動作モードをクリックする。

Screenshot_20240219125439

動作モードでアクセスポイントモードを選ぶ(下の写真はセットが完了した後に開いた画面)。

Screenshot_20240219125450

これでアクセスポイントモード(ブリッジモード)に変更ができた。

で、早速NHK地上波デジタルのデータ放送からレーダー拡大をクリックすると速攻でレーダー画像が出てきた。

やっぱりルーターにカスケードで接続するルーターはブリッジモードじゃないとダメなのね。

2024年2月10日 (土)

ドメイン@niftyのサービス終了とドメイン移管

Niftyからドメイン@niftyサービス終了のメールが2月7日に来た。このブログのドメイン pathpilot.jpが残すところわずか一ヵ月足らずで使用停止になる。

実はこのメールは2回目だった。1回目は12月13日に届いていたが、読み飛ばしていた(自分のミス)。だが、こんな重要な事、メール一発で済ませてしまうのはちょっと厳しいんじゃないかなぁ。

2月7日に届いたメールには以下が書かれている。

  【重要】ドメイン@nifty終了に伴うドメイン移管お手続きのお願い


いつも@nifty(アット・ニフティ)をご利用いただき誠にありがとうございます。
昨年よりご案内しております通り、2005年より提供してまいりました
「ドメイン@nifty」を2024年3月をもって終了することとなりました。

ご利用中のお客様には大変お手数をお掛けしますが、終了日までにお持ちの
ドメイン名を、他社ドメイン管理事業者に移管のお手続きをお願いいたします。
 

ドメイン@niftyサービス終了日:2024年3月
※詳細な日付についてはホームページに掲載いたします。

...中略...

 <重要>
・ドメイン名の移管手続き完了後は、ネームサーバーを必ず変更してください。
 PDNS1.NIFTY.AD.JPなど、ドメイン@niftyで提供していたネームサーバーは切断され
 利用できなくなります。

おいおいどうするんだ、というかどうしたらいいんだ???

ガイドされたWebページを読むと移管先を自分で決めて移管先に移管申請をしろ、ってことだ。移管先を自分で決めろって言われても困っちゃうよね。自分はたまたまムームードメインにドメインを幾つか持っているのでそこで移管手続きが出来るが、ドメイン@niftyでしかドメインを持っていなければ業者探しから始めることになる。これはかなりハードルが高いと思う。

ムームードメインへの引っ越しに先立って、ドメイン@niftyに自分のドメインのAuthCodeを申請しないといけない。この申請はWhois情報公開代行サービスを使っていると却下されるとの事だ。そこでガイドに従ってnifty上で自分のドメインのWhois情報公開代行サービス利用を停止した。ちなみに情報公開代行サービスを使用しないと、自分のプライベート情報が公開されることになる。

Whois

AuthCode申請を7日16時20分に行ったら翌8日9時02分にメールで届いた。しかし、ここに至るには大きな問題があった。それはドメイン登録者番号をドメイン@niftyが公開していないことだ。7日夕方にniftyにメールで自分のドメインの登録者番号の取得方法を問い合わせたが8日中には届いていない。nifty自身はQ&Aで以下を掲載しているのに。。。おたくもドメイン管理事業者でしょうが。。。
(追記:2月14日14時14分に@niftyカスタマサポートデスクから返事が届いた。既に他社にドメイン管理を移しているからそちらに問い合わせるように、との内容だった。自分はムームードメインのサービスを使って登録者番号の取得が出来たが、そうでない移管が制限される。改善を強く望むところ)



汎用JPドメイン名の登録申請を行う際には、「登録者番号」という番号が必要となります。これは REG~で始まるドメインの登録者情報の管理番号です。登録者番号は、ドメインの管理事業者でご確認いただけます。

ドメイン@niftyの移管ガイドは以下が書かれており、移管先としてJPDirectを推奨している。

移管先として、株式会社日本レジストリサービス(JPRS)が運営するJPDirect新しいウインドウが開きますをおすすめしております。

移管のお知らせにあるJPDirectへの移管手順を読む限り、登録者番号の記入は不要のようだ。これって、登録者番号を意図的に隠してJPDirectへ誘導するようにしているのか??って疑念を抱かせる建付けだ。

捨てる神あれば拾う神あり。幸いな事にムームードメインでは登録者番号が検索できる。

汎用JPドメインの移転はコントロールパネルで行うことができます。ログインしてコントロールパネルを開きます。コントロールパネルでログインするためには、事前に【ユーザー登録】しておく必要があります。

1. 【 コントロールパネルメニュー 】 の 【 指定事業者の変更 】 を選択します。

 2. 【 登録者番号 】 を入力し、【 変更後公開連絡窓口番号 】 を選んで 【 指定事業者変更申請 】 ボタンをクリックして下さい

※ 【 登録者番号 】 がわからない場合は、ドメイン名から調べることができます。

3. 【 申請完了画面 】 が表示されます。また、ユーザー登録時のメールアドレスに 『 指定事業者変更申請完了 』 のメールをお送りいたします。

つまり、ムームードメインは何らかの事情で登録者番号を登録者に教えないドメイン管理事業者からの移管を手助けしてくれるわけだ。アカウントがあればドメイン管理メニューの指定事業者の変更コントロールパネルに入れる。そこに登録者番号検索があるのだ。ここでドメイン名を入力すればその登録者番号が得られる。つまり自分のドメイン名のAuthCodeが分かれば、登録者番号はここで調べられるので移管申請が出来るってわけだ。

1_20240208174901

で、早速移管申請をしてみた。ムームードメインから即メールが以下の内容で飛んできた。

変更申請は完了するまでに最大で10日間掛かります。
申請の承認・不承認はメールでお知らせ致します。

変更完了までしばらくお待ちくださいませ。

後は待つばかり、、、、

2月9日15時に指定業者変更完了のメールがムームードメインから届いた。

で、早速確認。

pathpilot.jpはムームードメインの管理下にある。

0

でもネームサーバーが廃止予定のniftyのままなので、これをムームーDNSに変更する。

1_20240209181701

でもムームーDNSが選べない。ムームーDNSでのセットアップが必要のようだ。

2_20240209182201

pathpilot.jpのムームーDNSの処理欄の利用するボタンをクリックする。

3_20240209182301

そうするとDNS利用設定が行われる。

4_20240209202301

ムームーDNSのセットアップ情報変更が以下のように変化する。

5_20240209202301

ここでカスタム設定をクリックする。未設定ボタンをクリックすると以下の表示になる。つまり、サービス情報をセットするのが先だと言ってる。

6_20240209202901

ここで変更をクリックする。設定1はムームードメインの管理下にあるサービス用で、それ以外設定2で設定を行うようだ。

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設定2で行いたい事はwww.pathpilot.jpをpathpilot.cocolog-nifty.comにリダイレクトすること。で、設定2をそのように設定する。詳しい設定方法はドメイン@niftyのココログドメインマッピングにガイドに記載がある。

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ここでのパラメータ設定はムームーのサポート情報の入力例にも書かれている。CNAMEはwwwだけでいいようだ。この記入例ではCNAMEとしてwwwを設定すれば、www.pathpilot.jpが「内容」に入力したpathpilot.cocolog-nifty.comのエイリアスとなると解釈した。

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この操作によって以下のようにカスタム情報が設定された。

まとめると、www.pathpilot.jpはNifty上の自分のブログURLであるpathpilot.cocolog-nifty.comにリダイレクトされるよう、ネーム―サーバーが設定されたわけだ。

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そもそもCNAMEって何なのか。幾つかの参考ページがあるのでそれをまとめると、「内容」に書かれているURLのエイリアスとしてサブドメインを設定する、そのデータ種別がCNAMEのようだ。今はwww.pathpilot.jpをpathpilot.cocolog-nifty.comのエイリアス(同じIPアドレス)に設定したいので上記の設定を行ったわけだ。

 これで設定が終わったのでムームーDNSへの変更準備が整った(と思う)。

9

ここでムームーDNSに変更する。

10

変更する前はniftyのDNSになっている。

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これをムームーDNSに変更する。

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ネームサーバー設定変更をクリック。

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これでOKをクリックする。

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変更が完了。

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ネームサーバーも設定済みになっている。

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無事完了したようだ。

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後は、これでブログにアクセスできることを確認することになる。

暫くして確認したら、ちゃんとアクセスが出来ていた。

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WHOISも変更されている。

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最後の作業はドメイン@niftyで取得したドメインの解除だ。ドメイン管理に入り、設定をクリックする。

41_20240211085601

管理対象のドメイン画面になる。

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右メニューのドメイン設定の解除をクリックするとドメイン解除メニューになる。

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心配なのは赤く囲ったところ。ドメインを解除するとココログドメインマッピングも同時に解除されるとある。そもそもココログドメインマッピングってなんだんだ??

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試しに有効のチェックを外してみる。するとブログトップから各ブログ項目にアクセスができなくなった。しかし、「ページが見つかりません」と言っている画面自体はココログのままなのでココログサーバーの中に依然としているようで、恐らくココログ内部のリンク先が見つからないと言っているようだ。

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ということで、ココログドメインマッピングはココログ内部のDNS登録と解釈した。マッピングが有効になっていないとココログ内部でpathpilot.jpを探してしまう。つまりドメインマッピングが登録されていないとwww.pathpilot.jpをココログ外部リンクに変換できないわけだ。ということは、仮にドメイン解除で現在のココログドメインマッピングが削除されてしまったとしても再設定すればよいだけ(サイドエフェクトなし)と判断した。

では、ドメイン解除に進む。ドメイン管理の解除画面で解除をクリックする。

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不安をあおるダイアログが表示される。はいをクリックする。

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解除が完了した。

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ドメイン@niftyから自分のドメインが消滅した。

50_20240211091601

この後、ココログドメインマッピングを確認したが結局解除はされなかった。データベースの更新で変更が反映されると思うので、即時的に解除されなければ多分ずっと解除されないんだろうと思う。

とりあえず、これでドメイン移管は完了してココログ@niftyとは縁が切れたようだ。

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