今年で24年のCB1300SF、車検にだそうと決めてバイク整備。ブレーキフルードとクラッチフルードの交換。
フロントブレーキリザーブタンクを開けてみる。そんなにすごくは汚れていない。タンクの底にもゴミは溜まっていない。最後の交換から4年。
ブリードバルブに内径5mmのシリコンチューブを繋ぎ、ブレーキレバーを握ってブリードスクリューを緩め、フルードが出てきたらブリードスクリューを締める。この繰り返し。
リアブレーキも。リアブレーキのリザーブタンクの蓋はタンクを外さないと外れない。見た感じ、こっちもあんまり汚れていない。
古いフルードをタンクからある程度抜き取ってから、新しいフルードを継ぎ足し、ブレーキレバーを押し込んで、ブリードスクリューを開けて、フルードが出てきたらブリードスクリューを締める。この繰り返し。
さてさて、クラッチのリザーブタンクを開けてみると、こりゃひどい。随分とゴミが溜まっている。車検を頼んだお店ではブレーキフルードと同時交換してなかったみたい。ちょっと意外な状態。
ゴミを吸い出して、新しいフルードを注ぎ足すことを数回繰り返す。
ブレーキと同じようにブリードスクリューにチューブを差して、クラッチレバーを握ってブリードスクリューを緩め、フルードが出てきたらブリードスクリューを締める。この繰り返し。
という感じでフルード交換終了。
32mmソケットが届いたので、チェーン調整の実施。
まずは届いた32mmソケットをトルクレンチにセットして、リアシャフトネジを緩める。案外簡単に緩んだ。ちゃんと締まっていたのかちょっと不安になったがもう過去の事なので気にしない。
左右とも調整ネジの固定ナットが緩んでた。手で回る。まぁ、シャフトがしっかり止まっていれば問題なんだろうと思うので、これも気にしないことにする。
調整前はチェーンを持ち上げるとチェーンがチェーン上のチェーンガードにぶつかってしまい、弛み量がわからなかった。
弛み量は2.5㎝から3.5㎝が規定値。下端4.8cm、上端2.0㎝くらいに調整した。つまり弛み量2.8cm。
上端値:2.0cm (写真の物差し左側)チェーンガードにもうちょっとで触れる感じの位置。
シャフトの反対側は27mm。こちらはモンキーレンチで固定して、ナット側を規定値113Nmで締め付ける。
チェーン調整後試走したが、やはり全然違う。チェーンがたるんでるとトルクが加わる際にへんなアオリが発生したりして扱いにくかったがチェーン調整後はそのようなアオリがなくなり、後輪にトルクがスムーズに伝わるようになった。
めでたし、めでたし。
CB1300のフロントブレーキパッドの清掃をおこなったのでその記録。
以下の作業をフロントの左右キャリパーに対して行った。あまり考えず素手で作業したけれど、パッドの汚れ(黒い粉上の汚れ)が酷くて手が真っ黒に。おかげで工具もよごれてしまい。。。。手袋必須の作業と認識しました。
パッドピンは予め緩めておく。キャリパーを外してからでは緩めることができないので。
キャリパーを外す前にキャリパーを中吊りにするワイヤーを取り付ける。これによりフルードホースにへんな力が加わらないようにする。
キャリパーを取り外してから、パッドピンを抜く。バッドプレートは随分と汚れてるというか腐食してる。まぁバネとしての機能には問題はないが。
パッドは十分に残っているのでこのまま使用継続。パッドとキャリパーのシリンダー周りはブレーキクリーナーで清掃する。
ビストンツールを最も縮めてピストン間に入れてからブレーキレバーを操作してピストンを押し出す。ビストンツールの最小幅よりもピストン間隙を小さくしてしまうとピストンツールを入れられなくなる。そうなると飛び出したピストンを戻せなくなる(パッドすら入らなくなる)ため、この操作が必須。
飛び出したピストンの周りをブレーキクリーナーで清掃した後、ピストン外周にシリコングリスを塗る(写真撮り忘れ)。
パッド背面にパッドグリスを塗る。このパッドは背面パネルに穴が沢山空いているけれど、グリスは必ずしも要らないのかな???裏がプレーンなパネルの場合、塗らないと軋み音が発生した(但しリアキャリパーでの経験値)。
パッドをセットし、パッドプレートとパッドピンを組み込む。この時、パッドプレートを親指で押し込むとパッドピンが入りやすい。
キャリパーをフロントフォークに仮固定したあと、トルクレンチで31Nmにて締め付ける。
ロックナットを締めておしまい。左側も同じように作業する。
この後試走して、フロントブレーキがちゃんと効くことを確認。
時々CB1300のクーラントが漏れる。先日はウオーターポンプの下の床面が濡れていた。
正直クーラントのリザーブタンクを今まで気にしたことは無かったけれど、漏れているとなると補給が必要。近所のバイク屋さんに行って純正クーラント(原液)を買おうと思ったら、お店では薄めたクーラントを整備に使用しているので原液は置いてないとのこと。で、薄めたクーラントを500ml譲ってもらった(400円)。
リザーブタンクを見てもよく分からないが何となくクーラントが入ってなさそう。
CB1300のクーラント入れ口は何とも入れにくいところにある。クーラント入れ口の真上にエアーフィルターのエアー取り入れ口があってロートを入れられない。
しょうがないのでミニサイズのロートにシリコンチューブを取り付けて、クーラントを入れることにした。
しっかり注入して、作業完了。思ったほどクーラントは減っていなかった。今後もしっかりとチェックしていくことにしよう。
ツーリングから帰ってきてバイクを停めると硫黄臭的な強い異臭発生。匂いの元を調べるとバッテリー周りから発生している感じ。
これはバッテリー過充電でバッテリー内でガスが発生していると予想される。テスターをバッテリー端子に当てて、エンジンを3000rpmまで回してみるとなんと電圧が18.6V。これではバッテリーが茹で上がってしまう。これはレクチファイヤーの故障とみて間違いない。
純正パーツは16,000円程する。これは高い。互換品があるんじゃないかなって事でアマゾンで調べると、ありました。
Tokutoyoのレクチファイヤ―、無料配送で2,600円。これは純正品の1/6以下の価格。だいじょうぶかぁ?と思うが悪い評判がネット上に無い感じなのでこれを購入してみる。
レクチファイヤーは車体右のリヤタイヤの近く、リヤブレーキフルードのリザーブタンクの隣にある。レクチファイヤーを止めているホルダーにはブレーキフルードリザーブタンクからマスターシリンダーにつながるフルードホース保持部品が取り付けてある。なので、この保持部品からフルードホースを外さないことにはレクチファイヤ―自体が自由にならない。
リアブレーキフルードリザーブタンクを取り外し、レクチファイヤ―をフルードホースから解放する。
レクチファイヤは2個のコネクターでハーネスと接続されている。コネクターはタンク下にまとめられているので、そこからレクチファイヤ―のコネクター(左側のコネクター2個)を外す。
Tokutoyoのレクチファイヤ―に交換する。このレクチファイヤ―は取り付けられていた純正品よりもケーブルが長い。このTokutoyo品、SC38との共用パーツで、SC38用のレクチファイヤ―は我がSC40のレクチファイヤ―よりも若干ケーブルが長いらしい。
新しいレクチファイヤ―を車体に取り付け、フルードホースを固定し、リザーブタンクも元に戻す。
準備完了。エンジンをかけて3000rpmまで回してみる。バッテリー端子の電圧は14.13V、でバッチグー。これならバッテリーも穏やかな生活を過ごせる。
このTokutoyoのパーツで暫く様子をみてみる。もしも再び過充電や充電不足などが発生した際には純正をオーダーすることを考えたい。それまではこれでレッツゴー。
セローにPTTスイッチを取り付けた。
悩んだ末にハンドルスイッチ上に縦方向でマジックテープ固定を行った。
マジックテープをクロスで回すことでスイッチは案外しっかり固定された。
ハンドルグリップを握った様子。ウインカースイッチ操作の邪魔にはなっていない。
PTTボタン操作の様子。若干親指を上側に伸ばさないといけないけれど、スイッチが固定されているのでそれ程苦労はしない。
試走してみた。PTTスイッチを押したままハンドル操作は可能。スイッチを押したままで走行してもスイッチ固定が緩むこともなかった。これなら使えそうだ。マジックテープでの固定なので取り外しも楽だし。
唯一の難点はライトのビーム切替が出来なくなること。でも普段からハイビームにすることはないし、そもそも昼間しか走らないから関係ない。
ツーリングでQSOできるようにヘルメット用ヘッドセットを購入した。今日はそれを仮セットしてみる。
購入したヘッドセットはこんな感じになっている。真ん中がスピーカとマイク、右がPPTスイッチ、上がトランシーバーへの接続ケーブル。接続先はYaesu FT3DなのでYaesu用を購入した。
スピーカーをヘルメットの耳部分スペースに挿入する。スピーカー裏が両面テープになっている。とりあえず入れるだけ。
マイクはシールドに両面テープ貼り付け。これも仮固定なので両面テープをちょっとだけはがしてシールドに貼り付ける。このガムテープ、案外本番固定になるかも(というのも他に良い固定方法が思いつかない)。
FT3Dに接続して動作確認してみた。もう一台のリグから音声を送るとそれなりに聞こえる。ヘルメットをかぶって話すともう一台のリグからそれなりに音声が出てくる。
走行中は風圧が発生するのでヘルメットから出たケーブルはどっか(多分からだ)に固定したい。また、PTTスイッチは左側のグリップに取り付ける事になるが、PTTスイッチから出るケーブルをどうやって固定するかも考えないと。。。次は実際に走行しながら試してみたい。
4月の車検時にリアブレーキパッドが残り1㎜と言われた。そこで自分でパッドを交換することにした。
たしかに僅かしか残っていない。それにしてもパッド背面が錆び錆びになっている。というか初めて見た。
パッドピンのロックネジを外す。
パッドピンが見える。
ロックネジ。
キャリパーを外す前にパッドピンを緩めておく。
キャリパー固定ボルトを外してキャリパー取り外し。パッドが見える。
外したボルト。
パッドサポートがえらいことになっている。錆だらけ。
フルードホースに負担がかからないようにキャリパーを釣る。
パッドピンを外す。パッドピンの先端から押しながら回すと抜ける。
取り外したパッド。もやは崩壊状態。よくぞこんなパッドで走っていたものだ。恐ろしい。
キャリパーはそんなに汚れてはいない(と思った)。
ブレーキクリーナーで清掃。
きれいになったような気がする。
ボルトとパッドサポートをエンジンコンディショナーをかけて磨く、というか錆おとし。
買ってあったブレーキパッド。
ピストンをちょっと出してシリコングリスをピストン外周にぬる。
ピストンツールでピストンを押し込む。あんまりピストンを出しているとツールが入らない。自分の場合、ぎりぎり(たまたま)入ったので良かった。
ピストンのパッド接触部分(ピストンのエッジ部分)にブレーキパッドグリスを塗る。
パッドサポート、パッド、パッドピンの順に組み付ける。
キャリパーを元の位置に戻す。
パッドの厚みが頼もしい。
ボルト仮固定。
ボルトは2.3kg・mで、ロックピンは1.8kg・mで締め付け。
割ピンを戻して完成。
ブレーキレバーを踏み込む。最初の一回はベタ踏みになる。これはピストンが十分に押し込まれていて一回踏み込んで送られるフルード量ではディスを挟むところまでいかないから。2回目以降でパッドがディスクを挟むのブレーキ感触が得られる。
試走したけれども特に問題なし。
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